延びあかり
不台
大きくなる木の
木の葉の間から伺う空は
なんとも小さく
負けている
昼は木陰でいる野原は
夜には風となって波となるだろう
遠くにいるものは私と言い
近くにいるものは君なのだ
運ばれてくるところは文句なく
ただ転がって見上げる
そこにこそ見つけた空があった
広く、限りなく、孤独を思わせる
大きな波の空
帰ることの知らない
一歩通行の空
君は来られない
一人の空
君には君の
夢の空
大きく伸ばす
新しい苗
延びあかり
大きくなる木の
木の葉の間から伺う空は
なんとも小さく
負けている
昼は木陰でいる野原は
夜には風となって波となるだろう
遠くにいるものは私と言い
近くにいるものは君なのだ
運ばれてくるところは文句なく
ただ転がって見上げる
そこにこそ見つけた空があった
広く、限りなく、孤独を思わせる
大きな波の空
帰ることの知らない
一歩通行の空
君は来られない
一人の空
君には君の
夢の空
大きく伸ばす
新しい苗
延びあかり