八月三十二日へ

いつからだろう



ここに居座っているのは



なぜだろう



変われないのは



みんな違う場所へゆく



僕は止まっている



僕はずっとここにいる



ここには他の誰もいない



僕だけ



自分の好きなことができる



思い通りにできる



なのに



さみしいな



真っ黒い目で確かめる



あぁ 僕はまた



ここにいるんだな



夏はまだ 続くみたいです

八月三十二日へ

八月三十二日へ

変われるのかな。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-08-29

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