8月

秋乃 憂

 気持ちの悪い湿度に
 したこともない機械の設置
 無機質な部屋に運び込まれる荷物

 変化のない空の色は退屈そうに
 街の人々は無表情に
 異世界へと踏み込んでいく

 和やかな雰囲気も
 知り合いもなく
 昨日みた映画のシーンを反芻する

 仮面
 ファック
 架空の事実

 寝苦しい
 目廻苦しい
 数秒で消える意識

8月

8月

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-08-03

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