オタク女子とエロス男子
どこか懐かしい匂いがした。
どこか、ずっと昔に嗅いだような…生まれてくる前から嗅いでいたようなこんな…こんな懐かしい匂い。
お母さんではない、お父さんでもない。家族の誰でもない匂い。
ねぇ?
あなたはどこにいるの?
私はあなたを探して10年間。
私はまだあなたの面影を探しています____。
《___で_____です。__________________の、ように。》
《これで、校長のお言葉を終わりにします。これで入学式を終わりにします。寮に住む人は寮部屋へ____》
やっと入学式が終わったァ。
私は「小泉 真子(こいずみ まこ)」
今日から高校生へとなる健全な女の子だ。
私は靴を履き、外へ出て、これから自分が住む寮に行こうとしている。
ここは「未来学院」地方一番の超有名学校だ。
私はたった今、この学校に入ったのだ。
「ここかぁ…」
寮の目の前へと立った。私は深呼吸をゆっくりして、寮の中へと入った。
階段を上がり、自分の住む405号室へと歩いた。
後階段は7段__4段___1段___
少し遊びながら、ウキウキしながら階段を上がり、部屋の前へたどり着いた。
「はぁはぁ…」
少し息が荒くなっている。
私は手を胸にそえて、ゆっくりと深呼吸をした。
この扉が私の運命を変える扉!!
さぁ!開けろ、私!!開けるんだ、私!!
さぁ!!レッツオーぷぅぅぅぅぅン!!!!
[ガチャ]
《好きです…》
[バタン]
え?
え?え??えぇ!?
なんだ??
何だ今の告白は!!
しかも今の機械音はなんなんだ!!
あ…そうか…そうかぁ!!きっと私が部屋を間違っているんだァ!!
部屋の番号は____
[405号室]
「…」
合ってるし…。
号室…合っちゃってるし…。
そ…そうかぁ!!きっと誰かがこの部屋の人に告白をしているんだァ!!
そうだ!!そうなんだァ!!そうに違いない!!
そうと思いたい!!
私はもう一度ドアを開いた。
[シーーーーーーン]
「え?」
私はそのまま部屋の中へはいり、ドアをしめた。
あ…アレ?
部屋の中の中には誰もいなかった。
私はそのまま中へ進んだ。
「だ…誰かいますかぁ…?」
私は一様のため、言葉を発した。
「…んくぅ…誰ぇ…誰かいるのぉ…?」
「え…?」
今、ベッドの方から男の人の声が聞こえた。
私はベッドの方に振り向いた。
「…同室のの子…?」
目の前に写ったものは…
ベッドから起き上がって、眠そうに目をこすりながら大あくびをした男の子だった。
髪の色は金髪で、目の色は綺麗な水色で肌がとても綺麗な、カッコイイ…今で言う「イケメン」の
男の子が写ったのだ___________。
オタク女子とエロス男子
はいー。
終わりました。
終わりましたよ、第一回目の投稿。
はっきり言ってドキドキしていますww
まぁ、こんな感じで毎回書いていきますのでよろしくお願いしまーすww