お願い!神様!

パワースポットが大好きな私。
とある神社にお願いすると願いが叶っていくから不思議!
こんな運のいい事、今までなかったから、毎年、お願いしてる。
今年は何をお願いしようかな?

とある神社にお願いすると必ず願いが叶うご利益がある私の物語

いつも旅行で大阪に行くんだけど、パワースポットが大好きなものでとある神社に初めて行くことにしたの!
観光っていう感じのノリで…
で、実際に行ったらすごく大きくて神聖な感じ。
ここが有名な丸丸神社か~と
はしゃいだ私だった。
すぐに参拝し、おみくじを引いた。
末吉だ~(;´・ω・)
木に結ってとりあえずお守りや水晶のブレスレットを買った。
お願いごと?
その時は会社の昇進をお祈りしたんだ!
旅行から帰って、さっそくブレスレットを肌身離さず、付けた。
会社で少しは偉かった?けど、もう少し上に行きたい。
そんな訳で、丸丸神社にお願いしてきたの。
どうかライン長になれますようにと…
私の願いが効いたのは1年以内のことであった。
所長から呼び出され
「ライン長に推薦する」
えーって感じ。
お願いが効いたし。
この時は、ありがたく感謝してお礼を神様に祈った。
そうこうして、私のライン長生活が始まった!
ライン長になった私は、とりあえずかねてから推薦してくれた上司に
お礼を伝えに行った。
「やっとなれました。いつも私のことを気にかけてくれてありがとうございます。
きっと、そのおかげです」
私の上司の鏡さんが色々と上に報告しているお蔭で今の私が居ると言っても過言ではない。
「よかったね。これからは、嫌なことも言うかもしれないけど、頑張って!」
もう、嬉しくて浮かれていた一日となった。

欲張る

ライン長になってから色々な事に抜擢された。
仕事に遣り甲斐も出て毎日、忙しい日々を過ごした。
年は明けて、恒例の旅行の季節がやってきた。
今の役職より上に着くのが夢な訳でまた、あの丸丸神社に行ってみたくなった。
旅行の1日目にしっかり行くことにした。
お願いごとが叶ったお礼も報告し、
次の願い事を唱えた。
どうか今より上の役職に着かせてください
この願いは、さすがに自分でもまだ早いと思っていたが
とりあえず、お願いした。
旅行から戻り、また普通の生活をしていた。
1ヶ月ほどしたある日、鏡さんから呼ばれた。
「今、所長と話してたんだけど、
来年には次の役職だなって言ってたよ」
えーっ、まさかと思った。
「なんで、そんな話になったんですか?」
鏡さんはニコニコしながら続けた。
「ちょうど、僕らのとこに来て仕事の話をして行ったのを所長が聞いていて
来年には次の役職だなって言ったわけ」
もう、私は丸丸神社のお蔭としか思えなかった。

お願い!神様!

自分の人生がついてくると、もう何が夢なんだか分からなくなる。
毎日、高い目標を持ち続けてとうとう凄い地位にもなれてしまった。
あとは何になるのを夢見る?

お願い!神様!

人生、やっぱり出世が一番。 と思って生きてきた。 とある神社のおかげでどんどん夢を叶えるストーリー。

  • 小説
  • 掌編
  • 成人向け
更新日
登録日
2015-09-20

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