『 時計 』

腕時計の文字盤が開いていた。
そんな機能はない筈なのに。

「……」

文字盤の裏に無数のひっかき傷。
時計の針は、狂うことなく動いている。

『 時計 』

『 時計 』

極短小説。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-11-01

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