君へ

閲覧ありがとうございます。
大切だった君に送ります。

伝えたい、あの頃のことを。

わたしはあなたに会えてよかったと思っています。

決して「出会わなければよかった」なんて思ったことはありません。

「間違えた」なんて、思ったことはありません。

あの頃のわたしはあなたを自分の力で選んだのです。

自分自身の力であなたを選んだのです。

そこに偽りの感情などありませんでした。

あなた以外。

きっとあなたは、わたし以外の人と共に生き、幸せに暮らしていくでしょう。

きっとわたしも、あなた以外の人と共に生き、幸せに暮らしていくでしょう。

けれどわたし達はお互いにお互いを想いながら日々を過ごしていくのでしょうか。


ふと思い出し、いま何をしているのだろう。

元気でいるのだろうか。

そう、空を見上げるのでしょうか。


もう永遠に逢えないあなた。

あなたを超える人は、きっといない。

君へ

閲覧ありがとうございました。
前に「どうして好き同士付き合ってラブラブなのに別れてしまうんだろう」と疑問に思った事がありました。
価値観の違い、相性が合わない、他に好きな人ができた、色々理由はあると思います。
この世界がたったひとりしか愛せない世界になったら、なんて妄想したこともありました(笑)
その時に「別れた後は、その人のことを思い出すのだろうか」と疑問に思い、勢いで書きました(:3 」∠)
私にこんな時が来たら、きっと泣くのでしょうね、わかりませんが笑

君へ

「わたしはあなたに会えてよかったと思っています」

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-12-05

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  1. 伝えたい、あの頃のことを。
  2. あなた以外。