『 稀少部位 』

この時代にタイムワープして一番感動したのは、生の牛と触れ合えた事だ。
ミスジやシャトーブリアンなら放牧しているのを何度か見た事があるけれど、牛は図鑑でしか見た事がなかった。

「本当に人類は恐ろしいな」

足が二本の鶏を眺めながら、自分たちの愚かさを嘆いてみる。

『 稀少部位 』

『 稀少部位 』

極短小説。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-12-08

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