『 浅はかな願い 』

沢山の女の子達に追われ逃げ回る僕。
身を潜めた公園で、夥しい数の羽虫の塊が宙に浮いているのを見た。

「ああ、お前も」

近付いてみるとそれは蜘蛛の巣で、巣の主は巨大な獲物達に押し潰され苦しそうにもがいていた。

あの神様は、この道を通ったに違いない。

『 浅はかな願い 』

『 浅はかな願い 』

極短小説。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-11-09

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