~時の中の恋~

恋は何も語らず
ただ時の中へと
流れていく。


それは
流れ星のように
刹那の流れで
時のように
進んでいく。


そして…


過去は重く
切ない記憶と
幼い自分が
そこに居た。


現実は辛く
時の流れに
人は行き交い
ひたすら道を進む。


未来は遠く
果てしなく
旅の終焉を
ひたすら求める。


人の運命
時に身を任せ
臆する自分に
時の刃は鳴る。


恋の始まりと
恋の終わりに…。


更なる時の流れに
運命が導かれる。


そして
人はふたたび…


新たに
時の中を
旅立つのである―。

~時の中の恋~

~時の中の恋~

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-04-11

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