スナックス

スナックス

私はセックスが好きじゃない。
男がリードして、彼の気持ちいい様に動かされて、
激しく突かれてる時なんて、私はそんなに感じないからだ。
「ね、しよっか」
そんなムードのない始まり方も、私には不満だった。
だけど、アルジュンは違った。彼は単調なセックスはしなかった。
元彼と別れて、アルジュンにであった。
彼は背の高い色の黒い男だった。
「いい体だな」
女なら誰でも彼を見てそう思うだろう。
私たちは付き合ってすぐに同棲を始めた。

私は家のリビングでテレビを見ていた。
アルジュンがスナックを持ってきた
「たべる?」
「うん、ありがと」
アルジュンは隣にちょこんと腰かけた。
私の膝にスナックを載せ、わざわざ手を伸ばしてきて取り、ポリポリかじる。
そのうち、彼はテレビに飽きてきた。
アルジュンはわざとにスナックを私にぶちまけた。
「うっわ、最悪」
片付けようとする私をアルジュンは止めた。
「いーからいーから」
彼は落ちたスナックを一つ一つ探し出し、つまんで食べ続けた。
私の膝や、お尻の横に、足首の上、股の間
あらゆるところにスナックが入っていた。
触られる指先にスナックの油がついていていちいちゾワっとした。
「何この遊び…」
不満げな私を見てアルジュンは楽しんだ。
「あれ、カスついてるよね」
そういって彼は私の太ももをなめはじめた。
「犬じゃない」
ゾワワワワ・・・
全身の毛が逆立った。
私はこの手のアルジュンの遊びはちょっと苦手かもしれない

スナックス

スナックス

苦手な方、ごめんなさい。 こういうのも書いてみたかったので

  • 小説
  • 掌編
  • 成人向け
  • 強い性的表現
更新日
登録日
2015-11-09

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