少女の夢

昨日私は夢を見た。

遊園地でメリーゴーランドに乗ったり、ジェットコースターで騒ぐ楽しい夢だ。

私は遊園地に行きたくなった。

おととい私は夢を見た。

ホラー映画みたいに怪物においかけられる夢だ。

私は癒しを求めた。

3日前私は夢を見た。動物が出てくる夢だった。

かわいい動物も怖い動物もたくさん出てきた。

* * * * * * * * * * * * *

私はそれっきり夢を見なくなった。

見れなくなった。そのかわり今まで見た夢が現実になった。

私はすごい力を手に入れたのだ。

私はこれで世界を征服出来ると企んだ。

他人の夢も現実に出来るのだから!

いざ征服するとなるとあっさりと私に従い、脅えるものはいなかった。

なぜだ!恐怖は?脅えは?なぜ笑っている!まるで感情がないみたいに…まさか!

わたしにその力が宿ったことを教えてくれた人の元へ行った。

その人は言った。当たり前だと。すべてが思い通りになったのだと。なぜなら…

「あなたは夢に閉じ込められたのだから。」

少女の夢

少女の夢

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-03-28

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