なんでも屋くん

 「ごめんなさい、これ棚しまっておいてもらえますかー?」
 彼は、はーいと返事して物をうけとる。トコトコ歩いて、それをしまいに行くと、別のところから、また声をかけられる。そうやって一つ一つ仕事をこなす姿は、この仕事に慣れているように見える。
 「アヤメくーん、このファイル、Bの棚じゃないよー」
 「え!!?ごめんなさい!?」
 「にゃー、いいよー。めっちゃ多いもんね。」
 慣れてるように見えるだけで実はそうでもなかったらしい。ペコペコ謝る彼はウサギみたいだ。外見も可愛い系統なので、本当にウサギようにみえるのだが。
 わたわたと頼まれた次の仕事をしていると、ドアの向こうから、ひょっこりと顔を出した可愛らしい女の人が彼を呼んだ。彼は仕事の手をとめて振り返る。
 「燈絽(ひろ)さん!どうされたんですか?」
 声をかけると、彼女・・・燈絽は、優しく微笑みながら、用件を告げる。
 「梗夜(きょうや)が呼んでます。今から私も向かうので、一緒に行きませんか?」
 柔らかい声で、アヤメを誘った。アヤメは、こくこくと首を縦に振って肯定する。
 ぱたぱたと音を立てて、仕事を頼んでいた人に謝りに行くと、その人は事情が分かっているのか、ひらひらと手を振りながら、
 「いいよ、いいよ。こっちは、勝手にアヤメくん使ってただけだからね。また、手が空いたら手伝ってよ。ここは、いつも人手不足だからさ」
 というと、にかっと悪戯な笑みを浮かべて見送ってくれた。
 部屋をでて、燈絽と一緒に、梗夜のいる図書館へ向かう。
 「何かあったんでしょうか?」
 梗夜さんが、僕を呼ぶなんて、余程切羽詰まっているのかもしれないと考えて燈絽に尋ねると、彼女はくすくすと笑いながら言った。
 「アヤメさんにしか頼めないお仕事なんですよ。」
 どうやら彼女は、用件の内容を知っているらしい。可愛らしく微笑んでいる。
 頭に疑問符を抱えながら着いた図書館のドアを開け中へと入る。すると、本はふわふわと浮いていて、棚は勝手に音もなく移動している。いつものことながら、他の場所とは別の世界だ。ここは、曖昧図書館。時間も時空も重力も何もかもが曖昧な場所。そして、全ての禁書や魔術書が揃っているといわれる書架でもある。常に曖昧な場所にあるこの図書館なら、世界を揺るがす魔術書でも災厄をもたらす禁書でも、誰かに見つかったり盗まれたりすることはない。また、万が一その本たちが暴走しても他に影響もない。ということらしい。詳しくは知らない。知っていることと言えば、この図書館を管理しているのは、館長の梗夜さんと司書の燈絽さんの二人だけということだ。なんでも、二人セットで、曖昧屋という名前でこっちの世界では名が通っているらしい。
 図書館の中央までいくと、梗夜を見つけた。優雅にお茶をしている。ゆっくりと音もなく椅子が引かれ、座ることを促される。椅子に座るとひとりでにポットが浮き、熱い紅茶を注いでくれた。香ばしい香りのクッキーもお皿の中に増え、その場が落ち着くと、梗夜はにっこりと笑ってアヤメを見た。
 「アヤメ、少しお使いにでて欲しいのですが、よろしいでしょうか?」
 ・・・お使い?こてんと首をかしげる。
 「はい、お使いです。本来は私が行く予定だったのですが、手が空きそうになくて・・・。」
 そういうことなら!と首をこくこくと縦に振る。
 「何より、アヤメにしか頼めないお使いなのです。」
 少し困ったように、しかし、どこか嬉しそうに梗夜は言った。
 僕にしか頼めないお使いってなんだろう・・・?
 うーんとうなっていると、梗夜は笑いながら、お使いの内容を説明してくれた。
 「ひとつは、薬草の禁書をお婆さんから貰い受けてきて欲しいのです。・・・もうひとつは、お婆さんからの手紙をお孫さんに届けてください。」
 驚いて、紅茶を飲んでいた手が止まる。
 「僕が、手紙を、?・・・でも、僕は、もう・・・」
 「分かっています。アヤメがもう渡れないことは。けれど、まだ、忘れられないのでしょう?」
 梗夜から言われたことは事実だった。だから、ひどく動揺した。
 僕は、色んな世界から届く手紙を届ける郵便の仕事をしていた。仕事というより半分は旅行気分だったので、仕事半分遊び半分だ。それでも、僕はこの仕事に誇りを持っていた。けれど、僕は無限に時空を、時を、空間を、そして世界を、渡れなかった。人によって異なるが、回数が決まっていて、回数以上渡ろうとすると、跡形もなく消滅する。どこへでも行けて、どこまでも渡れる人たちはごく少数でしかない。
 「もう、”旅行者”としての力はなくなってしまったかもしれません。けれど、一人では渡れなくても、色々手段はあるのですよ?」
 「補うものがあれば、ある程度の場所まではいけるはずですから。」
 そう言って笑う二人はどこまでも優しくて、心遣いが嬉しかった。
 ああ、よかった。あの時、絶望していた僕を拾ってくれたのが、この二人で。
 「分かりました。また、僕のお仕事ができるのなら。」
 二人は、ホッとした表情を見せると、僕に一つのイヤリングを渡してくれた。綺麗な水色の滴の形をしたイヤリングだった。
 「それは、今回行く場所の通行証みたいなものです。場所によってイヤリングの形や色、大きさが違います。今回だけでなく、これからも郵便のお願いをしようと思っているので、その都度渡しますね。渡したものは、アヤメが保管してください。いつでも渡れてお仕事ができるように。」
 梗夜に言われて、元気よく返事を返す。
 「それから、そのイヤリングは、あくまでも補助です。これ一つでは渡れません。なので、今回は列車を利用してください。」
 「列車?」
 「はい、列車です。そこまでは、私がお送りいたします。」
 列車かぁ・・・あんまり乗ったことがないから楽しみだなぁと胸を躍らせていると、燈絽が郵便のバックを持ってきてくれた。
 ”旅行者”として生きていたときに使っていたバックだ。懐かしくてあったかくて切なくて、ツンと鼻の奥が苦しくなったけど、今からお仕事だと思って笑顔でバックを受け取る。
 梗夜が魔法陣を展開させると、僕にその上に乗るように促す。魔法陣の上に乗ると、さらに輝きをまして、二人の表情が次第に見えなくなっていった。
 「いってらっしゃい。」
 「行って参ります!」
 二人の見送りの言葉が聞こえて、その声に返事をすると、視界は一瞬真っ白になり、次に目をあけると、雲の上にいた。ふわふわと浮いている雲は一面に広がって、ここもまた、別の世界なのだと認識する。ぼけっと列車を待っていると、どこからか列車の音と停車を知らせる声が聞こえた。
 「『次はまっしろくものうえ~。まっしろくものうえ~。』」
 変な名前だ・・・。多分、この場所のことを言っているんだろう。確かにここは真っ白な雲の上だけれど、安易すぎないかなぁ、なんて思っていると笑えてきた。世界にはまだまだ面白い場所がいっぱいだ。
 くすくす笑っていると、雲の中から、半透明な列車がでてきた。がこんっ!と音をたてて止まると、乗客らしき人が降りてくる。その人たちが降りるのを待って、列車の中に乗り込んだ。適当な場所に座ると、車掌がでてきた。けだるそうな若いお兄さんだ。
 「切符を拝見~。切符を拝見~。」
 え!!?切符!!?そういえば、切符もらってない!どうしよう!!?
 わたわたと慌てていると、お兄さんが近くに寄ってきて、僕の耳についているイヤリングをみる。
 「あー、曖昧屋のところの少年ねー。おっけー、おっけー。」
 というと、次の客のところに行く。
 あ・・・このイヤリング通行証とか言ってたっけ?慌てちゃって恥ずかしいな・・・。と少し顔を赤くしながら、気を取り直して、窓を見る。いつの間にか出発していたらしく、景色も変わっている。ぼーっと眺めていると、夜になった。星たちの淡い明かりが列車を照らす。ゆっくりと進んでいた列車が、また、がこん!と音をたてて止まった。
 「『よるのくすりのもり~。よるのくすりのもり~。』」
 降りる駅の名前聞いてなかったけど、ここかな?
 立ち上がって、列車を降りる。そのとき、車掌のお兄さんに声をかけられた。
 「はぁーい。ご乗車ありがとうございました~。これから、よくこの列車を利用すると思うからよろしくねー、なんでも屋くん。」
 「なんでも屋?」
 「ん?だって、なんでもやってるんでしょ?曖昧屋のところで。」
 なんで知ってるんだろう?
 「車掌さんに分からないことはないからでーす。それでは、またのご利用お待ちしていまーす。」
 それだけ言うと、列車のドアは閉まり、静かに去っていった。
 また、あの車掌さんには会えるみたいだから、次はちゃんと挨拶しよう。
 そう思って前を向くと、大きな森が広がっていた。夜なのに薄暗いなんてことはなく、植物たちの仄かな明かりとポツンポツンとついている街頭が森の中を照らしてくれていた。
 「きれい・・・。」
 幻想的な雰囲気がとても綺麗で、恐怖を感じることもなく、森の中へ入っていき、トコトコと歩いていく。どうやら、お婆さんの家までの道は街頭たちが照らして道案内してくれるみたいだ。歩いていくと、ポォっと明かりが順々についていく。それをみながら、ゆるゆると歩いていくと、森の奥に大きな木があった。どうやら、お婆さんの家のようだ。ドアの前にたって、呼び鈴を鳴らすと、ぎぃっと音をたて、ドアが開く。
 「お邪魔します。」
 一言だけ言って中へ入ると、たくさんの植物や植物に関する本が置いてあった。その奥に、暖炉がある。そこに座っているお婆さんがいた。
 「こんばんは。本とお手紙をもらい受けにきました。」
 すっと何も言わず、本と手紙が差し出される。それを受け取って郵便バックに入れていると、椅子が出てきて、お茶を差し出される。
 「え!?いいんですか!?」
 湯気の出ているあったかいお茶を椅子に座って飲む。トロッとしていて甘くて思わず癒される味。ほっこりして、お婆さんに美味しいことを告げる。すると、手の平に乗るくらいの瓶が二つでてきて、一つはトロっとした液体、もう一つは飴玉だった。首をかしげていると、お婆さんは、瓶にラベルを張ってくれた。液体は蜂蜜だったらしく、こっちは梗夜さんたちに、飴玉の方は僕にくれるらしい。嬉しくなってだらしない顔になっているかもしれないが、何度も頭を下げてお礼をいっていると、僕にくれた飴玉を別のところから取り出してきて、コップにコロンといれた。すると、飴玉は溶けだして、すぐにコップ一杯のお茶になった。僕が今飲んでいるお茶と同じものだ。不思議な光景にぱぁっと顔を輝かせる。
 「ありがとうございます!大切に飲みますね!」
 また、頭を下げて、飲み終わったコップをおいて椅子から立ち上がる。そろそろ行かなければ、次のお仕事に差し支える。入ってきたときと同じようにドアがあいて外にでる。
 「お邪魔しました。お手紙、必ずお届けしますね」
 そう声をかけてその場を後にしようとすると、頭の中に直接、声が語りかけてきた。
 「『また、遊びにいらっしゃい・・・坊や』」
 「はい!」
 元気よく返事して、もと来た道を戻る。街頭が帰りの道案内もしてくれて、すぐに列車の駅に着いた。さっきは早かったけど、今度はどれくらいで列車がくるんだろう?と思っていると、がこん!と音がして、半透明な列車が現れた。 
 「『よるのくすりのもり~。よるのくすりのもり~。』」
 早すぎて驚いていると、ドアがあいたので、乗り込む。席に座ると、あのけだるそうな車掌さんがでてきて、切符を拝見~と切符をきりにきた。僕を見つけるとにんまり笑ってコップを差し出してくる。
 「早いお帰りだな、なんでも屋くん。さて、美味しいもの貰っただろう?」
 本当になんでもお見通しなんだなと思いながら笑って、さっきお婆さんに貰った飴玉をコップの中に一つ入れる。
 「そうそう、これ!おいしいだよなぁ、甘くて~。」
 そういいながら、ふぅと息をつく。
 「あ、はい、これ。あげる~。星の金平糖だよ~。このお茶とあうから食べてみな。」
 思い出したように、僕の手のひらに小さな袋いっぱいに入った金平糖をおいた。
 「あー、それとそれとー。その手紙の届け主のところに行きたいなら、この列車だけじゃ無理でーす。乗り換えしてくださーい。」
 「え??ん!!?・・・ちょっと待ってください!どうして、手紙もらった・・・じゃなくて、届け主のことまで知ってるんですか!!?」
 「車掌さんに分からないことはないからでーす。」
 さっきも言われたが、全然答えになってない!!
 「だって、なんでも屋くん。どうやって行くつもりだったの?」
 ・・・それは何も考えてなかった。なので、全く言い返せない。黙っていると、車掌さんは、ケラケラと笑いながら、けれど、親切に教えてくれた。
 「まずー、この列車が、つちのえきに停まるからー、そこから地上の列車に乗り換えまーす。そこでー、お花畑の隠れ家っていう駅まで行って降りるとー、そこからは案内してくれるものがいると思うよ~。」
 「あ、ありがとうございます。」
 意地悪そうなお兄さんだと思っていたけど、案外、親切に教えてくれた。お礼を言うと、車掌さんは、やっぱり意地悪そうな笑みを浮かべた。
 「いいの~。このお茶のお代にしては、安いからね~。また、何かあったら聞いてくださーい。あ、それと、もう着きますよー?」
 それだけ言うと、車掌さんは奥に引っ込んで、
 「『つちのえき~。つちのえき~。』」
 と、アナウンスを流した。
 もう聞きなれた、がこん!という音と同時にドアが開く。列車から降りて、地上の列車を探す。すると、カンッカンッと音がして、目の前に列車が停まる。地上の列車はちゃんと線路があるみたいだ。気づいたときには、空の列車は消えていて、地上の列車のドアが開いた。それに乗車すると、結構な人がいた。・・・人、と呼ぶには、おかしいモノもいるが、こちらでは普通のことなので、あまり気にしないこととする。
 「切符、拝見。切符、拝見。」
 地上の車掌さんの声が響いて、僕の前にくると、僕の耳についているイヤリングを見て何も言わず去っていった。こっちの車掌さんは、無口な方なんだなぁと思いながら、貰った金平糖を食べる。甘さが口の中で溶ける。
 どうして、みんなから貰う物はこんなに美味しいんだろう・・・。
 顔がとろけそうになるのを抑えつつ、少しだけ金平糖を堪能していると、すぐに目的地のお花畑の隠れ家に着いた。
 「『お花畑の隠れ家。お花畑の隠れ家。』」
 アナウンスが聞こえて、列車を降りる。ふわっと花の香りがすると、周りは本当にお花畑で色とりどりの美しい花たちが咲き乱れていた。うわぁっ・・・!と思わず感嘆の声が漏れる。花たちに目を奪われていると、一匹の蝶がひらひらと目の前に飛んできた。そして、飛んでいく。
 もしかして、ついておいでってことなのかな?
 ひらひらと舞う蝶についていくと、花たちに囲まれて見えなかった場所がみえてきた。綺麗な庭のある家だった。その庭に一人の少女が立っていて、こちらに気づいていたのか、ゆるりと振り返ってにっこり笑いかけてきた。
 「あっ!お婆さんからお手紙をお届けに参りました!」
 キチンと姿勢を正して用件を告げると、彼女は嬉しそうにこちらに向かってきた。そして、手紙を受け取ると、僕の頭の上に花の冠を乗せた。
 綺麗な冠だけど、もらっていいのかな?
 戸惑っているのが分かったのか彼女は小さくうなずき、そのあと、思い出したように手を叩くと、ぽんっと綺麗にラッピングされた袋に入ったクッキーを僕の手にもたせた。きょとんとクッキーを貰った意味が分からず、首をかしげると、空中で文字を書き始め、そこには、届けてくれてありがとうと書かれていた。つまり、これはお礼ということらしい。
 「え!!?ありがとうございます!!」
 ワンテンポ遅れて、慌てて頭を下げると、くすくすと笑い声がきこえた。頭をあげると、彼女はとても楽しそうだった。それが嬉しくて、僕もつられて笑う。彼女は、笑ったまま、また何か文字を書き始めた。
 「え・・・っと、その花の冠は、貴方の帰る場所へ・・・導いてくれるでしょ、う・・・?」
 導く・・・?ん?と分からず、彼女に尋ねようとしたとき、ぱぁぁぁと僕の周りが光り始めた。最初に梗夜さんの魔法陣に乗ったのと同じ感覚がした。すぐに、周りが見えなくなり始める。
 「また、お手紙の配達が必要なときはお伝えください!いつでもどこでも配達いたします!」
 そういうと、ふんわり彼女は笑って手を振ってくれた。それが見えなくなると、ぱっと視界が開けて、曖昧図書館へと戻ってきていた。梗夜さんが出てきて、おかえりと声をかけてくれる。
 「随分早かったですね。帰りに誰かに送っていただいたのですか?。」
 「え、えっと、?多分、花の冠に・・・。」
 梗夜さんは、花の冠?と尋ねてきた後に何か分かったらしく、すぐに笑顔になった。
 「ああ、なるほど・・・。向こうの方に気に入られたみたいですね。」
 首をかしげると、梗夜さんは僕の耳を触った。
 「ほら、耳についてるイヤリング。花の形になっています。これは、花の妖精たちの場所に入れる許可証です。私の作ったイヤリングをみて、同じ物に揃えてくれたのでしょう。」
 「え!!?そうなんですか!!?うわぁぁ・・・・・!」
 嬉しくて感嘆の声をあげて喜んでいると、梗夜さんの隣が光りはじめ、燈絽さんが帰ってきた。どうやらどこかに出かけていたらしい。
 「ただいま帰って参りました。」
 「おかえりなさい!お疲れ様です!」
 そういうと、燈絽も
 「アヤメさんもおかえりなさい。」
 と笑顔で労ってくれた。
そして、3人でのんびり休憩に入る。お婆さんにもらった蜂蜜とお茶がよく合う。
「どうでした?初めてのお使いは?」
僕は笑顔で答える。
「楽しかったです!!また行きたい!」

本当に郵便屋の仕事は僕にとって天職だ。

それから、曖昧屋の2人の元で郵便屋として働き始めて「なんでも屋」と呼ばれるのはそう遠くないことだった。
 
 

なんでも屋くん

ぁぁぁああっ、やっと終わったぁぁああっ!
「旅行者」シリーズの一つで郵便屋のお話です。この子はもう「旅行者」ではなくなった後の話ですが、とてもお気に入りの子です。

なんでも屋くん

郵便屋は僕にとって天職だ。 郵便を届けることが出来なくなってしまった男の子が、また郵便屋を始めるお話

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 冒険
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-08-08

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著作権法内での利用のみを許可します。

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