虚存
光と闇の境目の
夕暮れの僅かな明るさに一人包まれて
ふとラヴソングが聴きたくなって
悲しくもないのに溢れる涙は
揺れる電車に少し寂しそうに映った
沈み行く夜の街に浮かぶネオンは
空虚な心さえ照らし出して
其処に何も無いことを証明して居る
生き堕ちた此処には
唯身体だけが残って居たんだ
虚存
光と闇の境目の
夕暮れの僅かな明るさに一人包まれて
ふとラヴソングが聴きたくなって
悲しくもないのに溢れる涙は
揺れる電車に少し寂しそうに映った
沈み行く夜の街に浮かぶネオンは
空虚な心さえ照らし出して
其処に何も無いことを証明して居る
生き堕ちた此処には
唯身体だけが残って居たんだ
虚存