Question

ホラー風味です。

それは、夢の中のお話。

  「ピンポーン」
・・・・。気がつくと私は木造建築物にいた。ドアまで近づいてのぞき穴から訪問者の顔を覗いたのだ。
あ、嗚呼、
「駄目だ。この部屋に入れては駄目。」
鍵を何十にもかけて私はドアの前へ座り込んだ。
来ないで、来ないで、お願い。と祈りながら・・・・。
そいつらの顔は血まみれの麻袋で覆われていた。
目の部分は窪んで真っ暗穴なのだ。
ヒソヒソヒソ、ヒソヒソヒソ、ヒソヒソヒソ、
外で奴らが話している。そして私の頭にある説明が流れ込んできた。
「コレカラモンダイヲテイジスルヨ」
「サンタクダヨ」
「イチバン、トコタエテマチガエタラ・・・。」
ら?
「アナタノメガナクナリマス」
「ニバン、トコタエテマチガエタラ・・・。」
ら?
「アナタノオカオガナクナリマス」
「サンバン、トコタエテマチガエタラ・・・。」
ら?
「アナタハカオガ、チダラケニナッテ、オナクナリニナリマス」


以上で説明は終わりです。



気がつくと私は同い年くらいの人が30人位集まっている部屋に29人と等しく椅子と机にすわって目の前におかれていた答案用紙と解答用紙に目を向けた。




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続きます。

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  • 小説
  • 掌編
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-11-02

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