『 雀と米と僕 』
。
「君と共に戦えた日々を誇りに思うよ。君に会えて良かった」
時限式拘束装置で身動きの取れない僕。
あああ、油断した。
「日本の米はとても美味しかったぞ」
雀頭の紳士は笑う。
格好良いのに最高に間抜け。
遠くの空一面に広がったザルを見上げ、彼は一人で、僕を置いて。
『 雀と米と僕 』
「君と共に戦えた日々を誇りに思うよ。君に会えて良かった」
時限式拘束装置で身動きの取れない僕。
あああ、油断した。
「日本の米はとても美味しかったぞ」
雀頭の紳士は笑う。
格好良いのに最高に間抜け。
遠くの空一面に広がったザルを見上げ、彼は一人で、僕を置いて。
『 雀と米と僕 』