ありきたりな言葉

ありきたりな言葉

ありきたりな言葉を君へ

今から伝えること
君にどれだけ伝わるのかな
「いつもありがとう」
ありきたりな言葉に
いつもの笑顔が覗きこむ

夜の空に響くふたつの声
「大好きだよ」
泣きながら掴む僕の腕
あの日誓った
僕が君を守るから
「愛してる」より
君を想う言葉が見つからなくて
ただ抱きしめることしか出来なかったよね

ありきたりな言葉で繋ぐ歌
ずっと二人で歩いていこう
うつむき悲しむ日も
心が弾む日も
いつも隣に僕が居る
だから隣に君が居て…

いつも君の傍に居れること
どれだけ幸せか届くかな
「こっちにおいで」
そっと伸ばしたその腕に
いつもの笑顔がここにある

あれから過ぎていく季節の中で
伝えたい言葉が見つかった
あの日誓った
約束を今形に
ずっと一緒にいよう
君じゃなきゃダメなんだって
ずっとずっと
ただ抱きしめることしか出来ないけれど…

ありきたりな言葉で繋ぐ歌
ずっと二人で生きていこう
涙が溢れる日も
喜び弾ける日も
いつも隣に君が居る
だから隣に僕が居る

幾つ年を重ねても
二人の手重ねていよう
繋いでいよう
ありきたりな言葉で
繋ぐ未来

ありきたりな言葉

ありきたりな言葉

  • 自由詩
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-12-18

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