写真とリアル

今年は写真をたくさん撮った。自撮りもいっぱいあるけど人と写っている写真の方がいい顔している。
私はすぐ顔に出るな〜。正直で可愛いねってことにでもしておく?嘘よりはいいでしょう。本当は嘘も必要な場所にいるんだけど。
写真見るたびいちいちそのときの情景とか思い出しちゃうけど、嫌な感情は何一つないと思う。どれもいい写真だ。とくに好きなのは、某バンドマンの方に撮っていただいた写真と、年齢も性別も違う元メンヘラの3人の集まり。メンヘラとか久々に聞いたな。
たくさんの人に優しくしてもらったことを思い出した。初めて話す人も
みんな優しくしてくれた。一度きりの出会いでも一度きりでも無駄にはならないくらいのものをくれた。
人の優しさより効く心の薬はありません。だから、なるだけ人の優しさに触れられるところにいたい。贅沢な願い。
2015年きっと家族以外では最後に会うことになる人があの人で良かったな。2015年もあと1日だね。別に2016年になったからって何かが変わるわけではないんだけれど、一瞬一瞬を無駄に出来ないし、愛おしいなって写真を見ながら思いました。私は今年色んな人の優しさに触れることができたよ。この歳にしてやっとちゃんと笑えるようになった気がしてる。でもそれはここ数年毎年思っているような気もする。

写真とリアル

写真とリアル

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-12-30

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