今もまだ

今もまだ

「あなた」と聞いただけで連想する相手はきっといるでしょう。
皆様の愛すべき「あなた」に送ります。短編です。

夢をみた。

懐かしき、わたしの夢を。

あの頃の私は、たったひとつの恋に四苦八苦し、全てを投げ出して泣いていた。

苦しくて辛くてただただ泣いていた。

「いかないで」「ひとりにしないで」

声も虚しく、後ろ姿しか見えない愛しいその人を、揺れる視界の中、ただただずっと、
見つめていた。

声が枯れるほど好きだと言いたかった。

声が枯れるほど愛してると言いたかった。

抱きしめたかった、ただただ、ずっと。


今日もまた夢をみる。

懐かしき、あなたの夢を。

今もまだ

ご閲覧ありがとうございました!
実際に私も大恋愛、とまでは言えませんが、したことはあります。
その時の気持ちを懐かしみながら書きました。
幸せな恋がしたいーーーーーーーー(笑)

今もまだ

「夢をみた。懐かしき、わたしの夢を」

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-11-29

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