14
ずっと君だけを見ていた
それはほんのすこしのうそだった
君が忘れていく夢を
ぼくは食べ続けて
お腹が痛くなって
それでも食べ続けて
君を失った
はなれていくこころを
君を変えてしまうことで
なかったことにしようとして
ぼくはぼくだけの君を求め続けた
いまはあれから何年目かの夏で
君の背はひまわりよりも高く伸び
君はぼくを知らないままで
しなやかに踊り続けている
150729
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ずっと君だけを見ていた
それはほんのすこしのうそだった
君が忘れていく夢を
ぼくは食べ続けて
お腹が痛くなって
それでも食べ続けて
君を失った
はなれていくこころを
君を変えてしまうことで
なかったことにしようとして
ぼくはぼくだけの君を求め続けた
いまはあれから何年目かの夏で
君の背はひまわりよりも高く伸び
君はぼくを知らないままで
しなやかに踊り続けている
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