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だって、まだ何も知らないんだ
恋の仕方も愛され方も
井戸よりも狭い場所で
あの青空を見上げている
あいしてあいされて
さよならを覚えて
夢物語でいまを生きる
僕よ 僕の手をとれ
このまま沈んでいくには
あまりにも僕は無知だった
それでも確かに朽ちていく
僕の中にサメがいる
君の名前を知りたい
いつか僕のことを呼ぶ君の名前を
さよならってなんだ
どうしていつも未来は
僕を置いて行くのだろう
まだ何も知らない
知らないのに
僕はおとなで
生きなきゃダメなんて
せめて、君の名前がしりたい
頭文字だけで構わないから
君を運命にするために
151012
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