痺れ

 左腕がぴりぴりする
 頭のなかはぼーっとする
 揺らめいて消える煙を眺めて
 横たわりながら雨音を聴く

 風に靡くカーテンが
 私の頬を掠め
 刹那的に四次元を味わう
 
 ぐるぐると
 廻りながら
 くらくらと
 力は抜け
 ぴりぴりと
 まだ痺れている

 手探りでロキソニンを見つけ
 白い夜を泳ぐ
 浅瀬に辿り着いたように
 私は眠りに落ちる

 ぴりぴり、ぴりぴり
 私の躰を
 あぁ、蝕んで
 愛して

痺れ

痺れ

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-08-13

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted