生きる

生きることをテーマにして何かを書きたいと思い、考えました。

僕は寂しさにたいして耐性がない。
ふと思い浮かんだ発見ような、絶望のようなもの。
あの子達ならきっと友達に打ち明けるだろう。
きっと音楽を聞いたりするだろう。
でも僕は布団にくるまって、目をつぶるだけ。
何もできず消えるのを待つだけ。


寂しさってどこから生まれるのだろう。
僕の中?
でも人の体の中には何もないよ。
じゃあ、君の中?
でも君のことで僕は苦しまないよ。
なら、僕と君の間?
そうなんだろうか。


じゃあ、僕にはどうしていいかわからない。
だって、人と関わってこなかったから
寂しいって感じたときどう話していいかわからない。
いろいろ経験していないから乗り越え方がわからない。
一人でレストランでご飯を食べることは平気なのに。
誰かに孤独だって思われても平気なのに。


どうして寂しいって感じるんだろう。
誰かがいないから?
でも一人でも平気だし
誰にも必要とされないから?
悲しいけど、なんだか違う。
じゃあ、大事な人がいないから?
あっ、そうかもしれない。


大事な人がそばにいないから寂しいのか。
当たり前のようだけど、深く考えたことはなかった。
寂しくてもこの世界で生きていかないといけないから。
辛いことの多い日々だと希望も見えなくなるから。
一歩踏み出して、自分に勝てる自分になろう。
もう前に進めているんだから。

生きる

生きる

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-04-19

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