雨だれ・弟

雨だれ・弟

前後しますが 父親がまだ元気な時に 弟が(まま母の息子)私の住所を
さがして会いに来ました。
夏の涼しい日でした。ビックリ!! 想像もしていなかったので対応に困りました。
まだ、弟は21歳前後くらいだったでしょうか 自分にはお姉さんがいる
と分かった時にいろいろ調べてきたみたいでした。
親には話していないそうです。
話をしたら会うのを反対されたことでしょう。それから私の事 親子の事情の事
を話しました。その後も数回弟は遊びに来ました。なっっこい子です。
その時私は 生みの母親の事を知りたいと思い弟に調べる事をお願いしました。
田舎に行かないと戸籍謄本が取れないため 弟にお願いしました。
私は、生まれてから 一度も母親の写真を見たことがありません。
主人はなにかがあって子供を手放したと思うけれど
一度は会っておいたほうがいいよ と言ってくれたので決心しました。
私にしたらもう会ったところで と言う気持ちはありましたが・・・・
私は普通の家庭に育った子供でもなく とても中途半端な立場です。
親の気持ちも想像でしかないのです。
弟は仕事のあいまに役所に行ってくれました。母親の住所がわかりました。
さて  と その後はどうしたらいいか です。

雨だれ・弟

雨だれ・弟

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-09-01

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted