おもてなし館

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高畑、田中コンビによる、新しい商売……
され、うまく商売ができるのか?

いよいよ開店

 うだるような暑い日が続いている。
サラリーマンやOL達は、汗だくになりながら、満員電車に揺られて毎日会社に通っている。
特に営業を仕事としている者にとっては、かなり厳しい季節である。
 高畑と田中は、「大人の秘密基地」で儲けたお金を資金として、住宅街にあるビルの、2フロアーを買い入れ、一室を事務所とし、
事務所横の80平米は、オープンラウンジのように、応接セットを置き会員であれば自由に使える空間を作り、ほかのスペースは全てホテル風の部屋とし、25室作っていた。
「結婚しても、これと言って生活が変わるわけじゃないな」と高畑が言い出す。
「そうだな、前の店でかなりの額を儲けたので、それなりのオーナーズマンションにそれぞれの家庭が入り、嫁さんとなる二人はほとんど遊んでいるが、たまに「大人の秘密基地」へ行き、それなりに楽しんでいるよな」
「夫婦で同じ商売はしたくないよな」
「その通り。向こうも同じ考えではないかな?」
「2フロアーの内装も終わったので、前の店の常連さんにも声を掛けて、若くて定職がなくそれなりのイケメン6名は確保したけど、25室全部埋まる事はないと思うけど、俺たち入れて、8名でスタートしようか」
「この辺は閑静な住宅街なので、ヒマを持て余している主婦をターゲットにして、昼間に遊んでもらう場所だよな」
「公園でた井戸端会議している主婦や大手スーパーに買い物に来ている女性にチラシを配っていこうか。
前と同じように。来月からの開店でどうだ?時間は、主婦が対象なので、午前10時~午後5時でどうだ?」
「来月となると、後20日くらいしかないけど、集まるか?やってみないと分からないよな。それと時間だが、午後8時~11時も追加したらどうだろ?仕事している主婦もいているだろうし」
「そうしよう。では手分けして、チラシ配りに行こう。家のポストはダメだぞ。子供や旦那の目に入るかも知れないからな」
「その辺は分かっているよ。では出発しますか」
高畑は、公園へ向かい。田中は大手スーパーへ向かって、それぞれ主婦でなくても、学生以外に配り捲った。
 数日経って、一本の電話が入った。
「少しお尋ねしたくて……」女性である。
「はい、どのような事でしょうか?何なりとお聞きください」客かも知れない。
「チラシを見たのですが、どのような事をされているのでしょうか?」
「お客様のご要望は何なりと、と申しましても便利屋ではございませんので、ご自宅のお困り事ではなく、お客様の憩いの場所を提供させて頂いております」
「はい、それはチラシに買いてありますので、その憩いの場とは、具体的にどういう事なのでしょうか?」
「お客様が、リラックスして自由な時間を過ごして頂けるサービスです。チラシには明記しておりませんが、御不満をお持ちでしたら、そのご不満を解消できるよう努めさせて頂きます」
「実はですね、結婚しているのですが、主人が海外に長期出張しておりまして、あの~うまく言えませんが、モヤモヤしたものも解消して頂けるのでしょうか?」
「はい。仰る通り、奥様のモヤモヤも率先して解消させて頂きます」
「では、その~~性的欲求不満も解消してくれると言う事でしょうか?」
「その通りでございます。あくまで、お店での自由恋愛という形で、お好みの男性と恋愛疑似体験をしてもらいます」
「開店は来月からでしたよね」
「はい、しかしせっかくお電話頂きましたので、初回は入会金3万円とプレイ代2万円となっておりますが、ご入会金のみで開店前にお試しして頂けますが」
「そうなんですか?では、早速お願いしてもよろしいでしょうか?」
「はい、かしこまりました。ただ、スタッフがいておりませんので、お好みの男性は2名の内の一人となる事をご了承ください」
「ありがとうございます。来週の月曜日で、14時からお願いできますでしょうか?」
「来週月曜日の14時でございますね。承知いたしました。ご来店をお待ちしております。来て頂いた時に詳しく説明いたしますが、個人情報は、決して他言致しませんのでご安心ください」
「よろしくお願いします」
「こちらこそ、お問い合わせありがとうございます」
 早々のお客様である。「数名開店前に来てくれればありがたいな~」と、高畑。口コミの効果は前の店で、実証済であったからである。
「俺、またチラシ配り行ってくるわ。今日は駅前まで、足を延ばそうと思っている」と、田中が言うので、高畑も住宅街をブラつきながら、会う人にチラシを配る事とした。
 結局、開店までに来られるお客は、電話があったその人だけであった。そして月曜日を迎える事となった。
一人の女性が事務所までやって来た。普通の花柄のワンピースを着て、暑いからか、大振りの帽子を持っていた。名前は一応聞く事となっていたので伺った。
「加藤道子と申します」
「承知しました「と、カタカナで名前の入った会員カードを作成して渡した。
「申し訳ございませんが、入会金3万円だけ頂けないでしょうか?」加藤は、黙って支払った。
「開店前なので、この2名しかいませんが、どちらを選ばれますか?」の問いかけに、
「こちらの方を……」と高畑を指名してきた。
「私は、高畑と申します。よろしくお願い致します。まずラウンジで飲み物でも飲みながらお話ししましょうか?お時間は大丈夫ですか?」
「ええ、家はすぐそこで5時半までに帰れば大丈夫です」
「でしたら、お時間はございますね。こちらへどうぞ」ラウンジに誘い、飲み物を聞くと紅茶と言うので、アイスティーを入れ出した。
「今日も暑いですね。年々暑くなっているような気がします。ところで今日はどういったご要望にお応えすればよろしいでしょうか?」
「電話でも申しました通り、主人が海外出張なので半年以上一人で暮らしています。結婚しましたので、街に出て適当な男性と一夜限りのお付き合いは、怖くてできませんでした。
しかし、体の火照りは日に日に増して、自分で慰めていましたが、我慢の限界を超えていた時にこのチラシをもらいました」
「あ~、もうそれ以上おっしゃらなくても結構ですよ。承知しました。私の事は、この会社の登記等見て頂ければ、決して怪しい者ではありませんので、安心してください。
また、奥様がここに来られた事は一切外部に漏らさないように致します。一夜限りと言わずに、会員になられましたら、何度でもご利用ください。
また、開店後は選べる男性も増えますので、お好みの者を選んで遊んでいってください」
「今日は、指名したあなたが私の相手をして頂けるのですね」
「奥様のご指名ですので、誠心誠意努めさせて頂きます」年齢にして30歳前くらいであろうか?結婚しながら、夫婦生活ができない事は苦痛であったであろうと想像していた。
話も聞け、彼女も少しリラックスしてきたので、部屋に案内する事にした。
「どうぞこちらへ」と同じフロアーにある「特別室」へ案内した。
ドアを開けると、「すごい部屋ですね。一流ホテルのスイートルームって感じです」
「まぁ、見た目はそうですが、ホテルのようなサービスはございません。ご了承ください」
「泊まりませんけど、シティホテルなら宿泊だけで、入会金では済みませんよね」
「そう言って頂けるとありがたいです。お風呂に入られますか?
個人的趣味を言わせて頂きますと、その洗い流されるより、そのままの体臭が好みなのですが、奥様が宜しければそのまま、ご奉仕させて頂きたいのですが」
「え?このままですか?いっぱい汗かいていますよ。私は構いませんが、反対によろしいのでしょうか?」
「ええ、私の望みですので。では、始めさせて頂きますが、これからは敬語を使いません。またお名前を下の名前で呼んでもよろしいですか?」
「はい、構いません。そちらの方がリアルです」
「ありがとうございます。まずソファーにでも座っていてください」
「はい」と、言って素直にソファーに座った。
 高畑は、おもむろに彼女の背後に周り、後ろから抱きしめた。「え?あ~」少し驚いたようであったが、行為が始まっている事を察したようであった。
耳に口づけをして「好きだよ、道子」と囁く。くすぐったそうに、首を引っ込めようとしたのを、阻止するかのように、首筋に舌を這わせていく。
「ああ~、そこ感じるんです」無言で鎖骨にも舌を這わせながら、髪の毛を優しく撫でる。そして、前に周り、膝をついて口づけをした。
チュパチュパと音を知って立てながら。音も効果がある。彼女も積極的であった。
向こうから舌を挿入してきたので、それに応えるように絡めていく「うう~、あふ~」かなり我慢していたのであろう、もう感じ始めている。甘ったるい口臭が、高畑の口全体を覆う。
彼女の汗が引いているのを確認し初めは、クーラーを最大まで稼働させていたのを、リモコンで弱めた。
そして、後ろにあるワンピースのジッパーを下していく。その動きに彼女は立ち上がり合わせてくれて、脱がせ易くしてくれた。
ストンとワンピースは下に落ち、現れたのは、黄色の縁に刺繍が施された、ブラとバンティーだけとなった。その生地がすごく薄い。
胸の乳首も見えているし、下肢の絨毛も透けて見えている。絨毛はそんなに多くなさそうであった。下着姿なのに、彼女は胸を隠そうとしている。
「素晴らしいスタイスですね。この体型を維持するのも大変じゃないですか?」
「そんな事ございません。何もしておりません」立ったまま、ブラを外すと、豊満な乳房がプルンと飛び出してきた。
乳輪も淡いピンクで小さめで、乳首もポツンと小指の先くらいで、既に立っていた。彼女を抱き寄せ、乳首を下から持ち上げるように、優しく揉み乳首に吸い付く。
「あ~~、いいです。気持ちいいです」顔を仰け反らせて、喘いでいる。
乳首を舌で転がしているだけで、「はぁ、はぁ、はぁ」とかなり喘ぎ声が大きくなってきて、その行為に夢中となっているようであった。
そして、彼女を抱き上げ、ベッドへと運んだ。そっと下したつもりであったが、「キャッ!」と悲鳴をあげた。少しバウンドした。
仰向けに寝かせても、まだ若いせいか?乳房は、元の形を留め、潰れていない。高畑も着ている物を脱ぎ去り、トランクス1枚の姿となって、横に寝た。
堪らないくらい、我慢していたであろうから、前戯は少し省略して、すけているパンティに手を掛け、脱がせていく。
すでにかなり濡れていたのであろうか?脱がせたパンティのクロティの当たりに、愛液の糸を引いていた。股を広げると、案の定愛液が溢れていて、お尻の方まで流れていた。
「恥ずかしいです」と、手で前を隠そうとする。「今まで我慢していた事を解消するからね」と言い、彼女の腰を持ち上げ、お尻を上にする。「うう~~、何をするのですか?」
黙ってひんやりしたツルツルのお尻を少し広げると、そこには上品な濃いピンク色の蕾があった。
フ~っと息を吹きかけると、そこはヒクヒクと蠢き「きゃ~」と驚いた声を出した。構わず、舌を出しそこを丁寧に舐める「そこは、汚いから止めて」無視をして、舌を差し入れる。
微かな排泄物の匂いがする。その匂いが高畑をさらに興奮させていた。
「ああ~、変な気持ちです」更に舌を差し入れ、中で舌を蠢かす。
「いい~、何?初めて~、感じています」唾液をたっぷり流し、クチュクチュと蕾を広げ、中をタップリと舐める。
「ああ~、そこだけでイキそうになる~」
苦しい体勢なので、元に戻すと「はぁ、はぁ」と肩で息をしている。今度は、薄い絨毛の下にある陰唇に舌をあてがい、舌で陰唇を広げる。
もう中はジュクジュクに愛液でまみれていた。トロリとした液を舐め取る。
「久しぶりです~、そこを舐められるの。すごく気持ちがいいです」
「もうすっかり、感じて濡れているよ」
「イヤ、言わないで」更に、小陰唇を広げると、そこはサーモンピンクの襞が複雑に入り組んでいた。
襞の間は白い愛液で満たされている。その液も舐め取るように救い、呑み込んだ。少し甘い香りに変わってきている。
目の前に、米粒大のクリトリスがすっかり充血して、プックリ膨らんでいた。そのクリトリスを優しく舐めまわして行く
「いい~、ダメ~、あなたのが欲しい~」
「舐めてくれる?」「はい、いっぱい舐めさせて」体勢を入れ替えて、シックスナインの形を取る。
高畑のペニスは、やや大き目で、雁の部分が張り出している。そして胴には血管が浮き出ている。
彼女はそれを握り、先から迸っている先走り液をペロペロと舐めている。
「美味しい!この味、久しぶりです」
「うう~」なかなかの舌使いである。
高畑は、しばらくはクリトリスを舐めていたが、再度、肛門を舐め始めた。
「ああ~、感じる~、大きい」と言い、口を一杯に広げてペニスを咥えてきた。
そして根元まで呑み込んだ。彼女の目に涙のようなものが見える。
咥えて苦しいのか?久しぶりで嬉しいのか?どっちかであろう。しかしあんな大きな物を根本まで咥え込んでいるのは、喉にまで達しているとしか考えられなかった。
頭の先まで痺れるような快感に襲われながら、高畑は、肛門にタップリ唾液を垂らし、中指を挿入した。
「あっ、ああ~~」ズブズブと入っていく。そして、親指を膣内に挿入した。
「あう~、本当にダメ~、我慢できない~」と、咥えた物を掃出し、喘ぎ声は悲鳴に近いものとなっていた。
「ここからが、本番なんだけど、今日はこれくらいにして、本物を入れてあげよう」と体勢を戻し耳元で囁く。
「早く~、入れて~、この大きな物を」彼女の股を広げ立膝とし、その間に入って、ペニスを手に持ち愛液の滴る陰唇にあてがい、腰を沈めていった。グチュグチュと入っていく。
「ああ~、来てくれた~、私の中がいっぱいになっている~、お、奥まで届いている~」送出を始めた。
「あん、あん、あん」と動きと同調して喘ぎ、更にストロークのピッチを上げていくと、直ぐに「イク~イクわ~ああ~~」と、
断末魔のような声を上げて、ガクガクガクとからだ全体を痙攣させて、あとは「はぁはぁ」と荒い息をしていた。
ペニスはまだ中に入ったままであり、高畑は絶頂を迎えていない。
再度動き始めると「もう、もう堪忍、十分…」
言う間もなく、高畑は動き続けフルピッチで責めたてた。
「ぎゃ~~、うぉ~」と叫んで静かになった時、高畑は絶頂を迎え「うぉ~~」と叫びながら、道子の中に熱い精液を放出した。
ドクンドクンと子宮口目がけて出した。道子を見てみると、白目を剥いて気絶していた。
「やりすぎたかな?久しぶりなので、もっと優しくすればよかったかな?」と反省し、そろそろと、ペニスを抜こうとした時、道子の膣が収縮し、掴まえて離さない。
と、同時に道子は覚醒した。
「すごく良かったわ~~」
「やりすぎたと反省していたんだ」
「そんな事ないわ。すごく良かった。また、してくれる?」
「あ、はい。もちろんでございます。お客様に喜んで頂く事が我々の仕事ですから」
「ありがとう、お駄賃あげたいくらいだったわ。ほら、まだわたしのあそこがヒクヒクして、快感が止まらないの」
「それは、何よりです。何か飲まれますか?」
「先にシャワーさせてもらうわ。その後にソフトドリンク、アイスティーがいいわ。お願いね」
「はい、かしこまりました」と、言っているうちに、道子は浴槽へと全裸のまま向かって行った。
その均整のとれた肢体にまた欲情が湧いてくる。キュッと引き締まったヒップと豊満な乳房が揺れている。
シャワーの音が聞こえてきた。「お湯加減はいかがでしょう?」
「丁度いいわ~、スッキリしている」
「お邪魔してよろしいでしょうか?」
「え?ここに来て、またするの?いいわよ。今日は、今まで我慢していた分、いっぱい楽しむから」
高畑は、浴槽に入って行った。もちろんペニスは元気を取り戻し、天井を向いている。
浴室に入ると、「まぁ、また元気になったの?悪い子ね。私が大人しくしてあげます」と、手で握り、さっきと同じように、先から迸る先走り液をペロペロと舐め、それを亀頭全体に塗してくる。
雁の裏から本体の裏筋に伝いツ~~っと、舐めてきた。
「うう~」思わず声が出てしまうくらい気持ちがいい。
「あなたの先は大きいわね。その段差が私のクリちゃんに当たって堪らないの」
「そうですか。人より大きいとはよく言われます」
「そうでしょ。こんなにエラが張っていたら、女は離さないでしょうね」
「そんなに感じますか?」
「ええ、すごく。この先が奥まで来られても、奥が押し広げられるようで、また奥に当たると痺れるような快感に襲われます。頭が真っ白になるくらい」
「お客様専属になりましょうか?」
「いいわね。楽しみが増えたわ。これで、悶々とする日がなくなると考えると、気分も晴れやかになってきます」
「お願いがあるのですが?」
「何かしら?」
「奥様のお小水を、ボクの顔に掛けて欲しいのです」
「え?あ~~、いいわ。何でもする。他では出来ない事ですものね」
と言い、片足を浴槽にかけて、神経を集中させているようであった。
まもなく、道子の局部が膨れたと思った瞬間、チロチロと小水が出てきた。
すかさず、それを口に受ける。どんどん勢いが増し、口から溢れ出してきた。
一旦、堪った小水をゴクリと飲み、更に流れてくる小水を受け止め、呑み込んだ。
きつい匂いもなく、うっすら香る小水の味を堪能していた。
チョロンと最後の一滴が出た後、その尿道口を舌で清める。
「ああ~~、また感じて来たわ」
「後ろ向きでしてもいいですか?」
黙って道子は、後ろを向き、両手を床に付けてお尻を上げてきた。そのお尻を抱え、ペニスを陰唇にあてがい、ズブズブ挿入していった。
「ああ~~、すごい~、おおきいわ~」
後ろから、責めたてる。パンパンと肉が当たる音がする。
「あん、あん、あん」敏感になっているのか?あそこの締りがきつくなっている。たちまち高畑も絶頂を迎えた。
「うぁ~」と叫びながら、ドクドクドクと精液を放出した。道子もグッタリしている。
高畑も道子に覆いかぶさるように、背中に密着しその豊満な乳房の感触を楽しんでいた。
「すごいです。2回じゃないわ、何回逝ったか?分からないくらい……」ペニスを抜くと、陰唇からドロリと高畑の精液が流れだしていた。
きれいにシャワーを二人で浴びて、ガウンを着て、バスタオルで拭きながら、用意していたアイスティーを道子はソファーに座って飲み、高畑はサワードリンクを飲んだ。
「満足していただけましたでしょうか?」
「ええ、大満足です。スッキリしました。また来ますのでよろしくお願いします」
「承知しました。お好みの男性もその頃には揃っているでしょう。お好きなタイプを選んで遊んで行ってください」
「私は、次も高畑さんを指名するわ。好きになってしまったみたい。これからもよろしくね」
「そう言って頂くと、光栄です。私も道子さんが好きになっています。是非ご指名ください」しばらく雑談し、道子は来た時と同じ格好で、普通に帰っていった。
「どうだった?よかったか?」田中が聞いてくる。
「まぁ、良かったかな?常連さんになって貰えるよう精一杯頑張ったからな」
「俺も頑張らないとな」

 開店前日に、8名と香だけ呼んだ。
「明日から開店となります。ここは主に主婦を相手にする場所です。学生さんはお断りください。
また、指名制としますので、もちろん指名料も給与に反映します。お任せの場合は、空いている方がお相手をしてください。
明日、10時に開店しますので、遅くとも9時には店に来ていてください。制服はありません。
ご自分の私服としてください。ご質問のある方はおられますか?」誰も質問してこなかった。
「香には、悪いけど1ヵ月だけ受付の手伝いを頼みたいんだ。
「大人の秘密基地」の受付は他の人に頼んでくれないかな?前から言っていたように」
「OK~、もうあっちの店の受付は決めているし、常連客がほとんどなので、楽をさせてもらっています」
「では、明日開店しますので皆様よろしくお願い致します。また、ここで働きたいと言う方の紹介も大歓迎ですので、お声掛けをよろしくお願いします」
 開店当日の朝から、高畑と田中は全部屋に汚れや、備品の欠品がないか?ドリンクも補充されているか?の確認で、大忙しであった。
開店前の9時40分頃に一人の女性がやってきた。早々に開店し、お客様を迎え入れた。
「早々のご来店ありがとうございます。ここは、女性の憩いの場としてどちらかと言うと、夜に遊べない方用に、男性がお相手をする店となっております」
「ええ、チラシを見て来ましたので、内容は大体分かっています。開店時間まで待たせてもらってもよろしいでしょうか?」
「待って頂かなくても、直ぐにご案内致します。まずは入会金のお支払とプレイ代のお支払をお願い致します。ご満足頂けなければ、全金ご返金致します」女性は黙って、言われる金額を支払った。
「次にお名前だけ教えて頂けないでしょうか?会員証をつくりますので」
「佐々木 唯と申します」
「承知しました。会員証をお作りしますが、よろしいでしょうか?」
「あ、はい。お願いします」カタカナの名前が入ったカードを渡した。
「次に、佐々木様がご希望の男性を選んで頂きます。このリストから選んでください」
選ばれたのは、常連客の一人であった。名前は、高橋昭二と言い27歳でまだ定職もなく、アルバイトで暮らしているフリーターであった。
平均以上のイケメンである。背丈は170cmで筋肉質の肢体を持っていた。ホストか?と、言うようなスーツを着こなしていた。
「高橋さん、お客様です」スタッフルームへ連絡すると、暫くしてその高橋がやって来た。
「初めまして、高橋と申します。よろしくお願い致します」
「こちらこそ、よろしくお願いします」と、彼女も一礼した。佐々木は、Tシャツにショートパンツとかなりラフな格好をしていた。
年齢にして30歳前後であろうか?ちょっと若作りな恰好であったが、出ている所は出ていて、スタイルもいいし、どちらかと言うと可愛い感じの人であった。
高橋は、佐々木をラウンジか?直接部屋で休むか?どちらがいいか?尋ねた。
「お部屋で、飲み物はないのでしょうか?」
「いいえ、ちゃんとございます。お酒はありませんが……必要なら用意させて頂きます」
「お昼から、お酒は要らないわ。お部屋でお話ししましょう」
「かしこまりました、ではこちらへどうぞ」
と、1つ上の階の部屋のキーを持って、エレベータへと向かった。
受付のあるフロアーは、スイートルームが多いのだが、1つ上の階は普通のホテルの部屋のように作られている。
ドアを開けて、佐々木を中に誘導し、自分は後から入って行く。教育した訳でもないのに、すっかり店の従業員としての、礼儀を心得ているようであった。
「どうぞソファーに座っていてください。何を飲まれますか?」
「オレンジジュース、あります?」
「ええございます」と、言いグラスにオレンジジュースを注ぎ、自分用にはアイスコーヒーを用意して、ソファーとセットになっているテーブルに置き、自分も佐々木の隣に座る。
「今日はどのようなご用件で、ご来店頂いたのでしょうか?」
「チラシにもあったけど、女性が男性を好きなように扱えると言う言葉に興味を持ちました。
はっきり言って私はMなのです。結婚はしていますが、主人には言えなくて……。その欲求を満たして欲しいのです」
「承知いたしました。どちらかと言うとソフトMですね。私はSではないので、ちゃんと出来るか分かりませんが、努力致します。
受付で説明がありましたように、ご満足頂けない場合は、全額ご返金致しますのでご安心ください」
「Mと言っても、ムチで叩かれるのは、嫌ですね。女として扱って頂きたいのです」
「あ~、分かりました。言葉で責めるのですね」
「そう!このメス犬が!みたいな」高橋は暫く考えていたが、意を決したように頷いた。
「では、そろそろプレイを始めましょうか?」
「ええ、お願いするわ」
高橋はいきなり唯にキスをした。激しいキスである。「今からお前は俺の女だ!いいな」
「はい、言う通りにします」
「じゃ、おれのペニスを舐めろ!気持ちを込めてな!」唯は、立ったままの高橋の前に膝まづき、ズボンのチャックを下し、
トランクスの隙間から、すでに大きくなったペニスを優しく、引き抜こうとしているが、下着等が邪魔をしてなかなか出せない。
「何をしているんだ?」
「すみません」
「ズボンごと下せば簡単に出せるだろ」
「わかりました」と、唯はベルトに手を掛け、外しズボンをゆっくり下していく。
「足を上げて頂けますか?」
「こうか?」と高橋は、交互に足を上げてズボンを脱ぎやすくした。そのズボンを抱えて、シワにならないように、ソファーに掛けた。
体の向きを変え、高橋のそそり立つペニスを両手で愛おしむように握り、先から滴っている汁をペロペロ舐めだした。
「そうだ、ウマイか?」
「はい、美味しいです」
「では、次は全部を咥えろ!」唯は大きな口を開けて、普通サイズのペニスを根本まで飲み込み、手で擦りながら頭を前後させていく。
「うう~、なかなか上手いじゃないか」
唾液でベトベトになり、唯の口からは涎が垂れ、喉まで呑み込んだのが苦しかったのか?目には薄らと涙が溢れていた。
「ご主人様と呼んでいいですか?」
「ああ、いいよ。このメス豚が!」
「ああ~、言葉で犯されているようです」
「と言う事は、もう感じているのか?どれどれ」と、高橋は、唯のシュートパンツの裾から手を入れて、下着を捲り局部を触った。
「もう、グッショリ濡れているじゃないか。やらしい女だな!」
「ああ~、もっと言って~、私はやらしい女なの!だからこんなに濡れているの」
高橋は、唯のTシャツを脱がし、紫色のブラも取り除いた。やや大き目の乳房が飛び出してきた。
乳首はきれいな桃色をしている。その乳首に吸い付き、歯を立てた。「あ~、もっと噛んで!そんなんじゃ、感じないわ」
さらに歯に力を入れる。傷をつけない程度でも強めに噛むと、
「いいわ~、ああ~、感じる~、あそこが熱くなってきているわ」乳房も鷲掴みにして、強めに揉む。
「そうよ!もっと私を虐めて~。やらしい言葉と、いけない子には、罰を与えて~」
もう片方の手を唯の下腹部へと移動させ、乳房から脇腹を通り、ショートパンツのボタンを外して、ストンと下に落とした。
パンティは、黒っぽいTバックであった。
「またまた、やらしい下着を着けているな。男を誘惑しようと考えてたんだろ!さっさとベッドに上がって、お尻を高く上げるんだ」
のろのろと、快感でからだが痺れているのであろう、ゆっくりとお尻を上に上げてきた。
高橋は、Tバックのお尻にある布を横にずらせた。「いや~そんな所みないで~」
「何を言っているんだ。お前のような淫乱な女はここを可愛がってから、お仕置きをしてやる」
「あ~~、何されるのかしら?」
高橋は肛門に息を吹きかけた。その蕾は、敏感にキュッと縮まった。舌でその蕾にタップリの唾液を塗して、舌を差し入れていく。
「ああ~~、変な感じだけど、なんか感じてきているみたい」
「やはりお前は変態だな」舌を抜き言葉を掛ける。更に奥まで仕入れていく。
「おおお~、大きいのが私のお尻を犯しているわ」中で舌をクネクネと動かせると、「あう~~」と呻いた。
シーツには蜜壺から滴り出た愛液で、シミを作っていた。
淫臭があたりに漂う。舌を抜き、「悪いお尻は、こうしてやる!」と、平手でパシパシと叩いた。
白い滑らかなお尻が打たれて、薄紅色に染まった。
「ああ~、いい~~、もっと叩いて!悪い子は、叩かなと分からないの」さらに、ペシン、ペシンと叩く。
「ああ~、いい気持ちになってきたわ」蜜壺からは更に愛液が滴り落ち、シーツのシミは大きくなっていた。
高橋は仰向けとなり、唯の下に潜り込んだ。そして、滴っている液を口で受け止めると、酸味がかかった微かにチーズの味がする。
「こんなにお漏らししてるじゃないか!どこから出てきているのか、調べるからな」と、頭を上げ、陰唇に舌を差し入れると、唯はガクと腰を落としてきた。
辛うじて、顔全体を覆われた訳ではないので、呼吸はできる。目の前にある、赤く染まった陰唇に舌を深く刺しいれていく。
「ああ~~、痺れる~~、御主人様!あなたの太いおちんちんをください」
「まだだ。もっと大声で喘ぎ声を出したら、入れてやる」
舌をクネクネと、内襞を舐め回すように、蠢かせていく。
「いや~~、欲しい~~」
その先にはテカテカに輝く、小粒の真珠がある。それは十分充血して立っていた。クリトリスを舌全体で舐める。ペロリペロリと。
「イ、イキそう~、入れて~」喘ぎ声は更に大きくなって部屋全体に響いている。
「俺が下になるから、ペニスを自分の中にいれるといい」
「あ~、くれるのですね」
高橋は、仰向けに寝て、そのペニスはテカテカと光っていた。
その上に唯がそろそろと乗って来て、ペニスを持ち自分の陰唇に宛がう。そして、ゆっくり腰を下ろしてきた。
「ああああ~~~、ズブズブって音がして、私の中に入って来たわ~~」唯は前後に腰を振り出した
。唯は仰け反るように、体を後ろに反らせて、高橋の足に手をついている。
高橋からは、結合部が丸見えだ。その部位にあるクリトリスを弄る。
「ああ~、いい~、イク~~~、イクわ~イク~~~~~」と、体を反らせたまま、ガクガクガクと体を痙攣させ、前に倒れてきて、高橋の顔の横に唯の顔が来た。
高橋は、腰を少し上げて、下から更に突き上げて行く。
「また、また、イク~~」と同時に高橋は唯の蜜壺の奥深くに精液を放出した。唯は高橋にしがみついて、「はぁはぁはぁ」と肩で息をしている。
その体勢で、唯のお尻をペシペシと叩く。
「あん~、もうダメ~頭が真っ白で、どこまでも落ちていきそう」結合したまま、体勢を変え唯を下にして、高橋が大股を開いた唯の間に入った。
その間も、挿入したままであった為、体勢を変えるだけで刺激となり、唯は喘ぎまくっていた。高橋は、唯の膝を抱えて、再度腰を降り出した。
「おお~~、わお~~。ぎゃ~~」と吠えたと思った途端、ガクンと痙攣して動かなくなった。
唯は気絶してしまったようであった。
「ふ~~。終わったか。こんなに頑張ったら、一日に客一人しか相手にできないな」と自嘲気味に、口に笑みを浮かべ、唯からペニスをゆっくり抜いていった。
その刺激に、ビクンと唯の体は反応していた。
 その少し前に、新しい客が来ていた。清楚なセレブ風の美人であった。
着ている物が明らかに違うのが、素人目にもわかるワンピースで、何カラットなのか?小さなダイヤが連なり、中央に大き目のダイヤが煌めいていた。
「今日からオープンでしたよね。遊びたいのですが、手続きお願いします」
「システムの説明を……」手で遮られ、「大体分かるわ。ヒマを持て余している、主婦のお相手をしてくれるお店なのでしょ」
「左様でございます。では手続きともうしましても、お名前をお聞きして、入会金とプレイ代を払って頂ければ会員証を発行します」
「では、これでいいかしら?」
現金をサイフから摘み、サラッと出す。高畑達はブランドには弱い方であるが、エルメスの財布と一目で分かり、現金はそれほど持ってはいないようであった。
「ありがとうございます。ご希望のお相手をさせて貰います、男性を選んで頂けますか?」
「では、この方を」と、田中を指名してきた。
田中が、「おい、俺はあんなセレブを相手にできないぞ!高畑変わってくれないか?」
「お客様が選んだんだ。ゴチャゴチャ言わずに、行ってこい」
「失礼な事をした場合、フォローしてくれよ」
「分かったよ」
田中が、田原の方へ向かい、「田中と申します。よろしくお願い致します」と一礼した。
田原も「よろしくね」と挨拶していた。
「それでは、こちらの方へ」と、スイートルームへ案内して行った。
高畑は「うまくやれよ。場合によれば田中のスポンサーになってくれるかも?」と心の中で呟いていた。
そこへ、佐々木達が戻ってきた。高畑は佐々木に向かい「いかがでしたでしょうか?」
「気に入ったわ。また、来るからサービスしてね。次はあなたにお願いしようかな?」
「ありがとうございます。またのご来店をお待ちしております」と、佐々木を店先まで送っていった。戻って来ると、高橋が「この仕事結構キツイですね。一日に2人が限界です」
「若いのに何を言っているんだ?まぁ、無理をしないで疲れているなら、別の部屋で暫く休んでいるといい」
「ありがとうございます。そうさせて頂きます」と、高橋は早々に部屋に退散していった。
「女の性の方が貪欲なのかも知れないな、スタッフを大事にしないと」と考えていた。
一方、田中の方は、田原を部屋へと案内し、
「お気に召されるか?分かりませんが、この部屋でどうでしょうか?」
「まぁ、いい部屋ね。広くてくつろげるわ」
「ありがとうございます。今日は、ご希望とかございますで、しょうか?」
「今の主人とは、政略結婚と申しますのでしょうか?父の会社と主人のお父様の会社が合併して、大きくなったのはいいのですが、主人がその社長をしておりまして、私の相手をしてくれないのです。
私にも好きな人が居て、主人も決して言わないのですが、そういう方がおられたようで、チラシにありましたような、典型的な時間を持て余している主婦です。
主婦と言っても、家事はメイドがしてくれますので、私は何もする事がないのです。
そこで、私が昔好きだった人に似ているあなたを選び、青春に戻りたくて……、そのお相手してくださる?それと、私の事を聖子と呼んでください」
「かしこまりました。昔の彼氏のコピーは無理ですが、奥様の青春時代に戻りましょう」
「お願いします」
「何か飲まれますか?ソフトドリンクしかございませんが」
「アイスコーヒーを頂くわ」
「承知しました。少々お待ちください。汗を流されますか?」
「いえ、元彼は私の体臭が好きで、行為が終わってからいつもシャワーを浴びておりました」
「かしこまりました。どうぞ、コーヒーでも飲みながら、昔話を聞かせて頂ければその元彼に近づくよう努力致します」
「彼とは、色んな所に行きました。旅行も行ったし、デートはレンストランで食事して、ホテルに行く事がコースとなっていました」
「愛してられたのですね。彼の事を。そうなのに家庭の事情で、別の方と結婚されたとは、悲しいですね」
「恋愛と結婚は別と考えていましたので、そんなにショックな事ではございませんでした」
「ご主人との夜の生活はどうだったのでしょう?」
「主人は、精力的な男性ではなく、仕事ばかりで、女性に興味がないのかしら?と思った事もありました。
そういう事ですので、主人との行為で、彼と味わった絶頂感がないのです。自分だけが、先に逝ってそれで終わりです。
まだ子供は作りたくないと言うので、避妊はしていました。だから、元彼と味わった絶頂感をまた味わいたくて、ここに来ました」
「お任せください。必ずや奥様を満足して頂けるよう、誠心誠意尽くさせて頂きます」
「まぁ、期待していいのですね。それを聞いているだけで、あそこが熱くなってきました」
「それはいい事です。では、まず立って頂けますか?」
「はい、ねぇ聖子って呼んで」
「分かりました。これからは、元彼になったつもりで、お客様ですが敬語は止めます。それでは始めるね、聖子」
「ああ~、久しぶりです。聖子って呼んでもらえるの」と、内またを摺合せながら、キスをせがんで来た。
田中は優しく抱きしめ、キスした。初めは啄むようなキスであったが、徐々に興奮してきたのか、彼女から舌を差し入れてきた。
その舌を迎え絡め合っていく。
「うう~、はぁ~」我慢できなくなり、少し口を離し、彼女は喘ぎだした。
抱きしめただけでそのワンピースの生地の良さが手触りで分かる。シルクだ。
触っていてもゴワゴワせず、しなやかな手触りで、触っていても心地よい。
そのワンピースの背中にあるファスナーを下していった。
ほとんど手ごたえ無く、滑るようにファスナーを下し、肩からワンピースを脱がせて、下に落ちたワンピースを拾い上げ、クローゼットのハンガーに掛ける。
下着も素晴らしかった。
薄いピンク色の布地の小さなブラとパンティは腰に紐が結ばれていた。
辛うじて、乳首だけを覆っていたブラも背中で、結んでいるだけのものであったので、背中に手を回し外すと、こじんまりした、ピンク色の乳首がそこにあった。
既に、すっかり立っているが、とにかく小さ目であった。田中好みの体をしていたので、余計に興奮してきた。
乳首に吸い付き、甘噛みする。「ああ~、いいわ~、気持ちいい。もっと揉んで」
言われる通り、乳房を揉む。優しく、柔らかくて手に少し余るくらいの大きさである。揉む方も感触が良く、その適度な柔らかさに思わず顔を埋めたくなるのを、辛うじて我慢した。
没頭しすぎて、彼女の方は「いい~、気持ちいい~、感じるわ。感じすぎちゃって、もう欲しくなっている~」
「いかん!自分の好みで突っ走ってしまった」と田中は心の中で反省していた。あまりにも田中好みなので、仕方ないのだが仕事である。
チュッ~っと、乳首に口づけをして彼女を抱き上げ、ベッドまで運んで行った。
彼女は、トロンとした目をして、田中の首に腕を回して、田中を見つめていた。恋している女性の眼差しだ。
「しばらくこのまま、抱っこしていてもらえますか?」
「ええ、構いませんが、何故でしょうか?」
「こうして、抱っこされていると、包み込まれているようで、安心感と何か幸せな気がします」それを聞き、田中はより聖子の事を本当に好きになって行くことを止める事ができなかった。
抱き上げていても、小柄で中肉が故に、負担にはならず、反対に田中もずっとこのまま抱いていたい気持ちとなっていた。
「重くないですか?」
「だ、大丈夫です。奥様、じゃなかった聖子が愛おしくなってきたよ」
「本当ですか?嬉しい!」と、更に首に回している腕に力を込めて、キスをしてきた。
田中のペニスはズボンの中で、痛いくらいに最大となり、先走り液で下着が濡れているのが分かる。
「ダメだ、結婚していなかったら、本当に好きになり、愛してしまいそうな感覚となっていた。
「こんなに可愛くて優しい人が、お金の為に政略結婚したとは、考えたくもなかった。
キスを繰り返し、聖子の首筋にも舌を這わせていくと、
「はあ~~、私も好きになりそう~。ありがとう、ベッドに下してください」
そっとベッドに横たえる。田中がベッドに行こうとした時、聖子は田中の腰を捕まえ、ベルトを外し、ズボンを脱がせた。
ストンとズボンは下に落ち、田中自ら上着、シャツを脱いで、トランクス1枚の姿となった。
聖子は起き上がり、田中の乳首に吸い付いてきた。
「うっ」思わず声が出てしまった。舌でペロペロ舐められると、背筋から腰にかけて電流が流れたような快感に襲われた。
聖子は、乳首を舐めながら、手はトランクスの中に入ってきて、ペニスを引き抜こうとしていたが、大きくなりすぎて、トランクスの切り口からは出ない。
聖子は舐めるのを止め、トランクスを一気に脱がせると、パチンとペニスが下腹部に当たった。
「すごい~、こんなに大きなおちんちん、初めてよ」
大きく、先が赤茶色にまで充血したペニスを手に持ち、先の鈴口をペロペロと舐めだした。
思わず腰を引いてしまいそうになる、快感がまた腰当たりに走る。先からは、先走り液がトロリと出てきている。
その液を美味しそうに、舐め取っていく。そして、口をOの字の形にして、先から徐々に口内へ含んで行き、本まで呑み込もうとして、ムセ返った。
ペニスを喉に入れるのは、初めてなのであろう。
「無理しなくて、いいからね」
「はい、ごめんなさい。あなたの全てを味わいたくなって、こんなに奥まで呑み込んだ事がなくて」正直でいい。
ほとんどの場合、奥まで呑み込んでいるように見えて、実は口の中でうまく含み、喉を使ってまで頑張っているように見せる場合が多い。
目に涙をためながら、自分の口で処理できるところまで刺激してくれた。
しかし、口に入れ、ズボズボと音を立てて、扱いてくれるだけで、田中はイキそうになった。
何とか堪えて、今度はボクの番だと、攻守を交代させた。
乳房にまだ魅力を残しながら、聖子のパンティの紐を両方解く。
恥毛は陰唇の上の方に少し生えているだけで、性器の周りは綺麗に手入れしているのか?もともと生えていないのか?分からなかった。
が、その分陰唇全体が良く見える。
「恥ずかしい~」と言って、手で隠そうとするのを、優しく払いのけ、割れ目に沿って舌を這わせる。
「あん~」舌でこじ開けるように、挿入していくと中は、愛液でグショグショ状態であった。
指で小陰唇まで広げ愛液を舐め取って行く。次々に白い液体が滲み出てくる。
中のピンクに染まった襞が非情に卑猥に見えてくる。その襞の間を丹念に舐めまわす。
「いい~、もっと舐めて~」尿道口を通過して、その上にあるクリトリスを見ると、米粒より少し大き目の控えめな突起が、十分充血して皮から飛び出していた。
そのクリトリス自体ではなく、周りを優しく舐めまわす。
「イヤ~~、いいわ~~、ああ~」喘ぎ声が特に大きくなってきている。
周りを舐め、次に舌全体を使い、クリトリスをペロリと舐めた。
「ああ~~、ああ~、ダメ~、イキそう~」更に、ペロペロと舐めているうち、突然「イク~~、逝っちゃう~~」と叫び、ガクンガクンと体全体が揺れた。
「はぁはぁはぁ」と小刻みに息をしている。
田中は、休む間もなく乳首に吸い付くと、またガクンと痙攣する。
「いっちゃった~」
「そうだね。でもボクはまだ逝けてないんだ」
「そうだったわね。しっかり避妊しているから、私の中に熱いのをいっぱい出して~」
「いいのか?聖子はもう十分なのじゃないのか?」
「大丈夫です。私はもう何度も逝きましたが、
田中様がまだなのは申し訳ないですので、してください」聖子はもうグッタリしているようであったが、お言葉に甘える事にした。
聖子を仰向けにし、股を大きく開かせ脚を持ち、その間に体を入れてペニスを陰唇に宛がい静かに腰を沈めていった。
「あ~~、大きいのが入って来ている~、ダメ~、あ、あ、あ」腰を振る度に、どんどん喘ぎ声が大きくなっていき、「うお~~」と吠えた途端動かなくなった。
「本当に逝ったのか?」田中は、気を遣いながら、更に腰を振り絶頂まで持っていった。
「うう~~」と唸り、溜まっていた精液を全て聖子の中に放出した。と、同時に聖子の体もビクンと反応した。
苦しげな表情から、今は普通の表情に戻り、寝息を立てている。起こすのも可哀そうなので、しばらく放置する事にした。
ゆっくりと、放出し終わったペニスは、萎んできたので、ゆっくりと聖子の中から抜いていく。
それでも聖子の蜜壺の襞が絡まって離そうとしない感触があった。抵抗をかわしながら、抜く事が出来、
出てきたペニスは、萎んでいたが、テカテカと愛液に濡れて、一部白い液が付いていた。
それをティッシュできれいに拭き取り、聖子の秘所もティッシュで、拭いてやった。
そっとベッドから抜けだして、シャワーを浴びた。熱い湯と冷たい湯を交互に浴びると、体全体がシャキとして、気持ちよくなったが、やはり腰には、だるさが残っていた。
ガウンを着て、髪の毛を拭きながらベッドに向かうと、聖子はまだ寝ていた。
その寝顔が、すごく可愛い。堪らず、軽く口づけをした。「う~~ん」と、声を発し聖子は目を覚ましたようであった。
「私、寝てしまっていたの?あまりにすごくて、訳が分からなくなり、頭の中が真っ白になってから記憶がないわ。それに私のあそこにまだあなたの存在があるわ」
「良かった?」
「ええ、もちろん。満足させてもらいました」
「時間は自由なので、好きなだけここに居てください」
「ありがとうございます。私もシャワーを浴びてきます」
「どうぞ~」
 受付では、二人の女性が訪れていた。
高畑と香は、それぞれの方に対応していた。
二人は、河田恵美と佐川尚子であった。
それぞれから入会金とプレイ代を受け取り、相手を選んでもらっていた。
河田は、スタッフの一人、名田信一を選び、佐川は高畑を選んでいた。選ばれた時に後ろから、香にお尻を抓られた。やきもちであろうか?
「お仕事だからね」妻でもない女に、言い訳をしていた。河田と名田組は、一般ルームへ向かい、佐川と高畑はスイートルームへ向かった。
高畑と田中だけが、スイートルームを使える訳ではないのだが、スタッフが気にしているようであった。
そうしている間に、田中が田原を連れて、受付まで来て、「お客様が帰られるそうだ」と香に伝えた。
「本日はご利用どうもありがとうございました。またのご来店をお待ちしております」
田原はニッコリして、「気に入ったので、また来させていただきます。その時もよろしくね」と、田中に向かい握手を求めてきた。
それに応じ、後ろ姿をいつまでも追っていた。一見セレブで、中身は少女のような人であったな。と、田中は心の中で呟いていた。
香が「ねぇ、田中さん!お店も休憩時間に入るので、私の相手してくれない?」
「おい、本気か?俺は結婚しているのだぞ」
「ええ、分かっているわ。プレイ代を払えばお仕事でしょ」
さっき終わったばかりなので、田中はもう一人のスタッフ、三田を呼び三人でプレイする事を提案し、香も同意した。
「いま、高畑がスイート使っているんだよな。さっきまで俺が使っていた部屋は、別のスタッフが掃除しているだろ。最後のもう一つのスイートを使うか?」
「三人なら広い方がいいわね」と、香。
「じゃ、そこで遊ぼうか?」本当に香は好き者であるのか?防音設備になっているが、部屋から漏れ聞こえてくる、女の喘ぎ声に刺激されたのか、やる気満々な目をしていた。
「じゃ、行くぞ!三田も来い!」
「はい」オーナーから呼ばれたので、仕方なくと、言う感じで付いてきた。
部屋に入るなり、香は着ている物を脱ぎだした。見ている間に全裸となって、隠そうともしない。
スタッフの三田もどこに視線を向けたらいいのか?悩んでいるようであった。
「お~、いきなりやる気満々だな」
「そりゃそうよ。あっちのお店じゃ、オーナーなので、遊べないじゃない。だから、こっちに呼ばれて、かなり期待していたの」
「じゃ、俺たちも脱ごう!」と田中が言い、着ている物を全て脱ぎ全裸となった。三田にも、脱ぐように指示する。
仕方がないな~風に後ろを向いて全部脱ぎ、全裸となった。三田はどちらかと言うと、やせ形の体型をしていた。
一物はダラリと全然元気がない。
「香、三田のチンポを元気にしてやってくれ」
「任せておいて!」と言うなり、三田のペニスを握った。少し仮性包茎なのか、亀頭全体が露出していなかった。
その皮を捲り、香が三田のペニスを持ち上げ、先の鈴口をペロペロ舐めだした。
「うう!」いきなりの刺激に、三田は耐えかねたように声を出していた。
亀頭を咥えて、口でしごき始めると三田のペニスは元気になってきたようだ。
亀頭も小さ目で、大きさも標準ってところだ。手で擦りながら、
口でも出し入れするうちに、先から汁が出てきた。
「ほら、元気になってきたわ」
陰嚢も舐め、玉を口で転がしている。いつもながらのテクニシャンである。
「そんなに擦らないでください。出てしまいそうです」
「まだ、出しちゃダメ!これくらいで止めておくわ。田中さんもこっちに来てよ」
田中の一物もまだダラリとしたままなのを見て、香が言う。
「三人でベッドの上で楽しみましょう~」
真っ先に香がベッドに乗り、クッションを確かめるように、体をバウンドさせている。
早く来い!と体で表現している。田中は、「やれやれ」と、内心思いながら、ベッドに向かい、
「三田、お前は香の上の方の担当な。俺は下腹部を責めるから」
「わ~、二人から責められるの?考えただけで、濡れてきたわ」
香は仰向けに寝て、どうにでもして頂戴状態となっている
。三田は恐る恐る、乳房を触り、乳首に吸い付いていた。
「あ~~ん。もっと強く!」
「はい」こいつ童貞か?と思いたくなるくらい、緊張しているようであった。
当たり前と言えば、当たりまえである。3Pなど経験した事がないのが普通だ。田中は、もう見慣れた香の割れ目に舌を這わせた。
いつもと違うのは、陰毛の処理がされていて、陰唇の上に少しだけ残しているものとなっていた。指で陰唇を広げ中に舌を差し入れる。
「ああ~田中さん、いつものように上手ね~、気持ちいいわ~」
香の味がしてきた。舐め始めてしばらくすると、愛液が溢れ出してきた。舌にネットり絡み付く。クリトリスも直接舌で突く。
「あん、あん、あん」と突く度に喘ぎ声を出す。腰を上げて、お尻の蕾が見える所で、その蕾に舌でたっぷり唾液を塗して、舌を差し入れる。
「ああ~、いいわ~」
一方、三田の方は、乳房を揉みながら、口づけをしていた。香が舌を差出し、その舌を三田が吸い、また自分の舌を出し絡めていた。
田中から見ると、愛液が限りなく溢れてきているのを目の当たりにしていた。
田中はお尻の蕾に中指をズブズブと挿入して行き、第二関節まで入れた。
中で指を動かす度に、「あ~、あ~、あん」と喘いでいる。指を抜き匂いを嗅ぐと、排泄物の匂いがした。
その匂いが田中を更に興奮させている。「三田、お前香を後ろから抱きしめろ!」
「はい」と三田は香を起こし、後ろから香を支える恰好となった。
「胸を責めておけ」と言う通り、三田は、香の乳房を揉んでいる。
「はぁ~、乳首もグリグリして~」注文を付けてくる。
香は大股を開き、膝を立てている格好となっている。その間に入り、田中はペニスを持ち、陰唇に当て、静かに沈めて行った。
グチュグチュと音を立てて、入っていった。
三田に「しっかり、持っておけよ!」と、声を掛け、腰を降り出した。
「あ~、あああ~ん、あ、あ、あ、もうダメ、イク、イクわ~、イクって~~~~」と、叫んで、三田が抱きしめているにも関わらず、ガクンガクンと痙攣していた。
田中は容赦なしに、さらに腰を振り続けていく。「また、イク~~、ねぇ、もういいわ」聞かずに、付き続ける。
「あ、あ、あ奥はダメ~~、そこが一番ダメなの~、イク~~~」と大声を出したと同時に、田中は、ドクンドクンと精液を香の奥深くに放出した。
香は?と見ると、白目を剥いていた。
逝き過ぎて、軽い気絶してしまったようであった。ペニスと膣の隙間から、精液が流れてくるのを田中は感じていた。
「この女は、これくらいしないと満足しないのだ!気をつけろよ。お前はまだだったな。抱きたいか?」
「そこまで見せつけられましたら、このように息子がギンギンになっています。いいですか?」
「どうぞ、お好きなように」
三田は、気絶している香の上に乗り、股を広げ両足を持った状態で、挿入し一気にピストン運動を開始した。
ただ自分の快感だけを求めて。暫くすると、「う!」と言う声と共に三田も精液を放出したようであった。香のからだも、明らかに反応して、ガクンと大きく跳ねた。
「ふぅ~」と、息を吐き三田は早々にペニスを抜き去り、ティッシュで自分のをきれいに拭いていた。
「おいおい、こいつもスタッフの一人で、別の店のオーナーだし、今日は客として代金払っているのだから、先にお客様の物をきれいにしないといけないだろ」
「申し訳ございません。田中様がおられましたので、甘えていました。今後は気を付けます」
「ああ、そうしてくれ」
三田は、ティッシュで香の局部からお尻まできれいにウエットティッシュで拭き清めた。
「気絶されていますが、このままでよろしいのでしょうか?」
「ああ、寝かせてやってくれ。逝き過ぎて一時的に気を失って、ほら今は寝息が聞こえるだろ」
「はい、確かに寝てられていますね。では、わたしはこれで失礼します」
「お疲れさん」
三田は、早々に服を着て、部屋から出ていった。香はまだ寝息を立ててねている。
田中は、いたずら心が働き、指で初めは唇を弄っていたが、それが講じって、乳首やお臍、陰唇も弄りまわし、クリトリスも指で、クルクル円を描くように触っていると、
「ん~~」目が覚めたようだ。「あん~~、また感じてくるじゃない」
「ごめん、ごめん。あまりに寝顔が可愛かったので、愛おしくなって触ってしまった」
「まぁ、美佳に言うわよ」と、言いニッと笑った。「田中さんから可愛いと言われると、正直嬉しいわ。こんど前の店に来た時は、私が直々にサービスしちゃうから、美佳には内緒でね」
「どう、前の店でのストレスは発散できたかな?」
「ええ、ありがとうございます。向こうでは、常に気を張らないと行けない上に、自分は参加できないじゃない。だからストレスと言うのかな?悶々としていたわ。
でも田中さんのお蔭で、スッキリしました。用事が無くても、たまに呼んでね」
「ああ、もちろんだよ。次からはお金はいらないからね」
「本当?じゃ、是非」
「うん、お疲れさま~。午後の部もよろしく」
「はい、分かりました」と言い、シャワーを浴びて、着替えて部屋から出て行った。
ベッドの上のシーツはクチャクチャで、香の体液であろう、大きなシミを作っていた。
各部屋には、防臭装置も付いているので、前のお客様が遊んだ残り香は、残らないようになっている。
田中は、ベッドで大の字になり、大きく伸びをして、冷蔵庫から唯一アルコースが入っている、サワーを飲んだ。
 一方佐川尚子と高畑も、田中が入った部屋と一部屋置いた部屋に入っていた。
佐川尚子は、一見普通の主婦と言う感じであった。年齢にして、30歳前後であろうか?ピンク系のブラウスに白色に若干グレイが入ったプリーツスカートを履いていた。
「今日は、どのようなご用件をお聞きすればよろしいでしょうか?」
「普通に学校行き、会社務めも少しして、普通の恋愛をして、私の人生って普通だけなのかな?と疑問を持っておりました」
「こう言っては、大変失礼なのですが、普通が一番幸せだと私は思います。しかし、奥様の言われている事もよく分かります
。たまにはハメを外すと言うか、ハプニングがあってもいいのでは?とお考えでしょうか?」
「その通りなのです。普通が幸せな事は重々承知しておりますが、本当に事件や事故・病気とかになったら大変ですし、ましてや主人以外の男性と知り合い、恋に落ちるなんて現実に起これば大変な事です。
そこで、ここでその世間では認められない、浮気や実際に恋してしまう疑似体験ができるかな?と思いまして来ました」
「そういう店なのです。お客様のご要望に、心の中に潜んでいる何かに答えたくてこの仕事を始めました。今日は、数時間ですが私が奥様の恋人になるってどうでしょうか?」
「是非お願いしたい所です。初恋の人にあなたが似ているから。その人に抱かれたかった事を現実にしてもらいたいのです」
「承知しました。下のお名前で呼んでもよろしいでしょうか?」
「はい、その初恋の人とは、結局一言も話さず、離れ離れになってしまいましたが、もしその人と付き合っていたら?を体験したいのです」
「お時間は大丈夫でしょうか?もう少しで夕方になりますが、御主人が帰宅されないでしょうか?」
「大丈夫です。主人は出張しており、明後日まで帰ってきません。それに万一家に電話入れても、携帯へ転送されるようになっていますので」
「用意周到ですね。では、私がその人になります。ちなみにその人のお名前は何でしょうか?」
「山名健一さんでした」
「高校生での?」
「いえ、中学生の先輩でした」
「中学生にはなれませんが、その方が成長したと考えてください」
「もちろん、中学生で抱かれたいなんてはしたない女と思わないでくださいね」
「人によります。小学生で初体験されている方もおられますので。正常な感覚と思いますし、ここは奥様の夢の世界ですから、ご自由に設定してください」
「設定と言っても、憧れの先輩と再会して、成り行きで行為まで行ってしまったというのでどうでしょうか?」
「承知しました。では、山名さんになり切ります。忘れていました。奥様の旧姓はなんという姓でしたでしょうか?それと、奥様の方から山名と呼んで頂けますか?」
「分かりました。旧姓は川上です。では、……いざとなると恥ずかしいですね」
彼女の本音は、ご主人以外の男性と性交渉をしたいのだと知りつつ、女性独特の世界観を尊重しないといけないな。と高畑は考えていた。
「川上さんでしたっけ?覚えていますか?山名です」
「え?ええ、覚えています。尊敬する先輩ですから」
芝居は始まっているのである。芝居をしながら、本来の目的を達成できれば、彼女は本望であろう。
「久しぶりだな~、実はボクもあなたの事が好きで、それを言えずに違う高校に行ってしまって、今でも後悔しています」
「まぁ、そうだったのですか?嬉しいです」
「久しぶりにこうして二人きりで会えたのですから、お茶でも飲みませんか?」
「はい、頂きます。アイスティーを」
「山名さんは今は何をされているのですか?」
「普通のサラリーマンです。毎日満員電車に押し込まれ、働き蜂のような毎日を過ごしています。
なので、ここで川上さんと会えたのも、何かの縁だと思います。青春時代にもどりませんか?」
「いい考えですね。すっかり大人になってしまいましたが」
「大人だからいいじゃないですか、一夜のアバンチュールもあると思いませんか?」
「先輩は、積極的ですね。でも、そうしてグイグイ引っ張ってくれる人が好きです」
「幼いあの頃と違い、すっかり魅力的な女性になられていますね。誘いたくなります」
「是非、誘ってください。あなたに抱かれるのが夢でしたから」
「じゃ、同じ気持ちなんだ」と言いながら高畑は、尚子を抱きしめた。
「あ~、夢にまで見た、この瞬間。嬉しいです」
「可愛いね、尚子は」髪の毛を撫で擦る。会の毛を触られているだけで、尚子の息遣いが荒くなってきている。
心臓の高鳴りが豊満な乳房を通して、高畑の胸に届いてきている。
「本当に夢で、それが実現した事に感動しているのか?イヤ、男に抱かれたいが故にある夢を見ているのかも知れない」と高畑は考えていた。
尚子の顎の下に手を当て、顔を上に向かせる。されるがままだ。
そして、口づけをした。「うう~」体が震えている。「緊張しているの?」
「いいえ、余りの感動に勝手に体が震えているのです」口を離して喘ぎながら話している。
再度今度は口を開けて、いきなり舌を差し入れた。彼女も直ぐに舌で迎えて絡めてきた。
かなり長い時間、口づけをしている内に、激しさが増してきて、ブラウスの上から彼女の乳房を揉みだした。
「うう~、はう、はう」と今度は彼女の方から、口づけを積極的にしてきた。ここまで来れば、言葉はほとんど要らないと考えるのは、男の勝手で女は耳元での囁きを待っているはずだ。
耳元で「実は、昔から君の事が好きだったよ」
「本当?嬉しい!私もずっとあなたが好きでした」ブラウスのボタンを外していく。ブラウスを肩から脱がせると、紫色のブラをしていた。
肩紐のない物である。カップから乳房がはみ出していた。
ブラに手を差し入れ、乳首を弄る。「ああ~ん、気持ちいいわ」
「もう、ここも大きくなってきているよ。下がどうなっているのかな?見てみたいから、ベッドに行こうか?」
「あん、意地悪!もう、グショグショに濡れているわ~。触って確かめてみて~」と、ベッドに行く前に、田中の手を取り、パンティの中へと導き、指を自分の陰唇が触れるように、少し股を開いた。
確かに触ってみると、指にネットリとした液体が絡み付いてきている。「ああ~ん、ね、スゴイ事になっているでしょう」
「じゃ、早々にベッドに」
「はい、優しくしてね」
田中は、尚子を抱き上げ、ベッドへ静かに下した。高価なダブルベッドなので、少しだけバウンドした。
田中は、着ている物を脱ぎ去り、トランクス一枚となり、尚子の横に寝た。
いきなり覆いかぶさるような事はしない。
「綺麗な髪の毛だね。いい匂いもする」と、髪の毛の中に顔を埋めて、ひと時のその高価な香りを鼻孔一杯になるまで、吸いこんだ。
お蔭で、田中のペニスはカチカチになっていた。それを感じたのか?聖子が、田中のペニスをトランクスから引き抜き、しっかり握ってくる。
雁の部分を親指で、捏ね回される。「う!」なんて気持ちがいいんだ!
尚子の腕を上に上げて、バンザイの恰好をとらせ、その脇の下に舌を這わせる。
微かに高価な香水に混じり、汗の匂いがしている。「あ~~、くすぐったいわ」綺麗に手入れしているようで、ツルツルの脇の下であった。
田中は、トランクスを脱いだ。尚子に逆向きで覆いかぶさる。シックスナインだ。
尚子は田中のペニスの先から出ている先走り液をチロチロと舐めている。田中は、尚子の秘所を舐め始めた。
「あん~、はう~」陰唇を指で広げると、そこは卑猥なピンクの襞で覆われていた。その襞は愛液でヌメヌメと光っている。
中に舌を差し入れ、ズブズブの中に押し込んでいく。「あ~、あ~、うわ~~」田中が、中を抉るように舌を動かせたからである。
愛液が奥から滲み出て来る。その下に、ピンク色の突起があった。
クリトリスで皮からすでに飛び出していた。
舌先でそのクリトリスを突くように、舐めて行くと、「ああ~、そこダメ~、弱いの~、すぐにイキそうになる~」腰をクネクネ動かせながら、その刺激から逃れようとする。
田中は、尚子の腰をガッチリ押さえ、動けなくした。尚子は、田中のペニスを含んでいる余裕もない。
自分の快感に押し流され、それをもっと享受したい様子である。
ならば、と、田中はさらに上に上がり、尚子の陰唇から下へ下がり、会陰を舐めその先にある、皺が集まっている蕾をペロリと舐めた。
「はう~、そ、そこは汚いから止めて」
「いや、とても綺麗だよ」と、蕾に舌を立てグリグリと押し込んでいった。「イヤ~~、そこはダメ~」かなり舌を差し入れ、中で舌を蠢せる。
「あ~、変な気持ち~、そこが感じるなんて……」アヌスに舌を入れたまま、指を二本蜜壺に沈めていく。指を出し入れするだけでクチュクチュと音がする。
「はぁ~~、こんなの初めて~、いい~、イキそう~ああ~~、ねぇ、イキそう~、止めて……イヤ、止めないで!」更に激しく指をGスポットに当て、強く刺激する。
アヌスに入っている舌も全開で、蠢かせる。「ああ~~~~~、イク~~~~~、イッ、イク~~」ガクン、ガクンと全身を痙攣させた。
田中は動きを止めた。しかし、尚子は、間欠的にガクンと体を痙攣させている。
「はぁ、はぁ、スゴイ、もうこれ以上は無理よ」
「気持ち良かった?でも、ボクはまだ出していないけどな」
「はぁ、はぁ、そうだったわね。私だけ先に逝っちゃったのよね。お口でしましょうか?」
「いいや、こんな素敵な女性と一体になって、果てたいな」
「え?私はもうムリよ。何回逝ったか分からないわ」
「じゃ、少し休憩して、お願いできるかな?」
「少し休めば、大丈夫と思うけど、こんなに感じたの、初めてだから……、体が壊れそう~」
田中は、尚子を抱き寄せ、キスをした。
「ううん、ううん、好き~、ううん」と尚子の方が積極的に口づけをしてくる。
「お茶でも飲む?」
「ええ、頂くわ。軽いお酒ありますか?」
「サワーなら」
「それ、頂くわ」
サワーを冷蔵庫から出し、グラスに注いで、尚子に渡す。
「ゴクゴクゴク」と勢いよく飲んでいる。シーツを見ると、尚子の愛液の後がシミになっていた。
半身を起こして、飲み物を飲んでいる姿を見て、その鮮麗された肢体を見ると、我慢できなくなってきた。
肩から乳房への曲線、くびれた腰から伸びている細くて長い脚。男を誘惑する体だ。
見ていても飽きが来ない、いつまでも見ていたくなる肢体である。田中のペニスはすっかり天井を向いて、先からは液が滴り落ちていた。
それを見た尚子は、「まぁ、すごく元気ですね。私だけイクのは、申し訳ないわ。その大きな物を私に入れて~」
「いいのか?では、遠慮なく。と、言うか尚子のその体が素敵すぎるから、さっきから我慢できない状態なんだ」
「そんなに褒めて貰えると、嬉しいわ。私の体そんなに素敵なの?」
「ええ、普通の男なら、怖気づいてしまうくらい、気品が溢れ・完成された肢体を触れるのは、選ばれし者と思ってしまうよ」
「まぁ、お世辞はそれくらいにして、来て」
田中は、ベッドにあがり、もう十分濡れている尚子の蜜壺へ向け、自分のペニスを宛がい
ゆっくりと腰を沈めていった。
「ああ~、入ってきた~、また感じている~、さっきよりすごいわ」ゆっくり、奥まで入れ、ゆっくり抜いて、その動作を繰りかえすと、
「おお~、ダメよ~、奥まで入れて、そこが感じるの~」
田中は今度に、入れたまま送出を繰り返し始めた。クチュクチュと音もし出した。
「あ~、またイクわ~、すぐよ~、イク~~」と言いガクン、ガクンと体全体を痙攣させたと同時に、田中は熱い精液を尚子の奥深くに放出した。
その時、腰全体に電流が走ったような快感を味わっていた。ドクドクドクといっぱい出た感覚があり、グッタリ尚子の上に突っ伏した。
目の前に先ほどまで、眉間にシワを寄せて、快感に耐えていた表情とは、うって変って、優しい顔で笑顔となっていた。
「なんで素敵で、上品な女性なのだ」田中は感激して、ペニスは中に置いたまま、抱きしめていた。このまま離したくなかった。熱い精液が二人の性器の間を通り、流れ出していくのを感じていた。
「好き!」尚子が言う。田中は壊れそうになっていた。
「ボクも、大好きだよ」芝居のつもりが、田中は本気になってしまっていた。
尚子も、「初めは、憧れの人との思いを現実のものとしたかったのですが、本気になってしまいました。ここでは、それはダメなのですよね。あなたを好きになる事は」
「本当はいけない事だけど、ボクも気持ちが抑えられない。
勝手な言い方だけど、しばらくはこの店での恋人になってくれないかな?もちろん費用はかからない。
恋人だから。ボクは結婚しているんだ。正直迷っている。妻を取るか、あなたを選ぶか」
「いいえ、無理はダメですわ。この店での恋人で十分です。毎日は無理だけど、週に2回くらい来ていいかしら?」
「大歓迎ですよ、尚子さんのご都合の良い日に事前に連絡頂ければ、体は空けておきます」
「エッチもすごかったけど、あなたは頼りがいのある男性と思います。私のような、世間知らずな女にいろいろ教えてください。お願いします」
「こちらこそお願いします。一緒にシャワーでも浴びましょうか?」
と、二人で浴室に入り、シャワーを浴びた。
 一方、河田組の方は、それなりに堪能したようで、上機嫌で帰って行った。ここでもスタッフから
「これを毎日に数名を相手ですか?無理です。お金ではなく、一日一人としてもらえませんか?」
「分かった。無理な事はお願いしないよ。お客様も皆さん、喜んでくれているので、それはあなたたちの努力の結果だと思っている。ボーナスも考えているので、無理は言わないが頑張って欲しい」
「分かりました。オーナー。一日に一人と決めて頂ければ、それ以上のお願いはありません」

いろんな客

 数週間経ち、経営もかなり順調で、儲けもかなり出ていた。部屋の内装も順番に、模様替えして行き、常連の方にも飽きがこないようにした。
また一部の部屋には、ラブホテルのような装置も付けた。いろんな趣味の方がおられるので、こられたお客様から、こんな事もできたらいいのにと言われた事を参考にされて頂いた。
普通の部屋に、アブノーマルな装置もある。いかにもラブホテル風な部屋にはしなかった。「SM用ルーム」や「王妃の間」や「乱交プレイ室」も作った。
他にも仕掛けは色々考えつくものは、入れた。
 そこに、意外な服装をした女性が入店してきた。その服装は喪服であった。
「受付していただけるかしら?」
「はい、入会金とプレイ代をお支払頂ければどなたでも遊ぶ事ができます。次回以降は、プレイ代のみとなります。よろしくお願いします」
「わかったわ。じゃ、これね」と、ポンと現金で支払われた。
「お名前を教えて頂けますでしょうか?会員証を作りますので」
「山口ゆかりと申します」
「ご希望の男性はおられますか?」
「そうね~、じゃ、この方でお願いするわ」と、高畑が選ばれた。
何か裏がありそうなので、高畑が選ばれて良かったと、スタッフ全員そう思った。
「ご来店ありがとうございました。今日はどのようなご要望でしょうか?」
「実は、3日前に主人が急死しましたの。親戚がうるさいので、抜け出してきちゃった。
まぁ喪主じゃないから、誰も困らないと思うけど、莫大な遺産が私に入る事になっている事をよく思わない親戚が居て、うっとうしいから、うさばらし?不謹慎ですね」
「イエ、そんな事はございません。遺産相続で揉める事はよくあると聞きます。法律でちゃんと決められている事ですから、堂々と受け取れば良いと思いますが……」
「そうなのよね。でも、親戚は遺産目当てに結婚したと思っているの。私はまだ30歳になったばかりなの。でも主人は65歳ですから、誰しもそう思いますよね」
「恋愛なさって結婚されたのですよね。何も問題はないと思いますが」
「ややこしいので、弁護士いれているの。それが、親戚全員から猛反発を受けて……、人様に言う事ではないですが、現金で500億円、資産全部入れたら、1兆円近くになるらしいわ。
そんなお金要らないのだけども、色々言われるから、余計反発しますわ」
「すごい資産ですね。税金もすごいでしょう。弁護士さんを入れられたのは正解と思いますが」
「このお店は、株式会社なの?」
「はい、一応株式会社で登記しております。未公開ですが……」
「私に投資させてくれない?こんなお金早く使ってしまいたいのよ」
「公開しておりませんので、当店の社債の発行を持って投資して頂く事も可能ですが」
「何でもいいわ。口座教えておいてね。遺産が入ったら、投資金を入金させてもらいます」
「かしこまりました。では後程、会社代表口座をお教え致します。今日はその投資のお話しでご来店でしょうか?」
「そんな訳ないでしょ、遊びに来たの。65歳の旦那の物はフニャフニャなので、いつもおもちゃを使われていました。結婚して5年も生の男性の性器を見ていないの。そこで私好みのあなたを選んだってわけ」
「承知しました。奥様に満足して頂けるよう、ご奉仕させていただきます」
「いいわね。ご奉仕だなんて。やらしい女だと思わないでね。これは先払いのお金」と帯付の札束を3つ手渡された。
「いけません。お客様。お代金は既に頂いただいております。過分な代金は請求しない事になっております」
「あなたが気に入ったから、お駄賃と考えてください。それとも、私からは受け取れないとでも?」
「いえ、では遠慮なく頂きます」世の中には、持って使い道に困っている人もいるのだな~と、感心していた。ほとんど人は、やりくりして、やっと生活しているのに。
「では、お部屋にご案内致しますので、私の後ろから付いて来て頂けますでしょうか?」
「いいわ」
部屋は、スートルーム風の広々とした部屋へ案内した。部屋に入る、「何か飲み物を飲まれますか?」
「そうね、ビールはあるかしら?」
「本来なら、お昼の奥様用のお店ですので、お出ししないのですが、奥様は特別に用意致します」
「ありがとう~」
受付に連絡して、ビールを中瓶2本と冷えたグラスを持ってくるように指示を出す。
まもなく、受付からビールとおつまみが届けられた。ビールをグラスに注ぎ、「どうぞ、乾杯という感じでもないので」
「そうよね。イライラしてここに逃げ込んだのですものね。乾杯なしでいただくわ」ゴクゴクとグラス一杯のビールを一気に飲み干した。
更にグラスに注ぐと、半分くらいまで一気に飲み干した。
余程喉が渇いていたのか?本当に、今の嫌な事を忘れたくて飲んでいるのか?高畑には分からなかった。
「すごい飲みふりですね。追加しておきましょうか?」
「ありがとう、少し落ち着いたわ。後で貰うかも知れないけど、今はいらないわ」
「こんなことを申せば、不謹慎なのは重々承知しておりますが、喪服の女性の色気はすごいものがございますね。
もちろん奥様の魅力がプラスされての事ですが」
「確かにこんな恰好した女を抱く機会など、そうないでしょうね。少し酔いが回ってきました。抱いてくださいますか?」
「ええ」と高畑は答え、ゆかりを抱きしめた。
抱いてみて分かったが、体がかなり華奢で、少し力を入れるとポキッと折れそうであった。
大きな瞳で高畑を見上げてくる。
葬儀なので化粧は薄めだから、余計にゆかりの顔、形が人並以上である事が分かる。
高畑のお腹くらいに当たっている胸の大きさが、布を通して感じられる。ゆかりの顔を上向かせ、口づけをした。
憂さ晴らしなら、激しく責めるのもいいか?と思ったが、話した内容からゆかりはそのような事を求めていない性格である事を読み取っていた。
そっと唇を合わせ、唇をスライドさせていく。
同じ動作を繰り返した後、チロッと舌を差し入れてみる。
ゆかりは拒まず、前歯を開け自分の舌で迎えてくれた。しばらくは、舌を絡め合っている。
「うう~」少し感じ始めているようである。内またを擦っていた。髪の毛を撫で、そのまま喪服の背中にあるシッパーを下していく。
ゆかりは一切抵抗しない。酔いもあるであろうが、頬がピンク色に染まっている。見開いた目にも力がなくなり、トロンとした目になっていた。
肩からワンピースの喪服を脱がせると、下着は黒のブラにガーターベルトで黒色のストッキングを履き、パンティは驚いた事に黒のTバックであった。
喪服をハンガイーに掛け、ゆかりを抱き上げ、ベッドに連れて行った。
「シャワーを浴びたいのですが……」
「奥様がもし良ければ、その生の匂いを嗅ぎたいのです。私はその方が好きなのです」
「いっぱい汗かいていますが、あなたが良ければ、このままで……」
「ありがとうございます。奥様の体臭そのものが、私にとって最高の香水となります」
「お任せするわ」
ダブルサイズのベッドなので、ゆかりが小さく見える。30歳とは思えないくらいの肌つやで、目を閉じたゆかりの顔立ちが、おとこ心を奮い立たせる。
65歳の男を主人とした理由は聞きたくもないが、いくらでもこの容姿なら、男は寄ってきたであろうに、何かもったいない気持ちとなっていた。
しかし、その事があって、こうして知り合う事ができ、その上抱く事ができ事に文句を言ってはいけない。
 上からゆっくりと、ゆかりを眺めて見た。
髪の毛は、栗色に染められ、ショートボブカットで鼻筋の通った所謂美人だ。首筋から胸にかけてしなやかな曲線を描き、首には大粒の真珠のネックレスが付いていた。
胸はGカップくらいであろうか?寝ていても、ブラから胸の谷間ができている。その谷間にうっすらと汗の粒があった。
さらに下へ目をやると、くびれた腰の中央には、縦長のお臍があり、腰骨あたりの曲線も武者ぶりたくなるような、女性そのものの美しさを表していた。
パンティは、Tバックだが前布は飾り程度しかなく、それなのに恥毛ははみ出ていない。下腹部から伸びている脚は、贅肉もなくスラットしており、脱毛しているのかツルツルの肌であった。
見ているだけで高畑のペニスはすっかり勃起しており、パンツにシミができているのが自分でもわかる。
高畑も着ている物を脱ぎ去り、下着と取り全裸となった。それを見てゆかりは目を見開き、高畑のペニスを見つめている「大きいわね。それに先がすごく段になってエラが張っているようだわ」
「あまり見つめないでください、もう興奮して先から、この通り汁が滴っています」
「そうだよ、ゆかりを欲しがっているのだ」
「嬉しい、今日は私をメチャクチャにして!」
ブラを外す。豊満な乳房が飛び出してきた。
乳房を揉み、顔を埋めるように、小さなピンク色した突起物に吸い付く。「あ~ん、ああ~」突起物が徐々に大きくなってきている。舌でチロチロ舐め回す。「いい~、感じる~」
ゆかりはバラの香りの香水をつけていたが、さっきの乳房にあった汗と混じり、それが淫臭となって、高畑の気分を更に高揚させてくる。ゆかりの片手を上げ、脇の下も舐める。
「あああ~、くすぐったいけど、気持ちいい~、あ~~ん」ゆかりも耐えかねたのか、高畑のペニスを握ってきた。
「凄く大きくて硬いわ。ピクピクしてる」トロンとした目で、笑顔を見せた。高畑は、逆向きにゆかりの上に覆いかぶさり、パンティーを下していく。
ネットリとした粘液が、バンティーに付いて、糸を引いている。
「せっかくTバック履いてきたのに、お尻には興味ないの?」
「すごく興味あるよ。だから脱がせたんだ」と言い、陰唇の更に奥にあるお尻の穴に舌を這わせた。
「はう~~、そこも弱いの」舌で十分唾液まみれとし、中指をズブズブと肛門へ挿入していくと、「わぁ~、くぅ~」指を括約筋が締め付けてくる。
無理はしないで、指先だけで中を刺激する。「う、う、う。はぁ~」と、力が抜けた拍子に指をさらに埋め込んでいく。
第二関節まで入っているようだ。
「ここにも、頂戴!」とゆかりは、陰唇を自分の指で広げた。中はピンクの複雑な襞があり、その下には尿道口も見える。
肛門に指を入れたまま、舌で陰唇の中を舐め取る。ジワジワと愛液が滲み出てきている。瞬く間に、液は陰唇から溢れ、肛門へと流れていく。
尿道口のさらに下に、キラキラ輝く米粒より一回り大きめのクリトリスがあった。
そのクリトリスも舌全体を使い、ペロンと舐める。
ペロン、ペロンと舐めるに従い、「あ~~~、ダメ~~、ああ~、ああ~、イキそう~」クリトリスを舐めたまま、膣口に親指を挿入させた。
「はう~、わ~、ああ~~」よがり声が大きくなってきた。肛門に入れた中指と膣に挿入した、親指を合わせて擦る。
「ぎゃ~~、ダ、ダメ~~、イク、イク、イク、イク~~~~」と叫んだ後、全身をガクン、ガクンと痙攣させた。
「もう、はぁ、はぁ、堪忍して~」高畑は、両方の穴から指を抜き去り、匂いを嗅ぐと、排泄物の匂いと、チーズのような匂いが混ざっていた。
ゆかりは、まだ体をビクンと間欠的に、痙攣させている。ゆかりの顔を見ると、涎が流れたままとなり、白目を剥いていた。失神してしまったようだ。
「めちゃくちゃにしてと、言ってたよな~」と一人呟き、グッタリしているゆかりを、仰向けにし、股を大きく広げで膝を立てる。
ゆかりは、無反応だ。高畑は、自分のペニスを持ち、ゆかりの陰唇に宛がい、一気に腰を沈めた。
「あう~~」気が付いたようだ。ゆっくりピストン運動を開始する。「イク~、またイク~」と叫び、ガクンガクンと全身を痙攣させる。
構わず高畑は、フィニッシュへ突進した。
「ぎゃ~~、あう~~、ダメ、ダメ、あ~~~」獣のように吠えた瞬間、高畑は熱い精液をゆかりの中に放出していた。
ドクンドクンと脈を打つように、精液が絞り出される。ゆかりの肉襞がペニスを締め付ける。
「あ、あ、あ~~、はぁはぁ、もう、もう止めて~~~」と叫び、ゆかりの体の痙攣は止まらない。ガクガクガクと連続して痙攣した後、間欠的にまだ痙攣を繰り返していた。
「はぁはぁ、本当にメチャクチャにされたわ」
「もう一度いかがでしょうか?」
「もう、もういいわ。満足しすぎ~」
ゆかりの膣内では、何度も収縮を繰り返していたので、高畑のペニスは再度大きくなってきていた。
「うう~、また大きくなって、私の奥に当たっている~」
「もう、十分でしょうか?」
「もう、十分よ。続きは次回でお願い」
「かしこまりました」
ゆかりは、ベッドから起き上がろうとするが、体に力が入らないのであろうか、フラフラ状態であった。
「シャワーを浴びたいの。浴室まで連れていってくださる?」
「承知しました」と言い、ゆかりを抱き上げ、浴室に寝かせて、シャワーを出し、ボディシャンプーで全身を洗っていく。
「ああん、もうダメよ」と言いながらも、ゆかりの蜜壺からは、愛液が流れているのが、分かる。
「ありがとう、後は自分でするわ」
「はい、では横でボクモシャワーを浴びさせてもらいます」
高畑は立って、シャワーを浴びた。熱い湯と冷たい水を交互に浴びると、体がシャキっとしてきた。ゆかりも洗い終わったようなので、全身をバスタオルで拭き、ガウンを着せてあげた。
「ふ~~、こんなにスゴイの初めてよ。自分がドンドン落ちて行き、底なし沼のように、縋り付くものもなく落ちていったわ。後は覚えていない」
「奥様のあまりにも綺麗な肢体に溺れてしまいました。申し訳ございませんでした」
「謝る事ないわ。私は、十分発散できたので、これで葬儀に戻る事ができます。こちらこそありがとうございました」と一礼して、少し休憩しソフトドリンクを飲んだ後、そそくさと、店から出て行ってしまった。

 「高畑、すげ~美人だったけど、喪服は分けりなので、お前で良かったよ。プライバシーは聞かないようにしよう」
「そうだ、こずかいもらったんで、俺とお前と香で分けよう」と一人に、1束ずつ渡した。
「こんなにもらったのか?お前に渡したのだろ?俺たちが貰う訳にはいかないよ」
「そんな事言うなよ。仲間じゃないか。俺は独り占めをしたくない性質なのでね」
「男前~~」と香がはしゃいでいた。
「せっかく改装したのに、まだ使われていないぜ。もったいないな~俺が使おうかな?」
「誰と?」
「まさか嫁さんとは、いかないだろ。SMでのロープの縛り方を、勉強しているのにな~」
「紐の使い方知っているのか?」
「ああ、その手の本に買いてあったよ。結構難しいので、練習したいのだけど、香、相手してくれるか?」
「あ~、私、痛いのはダメ~。ソフトSMならいいけど」
「ああ~、誰かいないかな?」
「SMだけじゃないぞ。マジックミラーになっている浴室や、ボタン一つで天井が鏡になったり、星座が見えるようになったりもあり、乱交パーティ会場も作っているよ」
「そうだったよな、俺はあの亀甲縛りがしてみたいだけなんだ。もちろんお客様の要望が一番だけどね」
「しかし、主婦で時間を持て余しており、夫婦生活に満足していない人がこんなにいているとはね。結婚って何だろ?子供=子孫を作る事が目的なのかな?」
「かもな、その目的が達成されたら、男は用無しって訳か!寂しいな」
 そんな話をしている所に新しいお客様が来られた。
「いらっしゃいませ。ここのシステムはご存知でしょうか?」
「ええ、大体はチラシに書かれておりましたので、分かりますが。入会金とプレイ代が必要なのですね」
「そうです。ご入会されますか?されるのでしたら、お名前をお聞きしたいのですが」
「美原順子と申します。代金もお支払します」
「ご入会ありがとうございます。ご存知とおもいますが、お気に召されない場合は全額返金させて頂きます」
「素晴らしいシステムですね」
「では、お好みの男性を選んで頂けますか?」
順子は、フタッフリストをラウンジまで持って行き、ゆっくり選んでいた。
「この人でお願いします。あ~、相手は複数でも構いませんか?」
「それはお客様のご要望とあれば、何でもお聞きします」
「ありがとう。じゃ、この人とこの人でお願いします」選ばれたのは、田中とスタッフの名田であった。
開店早々のお客様なので、「お時間は大丈夫でしょうか?」
「ええ、たっぷりあるわ。いっぱい遊んでくれると嬉しいのだけど」
美原順子は、見た目は学生じゃないのか?と思える程、若く見えた。免許証で確認しているので18歳以上である事は確かである。
服装もいかにも若者と言った、Tシャツにサスペンダー付きショートパンツ姿で、ハイソックスを履き、靴はサボと呼ばれる底が厚いサンダル風であった。
もちろん素足である。
「お時間がございましたら、ラウンジで少しお話を聞いてから、お部屋に行きましょうか?」
「ええ、構わないわ」
「今日は、どのような事をお望みでしょうか?」
「恥ずかしいのですが、見ても通り子供扱いされるのです。会社務めしておりますが、打たれ弱い所をここで治せたらな~と考えております。
要するに、色んな場面でも経験しておけば、いざその時となっても、怖気づかないようになれると思うのです。
今日は、私を虐めてください。それでも平気になれるようしばらく通うと思っています」
「では、何故二人をご指名いただいたのでしょうか?」
「おひとりでは、本当に怖くなった時、私一人で耐えられない時に勇気づけて欲しいからです」
「なるほど、では私田中があなたを虐めます。そこで、お客様が我慢できなくなった場合、ここの名田があなたを助けず、立ち直れるように致します。それでよろしいでしょうか?」
「はい、方法はお任せいたします」
「少々荒っぽいかも知れませんが、耐えきれない場合は、いつでもその旨お伝えください。すぐに止めますから。では、どうぞ私の後をついて来てください」
順子は、俯いたままこれから何をされるのか?不安と興味が入り混じっていた。
部屋に入り、カギをかける。
「どうぞソファーに座っていてください。準備を致しますので」
順子は相変わらず、落ち着かない様子で、まわりをキョロキョロしていた。一見普通のシティホテルのダブルサイズとなっているので、圧迫感はないはずである。
田中は名田に指示して、SMコーナーとバスルームでのセットをさせていた。
「何か飲まれますか?」
「お酒はダメなのですよね」
「ええ、お客様がご要望の試練に打ち勝つには、お酒の力を借りない方がよろしいかと……」
「じゃ、アイスティーをお願いします」
「かしこまりました」と、田中はティーポットから氷の入ったグラスに紅茶を注いで、テーブルの上に置いた。それを、順子はすぐに取り、ストローで一気に飲み干してしまった。やはり緊張しているのであろう。
「お仕事で、いじめとかに合われていますか?」
「いいえ、そのような事はございません。上司や先輩からキツク言われると、委縮してしまう性質ですので、それを克服したいのです」
「少々やり方が違いますが、これを経験されますと、人から少々の事を言われても大丈夫になると信じております。ある意味修行ですかね」
「お任せします」
「では、ここで全て着ている物を脱いで頂けますか?」
「今、ここで、ですか?お二人の前で?」
「ええ、羞恥心を克服しましょう」
「分かりました」と言っても、なかなか決心がつかないようであった。女性にとって、男性の目の前で脱ぐ事は、かなりの勇気の要る事である。
田中たちは、我慢強く彼女が決心するのを待った。
「では、脱ぎます」と自分に言い聞かせるように、パンツのボタンを外し、サスペンダーを肩から外すと、ストンとパンツは下に落ちた。
レースの付いた花柄のパンティが丸見えだ。次にTシャツを脱ぎ、パンティと同色のブラも外し、大き目の乳房がポロンと飛び出していた。
「これも、ですか?」と、パンティを指さす。「はい、お願いします。あ~、後ろ向きにならないで脱いでくださいね」
「うう~~」と、唇を噛みしめ、意を決したように、パンティに指を掛け、一気に脱いだ。手で下腹部を隠している。
「手を除けてもらえますか?」おずおずと、手を除けると、やや濃い目の陰毛がパンティに押されていたのか、逆立っている。
「第一段階、合格です。よく頑張りましたね」
「ええ、こんなに恥ずかしい事は、二度としたくないです」
「あなたは、すごく可愛い女性です。そんな可憐な女性を虐げるのは本望ではありませんが、お客様のご要望でございますので、敢て、こちらも気を引き締めて頑張ります」
直立している順子は、まだ不安でいっぱいであった。
「今からSMプレイを始めます。イヤな場合は直ぐに言ってください」
「わかりました。SMなんて初めてですので、何をされるのでしょう?」
「あなたを一人の雌犬扱いにします。それに耐えられれば、かなりの勇気がつくと思います」
「雌犬ですか?いいかも?さっきまで不安一杯でしたが、そのように、名言して頂けますと安心します」
田中は内心、しまったと思っていた。
「お客様を安心させては、ダメでしたね。SMにご興味がございますか?」
「ええ、私はどちらかと言うとSなのですが、今回の試練は、Mを体験しろ。と、言う事ですね」
「Sでも構いませんが……」
「あら、そう~。Sもさせてもらいながら、Mをお受け致しますわ」
「ややこしいですね。しかし、承知しました」
「では浴室に行きましょうか?ところで、あそこの毛を剃ってしまっても構いませんか?」
「え?あそこの毛って、これ?」と言いながら、陰毛を指さしていた。
「そうです」
「ん~、まぁいいわ。誰に見せるものでもないので」
「ありがとうございます。では、浴室へ行きましょう。我々も全裸になります」
先に順子が入り、田中達は、服を全部脱ぎ、浴室に入って行った。
「イスに座って、股を大きく広げてくれますか?」
「こうかしら?」
「はい、では剃らせて頂きます」シェービングクリームを付けたのが間違いであった。
「スー、スーするわ」
「我慢していただけますか」と言い、傷つけないように、カミソリで陰毛を剃って行った。
性器の傍は、複雑な形をしているので、神経を使い綺麗に剃り上げた。その姿を見ると、少女そのものである。
それを見ていただけで、男二人のペニスは、最大限に大きくなり天を向いている。
「まぁ、お二人とも立派な物をお持ちで」ニコッと笑うと、余計少女に見えてくる。
順子をエアーマットの上に寝かせ、二人で責める事にした。
上半身は名田が担当、下半身はもちろん田中が担当した。名田が順子とキスをしている。
田中は、ツルツルになった陰唇に口づけして、割れ目に舌を挿入していった。そこは、すでに愛液でヌルヌルになっていた。
「ああん、イジメルのじゃないの?」「気持ち良くなってからね」ネットリと舌で下から上に舐め上げていく。
「ひ~~」声をあまり出すので、名田はキスどころではなくなっていた。
用意してあった、ローションを洗面器一杯分順子の体に掛ける。
「冷たい!何これ?ヌルヌルじゃない」そのヌルヌルを使って、下半身を撫でまくる。
「いい~~、あ、あ、あん~」クリトリスも指で円を描くように撫でるだけで、「ぎゃ~~、感じすぎる~、イキそう~」
「まだだよ」と田中は言い、アナル用のおもちゃを取り出し、お尻の穴に挿入していく。
「はぅ~~、あひゃ~」変な声を上げて、それでも抗う事なく、玉が連なったおもちゃがどんどん中に入って行く。
入れたり出したりしていると、「ああ~、お尻って感じる~」責めているつもりが、反対に気持ち良くさせている。「ん~
と田中は考えた。このままでは、虐げられていない!
「まぁ、もう少し楽しんでから、虐めよう」ツルツルになった陰唇も舐め始め、クリトリスも突くように刺激した。ローションとは明らかに違う液体が、陰唇から流れ出ている。
「ああ~、あ、あ、あん、もっと~」
「仕方ないな」と呟き、ヌルヌルの陰唇に完全勃起したペニスを挿入させた。
「あふ~、あん、あん、あん」腰をふる度によがり声を発する。田中は、一度出す事にした。一気にピストン運動を激しくしていく。ク
チュクチュという音が激しく大きくなり「あ~~~~~、ダメ~~、イク~~イク、イク」と叫びガクガクガクと体を痙攣させた。同時に田中は、精液を順子の中に放出した。
ドクドクドクと、永遠に続く快感と共に、限りなく出て行く。「はぁ~、もう、ちょっと休憩」と順子が言うので、シャワーを掛け、ローションを洗い流して、体を拭いてあげた。
お尻からは、タラリとおもちゃが入ったままになっているのを、気づいていないようであった。
「ベッドで休んでおいて」と促すと、順子はベッドで横になり、やっとお尻に異物が入っている事に気付いたようであった。
「あ~、変なものがまだ入っているよ。ぬくよ」と自分で抜こうとするが、おもちゃには玉が連なっているので、抜くだけでも感じていた。
「あ~~~~、はう~」スポンと音が聞こえたようにきれいに抜けた。
「今度は、本当に責めるからな。我慢できなくなったら、言ってね」と田中が言うと、赤い紐を取り出した。ひもの途中には、結び目がいくつも作られていた。
「何をするの?それで私を縛る?」
「そう!」
「わ~、何だかワクワクするわ」潜在的な変態なのかも?と思ってしまった。若いから好奇心があるのかも知れない。
順子を膝だけで立たせ、赤い紐を股の間を通し、上下に動かす。
結び目がちょうどクリトリスに当たり、「ああ~、いい感じの刺激~、さっき逝ってなかったら、痛いかも?」
しばらく、紐で責めた後、いよいよ田中が実践したかった、亀甲縛りに入った。
両手を上げ、胸から股間へと縛っていく。お腹と背中の紐の形がカメの甲羅の一部のようになるので、「亀甲縛り」と呼ばれている。
「動けないわ、それに、少しでも動くと、あそこに結び目が当たって、「あ~~、いい~~、おお~~」と、動けなくなっているようだ。
部屋の片隅にある滑車に紐を通し、順子の手首を縛る。「痛いけど、気持ちいい~」愛液がポタポタと床に落ちている。
田中は、「我ながら綺麗に縛れたな」と自分の技術に置漏れていた。「手首の紐を緩めてくれませんか?」
「あ、ごめん、ごめん」と詫びて、手首の紐を緩めた。手首は縛られたままである。
「ああ~~ん、すごいねこれって。責められる気持ち分かるわ。紐がね、やらしい所に食い込んで、常に刺激してくるの。だからほら」と床を指さした。
さっきよりも水溜りが大きくなっていた。
紐も濡れて真紅の色が赤黒くなっていた。「いよいよ本番だな」
「え?まだ何かするの?」
「お尻を後ろに突き出しなさい」
「こう?」突き出したお尻の蕾に、昔の太い注射筒のような、浣腸液をたっぷり肛門から注入した。
「はう~~、お尻に何を入れたの?」
「たっぷりの浣腸液だよ。もう少ししたら、催してくると思うよ」
「ここで、縛られたまま、しろ!と言うの?」
「まさか、ちゃんと紐は解くよ。トイレでして頂戴。お客様にそこまではさせません」
「あ~、びっくりした。でもここでしたら、度胸つくでしょうね」
「ええ?本気か?」
「ダメですか?」
「オイ、名田すぐに便器持って来い」
「はい、便器ってありましたか?」
「受付に聞けば、簡易用のを用意している。急げ~~」
名田は、走って部屋から出て行った。
「本当に、ここでするのか?」
「見たくない?お客が言っているのだけどな~」
「はい、承知しました。すぐに用意させますので、と言いながら、スルスルと縛っていた紐を解いて行った。解いた跡が、体中に残っている。
「ここでしたら、後でたっぷりご褒美頂戴ね」
「ああ、分かりました」
グルグルグルとお腹が鳴る音が聞こえてきた。
「あ~、出そう~。便器まだかしら?」
「もう少し我慢して!」田中は念のために、ビニールシートを下に敷いた。
その時、名田が便器を持って部屋に入ってきた。「はぁはぁはぁ」と階段を使い、走ってきたのであろう。
素早く、順子の下に便器を置いた。
「何とか間に合ったな」と言うのと同時に、ブリブリブリと、排便する音が聞こえてきた。辺りは、排泄物の匂いで満たされている。
田中は、思わず覗き込んでいた。確かに肛門から、排泄物が出てきている。かなりの量だ。
最後は水みたいなものが、シャ~~と出て、排泄は終わったようであった。
「恥ずかしい~~。くさいでしょ。窓を開けて換気してください」
「しかし、すごい量が出たな。溜まっていたのか?」
名田は、窓を開け、エアコンを最大運転とし、便器を持ってトイレへと向かっていた。
「名田、それが終ったら、彼女をトイレにお連れしてくれ」
「はい、かしこまりました」
名田が便器をトイレに持って行くと、辺りの匂いはかなり薄くなっていた。
「4日くらい便秘していたの。お蔭でスッキリしたわ」
便秘していたのか!道理で、一度に出る量としては、想像以上のものであった。
名田が出てきたので、順子はトイレに入り、後始末をしている。
「ボク初めて見ました。女性が排泄するところなんて!」ビックリしているより、興奮しているようであった。
「俺も初めてだよ。目の前で、まさかされるとは思ってもいなかったし、匂いがキツイな」
彼女に聞こえないように、小声で話した。
「後は、普通に俺が相手するから、お前は休憩してくれ。あんなものを見せられて、疲れただろ」
「ありがとうございます。キツイっすね。思い出したら、飯食えないなりそうです」
と、言い名田は部屋から出ていった。もちろんシート・便器は持って行ってくれた。
「お待たせしました。あれ?もう一人の方は?」
「お客様の姿に圧倒され、疲れたようです。今、休ませています」
「ごめんなさい。嫌な物を見せてしまって」
「イエ、お客様がこれで、少々の事には動じない用にきっとなられていると思います。それだけで、我々は本望なのです」
「みなさん優しいのね。この店気に入ったので、通うわ」
「ありがとうございます。いつでもお越しください。お待ちしておりますし、大歓迎致します」
「ありがとうございます」と、彼女は深々と頭を下げた。
「滅相もございません。頭を上げてください。我々の仕事は、お客様あってのものですので、今後ともよろしくお願い致します」と、反対に田中が深々と頭を下げた。
「本当にありがとう。かなり度胸がつきました。これで少々嫌な事があっても、今日の事を思い出せば、乗り越えられます」
「それは、良かった。正直言いますと、私も紐で縛ってみたかったので、勉強になりました。縛り方で、痛かったのは手首だけでしょうか?」
「はい、体中に結ばれた紐は、私の性感帯をほとんど刺激しておりましたから、床が濡れていたのをご存知でしょ」
「そう言っていただきますと、変な自信が湧いてきました」二人して、大笑いした。
「じゃ、今度来た時も、縛ってくださいね」
「承知致しました」
「私がご褒美貰うとか言っていましたが、反対にご褒美をお渡ししたい気持ちです」
「そうでしたね。そう言わずに、これからは普通に恋人同士の性交渉で、どうでしょうか?」
「いい、それしましょう」
田中が、私にもご褒美を頂きたくと、お願いした。
「なにかしら?」
「浴室へ行きましょう」
「洗いっこですか?」
黙って、浴室に入り、「順子さんのお小水を飲ませて欲しいのです」
「え?前から出る物も欲しいのですか?」
「はい」
「分かりました。少し待っていてね」
う○こまで、目の前で出したくらいだから、お小水は、たいした事ではないのであろう。
順子は、片足を浴槽の上に乗せ、自分の陰唇を広げた。鮮やかなピンク色の襞が見える。
田中は、仰向けとなり、出て来るのを待った。
順子の局部がぷっくり膨らみ、チロチロと尿道口から尿が出てきた。田中は、それを口で受け止め、更に勢いがまして、一筋の流れとなると、口から溢れ出していた。
一度ゴクリと飲み込み、再度出て来る小水を受け止める。
最後に、チョロンと出て出しきったようであった。生暖かいが、若い女性の小水なのでサラッとした味わいであった。
「美味しかった!」と、田中が言うと、「本当に?じゃ、次は、私へのご褒美お願いします」
「かしこまりました~。ここでする?それともベッドに行きますか?」
「ベッドの方が落ち着くわ~」
「では、ベッドまで行きましょう」二人で体を拭き、ガウンを着てベッドまで行く。
 先に順子がベッドに横になり、その隣に田中は体を横たえた。浴室でのプレイの為に、順子の髪の毛は濡れていた。
まるでプールから出てきた子供のような印象を受ける。
田中は、順子の耳をチロチロと舐め始めた。「耳って、くすぐったいけど、ジワジワ感じてくるのよね~、はう~」首筋から鎖骨までも舌を這わせ、もうすっかり立っている乳首に吸い付いた。
「ああ~~、舐めて~」舌で弾くように舐めていく。「いい~、あん、あん、あそこが熱い~~」ツ~っと、舌を下に滑らせ、腰骨を通過して、秘所は後に残し、内腿を舐める。
「もっと上を舐めて~。お願い~、熱い~」スルスルと更に下がり、足の指をしゃぶり始めた。親指から順に小指まで、丹念に舐めていく。
「はぅ~、ああ~、お願い~」上を見ると、綺麗に剃り上がった陰唇が見える。ツルツルの丘を見るのもいいものだ。
陰唇からは愛液が溢れ出していた。お尻を伝い、シーツに大きなシミを作っていた。
「さて、お望みの箇所をたっぷりと舐めてあげるよ」その声を聞いただけで、順子は腰をくねらせ、その時を待っていた。
無毛の部位を撫でる。少女のあそこもこのような感じなのであろうと、欲情に燃えた目つきで田中は、ジッと見つめていた。
「見ているだけじゃなくて~、早くぅ~~」
陰唇を指で広げ、中を舌で溢れている液体を掬うように舐め取る。酸味かかったやや甘い味がした。
ヌルヌルである。舌を蜜壺に入れたり出したりしていると、「ああ~ん、あん、あん、はふ~」とヨガリ声が多くなってきている。
「あなたの大きいのが欲しいの~~。ここに入れて~~、我慢できない~」クリトリスも責めたかったが、田中はペニスを持ち位置を確かめて、蜜壺に挿入していく、
「ああ~~、来た~、熱い~~」両足を持ち、一気に貫いた「あう~~、奥まで当たってる~、イキそう~」何度も何度も送出を繰り返した。
「イク~~、イク~イクわ~~」と叫び、ガクン、ガクンと全身が大きく痙攣した。それでも田中は、止めなかった。
「あ~、ダメ~また、イク~~」小刻みな痙攣の後、大きくガクンと跳ねて、静かになった。
本当に逝ったようである。田中も、順子の蜜壺の奥深くに、精液を放出していた。ドクンドクンと脈を打つようにいくらでも出ているようだ。
一度、気を失っていた順子であったが、田中の放出を感じ、覚醒したようであった。
「熱いのが、私の奥にいっぱいでていたわ~、あ~~、まだ体が感じているの」と言い、カクン……カクン……と間欠的に痙攣をくりかえしていた。
「ご褒美になったかな?」男は行為が終わると急に覚め、正常に戻られる。
「ええ、ああ~、よかったわ~、ふぅ~~。まだあなたの物が入っているわ」田中のペニスは、順子の蜜壺の中で、その締め付けるような、収縮でまた大きくなり始めていた。
「ああん、また大きくなってきている~、いや~~、またイキそう~、あうう~~~」これ以上すると、変になられたら困るので、ゆっくりとペニスを抜いていった。
ポンと音がしたようであった。それだけ順子の蜜壺はペニスを咥え込んでいたのである。
「もう、十分です。堪忍してください」
お尻の下のシーツには、大きなシミができていた。
「少し、休憩ね。スゴすぎたので……」
目を瞑っているが、体は小刻みにピクピクしている。
暫く経ち、順子も落ち着いたのか?
「すごく気持ちよかった。こんなに何度も逝ったのは初めてよ。それに、スゴイ経験させてもらったので、少々の事では動じない気持ちが湧いてきました。ありがとうございました」
「イエ、こちらこそありがとうございます。これに懲りずにまた来て頂けましたら、どのようなご要望でもお聞きできるように頑張ります」
「ありがとう」と言って、順子は、シャワーを浴び、後始末を終えると店から消えて行った。
 田中の体験談を聞き、高畑も驚いていた。
「目の前で、排泄したのは本当か?」
「ああ、俺もビックリしたよ。その後の匂いの臭い事!いくら客とは言え、あれはないよな」
「確かに、常識を逸脱しているな。しかし、そこまでする事で、彼女の劣等感はなくなったのだろ?」
「まぁ、本人がそう言うので、信じるしかないな」
「お疲れさん。大変な思いをしたな。変態系はお前に任せるわ」
「オイオイ、まぁ俺も変態を否定しないけど、それが日常になると、変態でなくなるぞ」
「それで、紐の縛りはどうだったんだ?」
「それが、それほど練習していないのに、すごく良かったらしいわ。自信ができたかな?
また誰かに、試してみるわ。意外に好評だったのでね」
「好きこそ、物の上手なれだな」
 二人で雑談している間も、お客様は次々来てくれていた。商売繁盛である。
その中に、高畑を指名してきたお客様が来た。
名前は、立川緑と言い、見るからに聡明そうな雰囲気を醸し出していた。スーツの衿に付いているバッジが気になっていた。
指名されたので、近づいてよく見ると、弁護士バッジであった。弁護士が何故?と思いつつ、
「本日はご来店ありがとうございます。お仕事で来られたのでしょうか?それともプライベートでしょうか?」
「ああ、このバッジの事ね。仕事ではありません。こういう仕事は、結構ストレス溜まるのよ。
昔は、先生とか呼ばれてほとんどこっちが主導権握っていたのですが、最近は、ネットの普及か?変に知っている方がおられて、それは、解釈の違いである事をいちいち説明しないと納得しない人が多くなっているの。
だから、純粋にストレス解消に来ました」と言い、にっこり笑った顔がすごく素敵であった。
「先生と呼ばれる人も来て頂けるようになるとは、夢にも思っていなかったな」と独り言のように呟いていた。
「先生は、今日はお休みなのでしょうか?」
水曜日であったので、一応聞いてみた。
「その先生って呼ぶのは止めて欲しいな。緑と呼んでください」
「よろしいのでしょうか。では、そうさせて頂きます。しかし、司法試験に合格するのはかなり難しいと聞いておりますが」
「私は、法科大学院出ていますので、司法試験に合格し、司法修習…所謂実務経験ですね。
それを通過して、検事になられる方や私のように弁護士になる者に分かれます」
「司法試験に合格するだけで、弁護士にはなれないのですね。それは大変だ」
「大変と言えばそうですね。その時は必死でしたから、大変とは思いませんでしたが、もう一度しろと言われると、断りますね」
「念のためですが、当店で法律に抵触する内容があるかも知れません。その時は目を瞑って頂ければありがたいのですが……」
「当たり前じゃない。私は遊びに来たの。いちいち、うるさい事は一切申し立てません」
「天は二物を与えずと、よく言いますが、聡明で且つこんなにお綺麗で、スタイルも抜群なのは、凡人にとって不公平だと正直思います」
「まぁ、お上手ですね。それも商売用の褒め言葉?」
「いいえ、本心からそう言っております。商売抜きで、ご要望にお応えしたいと思っております」
「私は、これでも一応法律事務所を構えております。と、言って人をおもちゃにしたいとは考えておりません。
弁護士も女性は増えて来ましたが、やはり男性社会なのです。
なので、必死で仕事をしてそれなりにクライアントは増えましたが、気が付いたら30を超えてしまって、学生時代に男性をお付き合いしたきりで、それからは一切男性とのお付き合いがないのです。
そこで、少し勉強してから出来れば生涯の相棒が見つけられればと、勝手な事を考えて来ました」
「緑さんなら、いくらでも男性は寄ってくるでしょう」
「そうでもないのです。弁護士で事務所を経営していると聞くと、皆さん離れていかれます。何故でしょうか?」
「それは、男の方が、自分とは対等にお付き合いできない、高嶺の花と言うのでしょうか?所謂、男性側に自信がないのが原因ですね」
「じゃ、私は一生男性とお付き合いできないのでしょうか?」
「そんな事はございません。男性は、弱い所を見せられると、守ってあげたいと思う生き物です。
緑さんも少し弱い所や気さくな性格である事をアピールされれば、こんなに美しい方なのですから、いっぱい男性が寄ってきますよ。
それでは、本日はどう振る舞うか?も実践で遊びを入れながら行いましょう」
「是非お願いします。男性と聞くと、負けられないとつい考えてしまいますから」
「そこをまず直さないといけませんね」
「お願いします」ペコリと頭を下げた。
「では、結構お話ししましたが、部屋に行って、ゆっくりお話ししましょう。私の後ろに付いてきてください」
同フロアーのスイートルームに案内した。
部屋に入っても慣れているのか?大して感動もしていない様子である。ソファーに腰掛け、足を組むのを見ると、意外にミススカートであったので、下着が見えている。
太ももの奥まで見えていたので、紫色のパンティと同色のガーターベルトでストッキングが止められているのが分かる。
また、足を組み替える度に、スカートがずり上がって、更に中が良く見えるようになっていた。決して分かってしているとは思えない。
「学生時代にお付き合いされた男性とは、交渉はあったのでしょうか?」
「交渉とは?ああ、セックスね。ありました。それから、ずっとなしですよ。可哀そうでしょ」
「確かに、素敵な容姿と素晴らしいスタイルですから、変な言い方ですが、もったいないと思います」
「本心で?」「もちろん本心です」
「なら、やはり緑と呼び捨てにしてください。私もあなたが気に入ったわ。下のお名前は?」
「高畑輝と言います。テルテル坊主のテルです」
「ははは、じゃ、テル様と呼ばせて頂きます」
「冷たい者でも飲まれますか?」
「アイスコーヒーをブラックでお願いします」
「かしこまりました」と手際よく、グラスにブラックコーヒーを注いだ。
彼女は、グラスを受け取り、ストローでカラカラと氷をかき混ぜながら、美味しそうに飲んでいた。
高畑も、彼女の向かいに座ったので、スカートの奥が更によく見えていた。
それだけで、高畑のペニスはカチカチになっていて、前がこんもりしているのを隠そうとするが、彼女は見ようともしない。
本当に男性慣れしていなさそうである。
ソファーが、深く腰掛けるとお尻が沈み、ピチリ膝を合わせていないと、必然的にスカートの内部が露わになる。
「弁護士さんのお仕事も、ボクは全然知らないのですが、大変なのでしょうね」
「いろんな案件がありますから、特に身内の争いは見ていられないくらい壮絶なものですね」
「そうなのですか?身内なら、まぁいいか~、で済みそうと思うのは素人なのですね」
「相続となりますと、特に揉める場合が多いですね。で、結局家庭裁判所まで行ってしまう。悲しい現実です」
と話に夢中になっているのか?股が開きっぱなしである。その紫色のパンティはピッチリ張り付き、彼女の割れ目を模っていた。
高畑は、我慢の限界にきていた。
「汗をかいているので、シャワーを浴びたいのですが」
「もしよろしければ、そのままでプレイをしたいのです。石鹸で流されてしまいますと、芳香な体臭が消えてしまいますから、緑さんが宜しければ、そのままでベッドにいきませんか?」
「そんなものなのでしょうか?私は構いませんが、汗臭いですよ」
「それが良いのです」
「変なの」と言い、自分からベッドに向かって行った。そして、ベッドの掛布団を取り除き、ベッドの端に座って待っているようである。
高畑も早々にベッドに行き、立川の横に座った。爽やかな香水の香りに全身が包まれている。
適度な香りなので、嫌味でもなく、反対に心地よい香りであった。その華奢な体を抱きしめた。
それだけで、緑は「うう~~」と、呻いている。男性から抱きしめられるのも久しぶりなのであろう。
「本当に、処女に近い状態なので、どうしたらいいのか?分からないわ」
「ボクに任せてください」と、言い再度、緑を抱きしめた。そして、顎の下に手を当て顔を上向かせ、口づけをした。
ピンクのルージュが怪しく輝いている唇に自分の唇を合わせた。ルージュの味がした。
暫く口づけを続けた後、舌を差し入れてみる。本当に慣れていないのか、前歯を開けようとしない。
その前歯を舐めていく内、緑がやっと舌を出してきた。お互いの舌を絡め、緑の乳房を揉みだした。
「はぁ~、ああ~、久しぶりだわ、この痺れるような感じ」
緑を立たせ、スーツは既に脱いでいたので、ブラウスのボタンを外していく。耳から首筋に舌を這わせながら、感触だけで外していく。
「うう~、耳は弱いの……、はぅ~」
ブラウスを肩から脱がせ、サイドテーブルの上に置いた。ブラはさっき見たパンティと同色の紫色で縁に刺繍が施されていた。
Fカップくらいの大きさで、そのブラも背中に手を回し、フォックを外す。ポロンと乳房が飛び出してきた。
血管が透けて見えるくらい色白な乳房で、先にはもうすっかり充血して立っている小指大の乳首があった。
乳房を優しく揉み乳首に吸い付いた。「ああ~、いい~、気持ちいいわ~」顔を仰け反らせて、その快感を表現している。左右の乳首を交互に舌で弾くように刺激する。
「うう~~、はふ~、はぁはぁ」息遣いが荒くなってきた。そこで高畑は、自分の着ている物を脱ぎ、トランクス一枚となった。完全に勃起しているペニスをトランクスから引き抜いた。そして、緑の手を取り、自分のペニスに宛がった。
「こんなに大きいの?熱いし、ピクピク動いている」
「緑を欲しがっているからだよ」
「私の事でこんなに大きくなっているって、感激だわ。どうすれいいのかしら?」緑の手を持ち、ペニスを握らせた。先からは先走り液が滴っている。
そして握った手をペニスの先に持っていき、ヌルヌルの液を手に擦り付けた。
「いっぱい出ているわ。さっきは、生娘みたいな事いちゃいましたが、本当はどうするのか?は、分かっているわ。フェラしていいかしら?」
「お願いします」変な会話となっている。
緑は、高畑の前に膝まずき、ペニスを手に持ち、先から溢れている液をペロペロと舐め始めた。その液を亀頭全体に塗すように、舌で舐め回す。
「うっ」思わず声が出てしまった。
舌使いが上手すぎる。本当に何年も男と接していないのか?と思いたくなるような、舌の動きであった。
次に、口をOに字に広げ、全体を咥え込んできた。ジュポジュポと、卑猥な音を立てながらしゃぶっている。手も幹を擦るように動かせている。
「うぉ~、出そうになるから、止めてくれる?」聞く耳持たずで、行為を続けさらには、玉を口に頬張り、口の中で転がしてくる。
手は、ペニスを扱いている。「もう、もういいよ。肝心なお客様の相手ができなくなるから」とお願いしてやっと解放してくれた。内心ホッとした。
もう、少しでも続けられたら、完全に射精していたであろう。
緑を再度寝かせ、乳首に吸い付きながら、スカートを外し、これもサイドテーブルの上に置く。そして下腹部へ移動し、パンティに手を掛け一気に下した。
ヘアーはやや少な目であった。その毛の下には、確かにそんなに使っていない陰唇が綺麗な色をして、その間からは、愛液が滴っていた。
その液を舌で掬い取るように、陰唇を広げ中も舐める。
「あん、あん、ああ~~、クリちゃん舐めてください」
言われるまま、もう皮から露出しているクリトリスの周りから舐め始めた。
「はぅ~、ああ~、あ~~、いい~~、か、感じる~」舌でクリトリスを舐めながら、指を2本蜜壺に挿入し、中で上が少し隙間のある所で、指をくの字に曲げて、隙間を刺激する。
「あ、あ、あ、ダメ、出そう、あ、あ」と言うや、体をビクンビクンと痙攣させ、水のようなものが蜜壺から噴き出してきた。
舐めてみると、少しアンモニア臭がする。所謂、潮吹きであった。緑は、まだ体の痙攣が止まらないようであった。
「これって、逝ったの?」
「まだ、完全に逝ってないよ。本番はこれからだよ」
「もう、私クタクタ状態なのだけど……」
「まだお互い逝ってないから、これから逝くよ」と、また変な会話をしてしまったと、反省していた。
どうも弁護士と言うのが頭にあって、調子が乗らない。先生と呼ばれる人をヒイヒイ言わせたいのだが、普通のようにできていない。
緑は、ガーターベルトにストッキング姿であったので、ベルトを外し、ストッキングも脱がせ、全裸の姿とした。
ガーターベルトしたままで、挿入したかったのだが、高級そうなので、汚したら申し訳ないという気持ちであった。
再度、ヌメヌメと濡れ光っている陰唇を舌で舐め上げる「ヒィ~、はぁ~、ああ~~」直ぐに反応してくる。
「ねぇ、欲しくなってきちゃった、あなたの大きなおちんちんを入れてくれますか?」
「ボクのおちんちんをあなたのどこに入れろと言われていますか?」
「女の私から、言わせたいの?」
「そうです。どこに入れろ!と?」
「わたしの○○○○」小さな声で言ったのであろう。
「よく聞こえなかったので、もう一度お願いします」
「私の、おまんこに、あなたのおちんちんを入れて欲しいの」
「はい、承知しました」
高畑は、緑の腰を持ち上げ、お尻が上を向く姿勢を取らせ、桃のようなツルツルのお尻を広げ、陰唇からすぐ傍にある肛門に舌を差し入れた。
「ギャ~~、そこは汚れているから止めて」構わず、舌を埋めていく。微かに排泄物の香がする。
肛門の中の肉襞をピチャピチャと音を立てて舐めていく。
「早く、おまんこに、入れて~~」
そのまま、上から覆いかぶさり、真上から蜜壺に向けて、ペニスを差し込んだ
「ああ~~、あん、あん、あん」腰を振る度に、ヨガリ声を上げている。何度か送出を繰り返した後、ペニスを抜く、スポンと音がした。
「ああ~~ん。あなたの先にある段差が私のあそこに当たって、どんどん落ちていくわ~」
再度挿入し、ピストン運動を繰り返した。
緑は、腰を上げている姿勢なので苦しいようであったので、元の位置に戻し、両足を持ち、腰を振る。
「ああ~、ああ~~、イク、イクわ~、ねぇ、イク~~~~~~~」と言ったと同時に高畑は、緑の蜜壺の奥深くに射精していた。
ドクドクドクと、勢いよく子宮の中にまで届きそうなくらいの勢いで放出した。
「あ、熱い~、あなたの熱いのが私の奥に届いている~~~」なおも緑はガクガクガクと何度も体を痙攣させていた。
高畑は、ゆっくりとペニスを抜くと、緑の蜜壺から、ドロリと高畑の精液が流れ出してきた。
それまでに、緑の愛液で、ベッドのシーツはグッショリ濡れていた。
「よかったわ~、久しぶりの男……」
「それはよかったです。少しはストレス発散になりましたでしょうか?」
「ええ、後2,3回通えば、スッカリ元気になれそう」
高畑は、緑に腕枕をして、片手で乳首を弄りながら、話していた。
「あん~、また欲しくなるでしょう~」
「あまりに綺麗な乳房なので、ずっと触っていたいくらいなのだ」
「ありがとう、今日はこれくらいにしましょう。フラフラで、ちゃんと歩けないかも知れないくらい」
まだ、高畑は緑の乳房を触っていた。
「もう、ダメよ。今度来る時までお・あ・ず・け」
「そんな~、もう少し触らせてください」
「仕方ないわね。少しだけよ」
堪らず高畑は、緑の乳房に吸い付いてしまった。「あ~~ん、やっぱりダメよ」
無視して、尖った乳首をチュパチュパと吸いとっていく。下に目をやると、また緑の蜜壺から、愛液が溢れ出してきている。「ダメだって~~~、あ~~」
「シャワー浴びましょう」
「え?ここまでして、シャワー?結構意地悪なのね」
「ええ、意地悪です。先生をもっと満足させたくて、その気持ちでいっぱいです」
「まぁ、商売とは言え、そこまで私の事を」
緑は、高畑に抱きついてきた。「ねぇ、今度は私が上でするわ。それが終ったら、シャワーね」
「はい、承知しました。緑」
「嬉しい。名前で呼ばれると、恋人になった気分ね。私が欲しいの?ここがもうこんなに大きくなっているわよ」
「はい、欲しいです。緑の為と言うより、ボクが緑を離したくなくなっています」
「口はお上手ね。悪い口はこれかしら?」と、
高畑の口を塞ぎ、舌を絡めてきた。「うう~ん、本当に好きになりそう~、う~ん、う~ん」と声を上げながら、高畑の顔中を舐めてくる。
そして、緑は高畑の上に跨いで乗り、ペニスを持ち、自分の蜜壺に沈めていく。
「ああ~~、また感じてきた~」腰を前後に擦るように振ってくる。
「ああ~、ああ~、」と大きなヨガリ声を発しているが、いまいち物足りない様子であった。それを察した高畑は、緑の腰を持ち、下から肉棒を蜜壺に向けて、突き上げていった。
「ああ~~、また、イクわ~イク~~」と言ったと同時にガクガクガクと体を痙攣させて、両手を高畑の両サイドに立てて
「はぁはぁはぁ」と荒い息をしながら、口づけしてきた。
「何度、逝ったのか?分からないくらい。頭の中真っ白よ」
「イク時はどんな感じ?」
「体が落ちていく感じ、ドンドン落ちていくの。頭の中は、フラフラで、何かにしがみついていないと、このままあの世に逝ってしまいそうになったわ。
快感は、全身に響くの。今でも、まだ感じているわ。だから、本当にもう止めてね」
「わかりました。真っ白になるまでできてよかったです。何か残した状態で帰したくなかったので」
「しばらく休憩したら、シャワーを浴びましょうか?」
「ええ、そうしましよ」と言い、緑は軽く高畑にキスをした。
今度は、本当に浴室に行き、二人でシャワーを浴びた。
子供のように、水の掛け合いっこまでしていた。緑は、大笑いしながら、高畑と楽しい時間を過ごす事ができた。
「今日は、本当にありがとうございました。
また来させて頂きます。こういうお店がもっとあればいいのにね」
「こちらこそ、ご来店ありがとうございました。またのご来店を心よりお待ちしております」
立川緑は、足取りも軽く、店から出て行った。
「弁護士が来た時は、初めは驚いたよな」
「うん、誰かが訴えたのか?とも思ったよ」
「そうじゃなくて、単に遊びに来たので、よかったじゃない」香がそこに居た。
「高畑、頑張った、じゃないか?すごく機嫌よく帰っていったぞ」
「ああ、出来る限りの事は、したよ。しかし、先生と呼ばれる人だから、初めはぎこちなかったけどね」

 「それより、田中。この「おもてなし館」も軌道に乗ってきたので、ここのスタッフにこの店を任せて、また新しい事考えないか?」
「お前って、常に前向きだな。つうk、飽きっぽいのか?どっちかだな」
「どちらかと言うと、飽きっぽいのかもな」
「「大人の秘密基地」も「おもてなし館」もチェーン店化する気はないな。同じような店がいっぱいできたら、希少価値がなくなるからな」
「そうだな。しかし俺にはアイディアはないぞ。いつもお前が言う通りに、俺は動いているだけだからな。お金もかなり溜まったし、いい車にも乗れるようになったし、お前には感謝しているよ」
「いや、お前と事を始めるから、うまくいくんだ。他の相棒じゃ、こううまくはいかないよ」
「それで、次は何を考えているのだ?」
「そうだな、今度はもっとセレブなお金はあるけど、ヒマを持て余している、男も女もその欲求を満たす、
「プレジデント・クラブ」と言って、普段はお酒を飲める場所で、気が向いたら別室へ行き、好きな事をするってどうだ?」
「よくそれだけ思いつくよな」
「じゃ、明日から場所探しと、スタッフを募集しよう」
「行動が早いな。またお付き合いするよ」
早速、高畑はスタッフを集め、今日限りで自分達は、オーナーから下りて、スタッフの中から2名、雇われオーナーを選び、後の運営はほとんど任すが、毎月収支報告と、顧客リストの提示を求めた。
もちろんそれに異論を唱える者はいなかった。
こうして、高畑と田中は、新しい商売へと向かって行った。

おもてなし館

一旦、シリーズはお休みします。

一度違った物語を入れて、再度高畑、田中コンビが復活します。

次作もお楽しみ頂ければ幸いです。

おもてなし館

高畑、田中コンビによる第二弾です。 内容は、前作に近いものがあり、新しい店は女性を対象としたサービスを行う内容です。 いろんな女性に登場してもらい、それぞれの特徴を表したかったのですが、内容としてできているのか?は 読者の皆様のご判断にお任せ致します。 所詮、官能小説されど官能小説です。

  • 小説
  • 中編
  • 成人向け
  • 強い性的表現
更新日
登録日
2015-08-18

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. いよいよ開店
  2. いろんな客