しとしと
雨が降る
空の向こうにいる誰かが
ほうら ほうらと
あめだまを投げている
その一つが地上の人にぶつかれば
それみたことかと 笑うのだ
ほうら
冷たいあめなんてありゃしない

布団の中にいると、静かすぎて雨の音しか耳に入らない。
私は、昔から雨が好きではなかった。
だからせめて、この雨が優しいものであればと願うのだ。

あなたには、雨がどのように聞こえ、どのように見え、どのように感じますか。

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-08-01

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