ひとり

春乃

ひとりぼっちがいやだった

ひとりぼっちがいやだった

ひとりぼっちがいやだった


だからともだちをつくろうとした


でもだめだった うまくいかないの

しゃべらないしわらわないしうごかないの

わたしともだちがほしかった ほしかった


でもだめだった



わたしともだちがほしかった ほしかった
だからいろんなものをまぜてつくろうとした
おさとうとかとかげとかほねとか いしとか うろことか
まつげとか ひょうほんとか おきにいりのえほんとか
ぼーるとか いんくとか ゆうごはんののこりとか


でもうまくいかなかった こなごなになった
なんにもならなかった なにもかわらなかった
ともだちがほしかった


ともだちがほしかった ほしかった
ひとりぼっちがいやだった いやだった

ひとりぼっち ともだち
ともだち ひとりぼっち
ひとりぼっち ひとりぼっち
ひとりぼっち ひとりぼっち ひとりぼっち


ほんとうにひとりぼっち

ひとり

ひとり

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted