獣の乾きを潤すのは誰?

神威目線の話です。



温めてたら、冷めてたんでレンジから出しました。


中身がなんだか生温いな……。

夜兎の本能、夜兎の煩悩

潤わない。



いくら人を殺しても、



俺の喉の乾きは


潤う事をしらない。


違う。


違う。



どれでもない、


どれも俺を満たすことは出来ない。


夜兎の本能?



いいや、違う。



そんな生温いもんじゃない。


本能なんかより、



魂そのものが血を求めている。




同族にしかわからないだろう。



それも、
かなり俺に近い感覚の持ち主だけ。




でも例外が1人。



銀色の髪をしたお侍さん。



『坂田銀時』



俺は確信した。



俺の乾きを潤せるのは、



こいつだけだと。


さぁ、


楽しませてもらうよ。




『ハヤクオレヲウルオシテヨ』


俺に目をつけられたあんたは、




もう逃げられない。

獣の乾きを潤すのは誰?

獣の乾きを潤すのは誰?

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-12-20

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