回り道

林檎糖

付き合いたての男女のお話です…

回り道

私と奏君が付き合ってまだ、10日

奏君は男らしくてたくましい
私は普通の女の子


奏君は
女の子らしくて守りたい、って言ってた
その時は顔から火が出るほど恥ずかしくてホワホワした変な気持ちになった。


「吉乃っ!」



「か、奏君」


私と奏君は帰宅部。
だから一緒に帰れて嬉しい。
校門の前で私がいつも待っていてそこに奏君が走って来てくれる。


「ふぅ、…」


「ふふっ…」

二人で見つめ合う


「帰ろっか」


「おう」

笑いあう


いっつも私が左側で
奏君が右側、とっても優しい
胸がジワジワ暖かくなる。


奏君は日々あったことを面白おかしく話してくれる
それを笑顔で聞いてる
とっても面白い。
聞いてて飽きない


「でさー、秋元が…」


「ふふっうそー」



でも、幸せなひと時は終わりを迎える


「お、オレん家こっち…」


「そっそうだよね」



仕方ない、けどもっと一緒に居たい
暖かかった胸にポッカリと穴が空いたみたい


「回り道…するか?」



「えっ…いいの?」


奏君はちょっと照れてて頭をがしがし掻いてた


「回り道って言うより…寄り道」

この誘いを断るなんてダメだ、そう思った


「寄り道…する」



寄り道なんて初めてだった
鼓動が速くなる



「行くぞ」


「う、…うんっ」

見上げると奏君は笑顔で太陽みたいだった

私もつられて笑う




(君とした回り道…二人の秘密)


~END~

回り道

閲覧有難うございます( *´艸`)
これからも頑張りますんでどうか宜しくお願いします('ω')ノ

回り道

ちょっとしたことでも幸せに思える…

  • 小説
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  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-11-23

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