幸せになる方法

この小説では登場人物をはっきりと明かしていません。
だから自分なりの登場人物を想像し、自分の物語をすすめていってみてください。

不満と負担

いつも同じ日々を送る
学校へ行き、家に帰り、眠る
それ以外にも友達と遊びに行ったりするさ
でもそんな日々に私は満足していない。
不満な点だって沢山ある。

私はバスケ部の女子部長を
二ヶ月ほど前から代替わりではじめた。
やりたかったのは部長じゃない、キャプテンだ。
部長なんて肩書きはいらない。
キャプテンの方がよっぽどかっこいい。
それなりの努力だってしてきたさ。
でもたまに萎える時だってあるだろう。
たまたまそういう日が重なっただけさ。
今私はバスケが好きかどうかもわからない状態だ。
前までは一番でそれなりの位置にいたが
今じゃ部長だもんな、2番目という屈辱をのこり一年も背負わされる。
まあ、人数も人数だから一番も二番もないけれどね笑
バスケ部の練習はまあまあきつい、その変でいつも笑ってる奴らにはできないだろう
私は何度そっち側に行きたいと思ったか、
人生の選択を誤ったと思った。

でも意外と恋したりしてる。相手は今は引退したが、バスケ部の先輩だ。
キャプテンである。確かに私の好きな顔をしていた。行動も。容姿も。
この人と付き合ったら私はいい肩書きをもらえる。
そう思っていたのかもしれない。
でも実際そんなことどうでもいい、これは恋だ、好きなんだ。
その先輩には彼女がいた。
でもそういう彼女いたけど私を選んでくれたてきな演出があったほうが
いいだろうと思ったからそこまで気にもとめなかった。
告白しよう、それから距離を縮めていけばいい。
告白した。多少の期待もなくはなかったが、やはりふられるオチだった。
まあいいか、一途というのも印象がいい。
たいしたショックはなかった。
しかし、厄介なものでその設定を作ってしまった以上やり遂げるしかない。
でも人の心は簡単に操れない。ましてやまだ13歳の私になんて、
そのまま一年がたった。一年間好きだった、そろそろおもいと思われる時期だろうか。
さすがに諦めるか恋を進展させなければ。でもフラれて諦める。
そんなダサいことはできるけがない。
最初からこんな人をなぜ好きになってしまったのだろう。
人生の選択をまた誤ってしまった。

幸せになる方法

幸せになる方法

毎日に不満を持ち、人生が嫌りなったゆとりが生んだ気高き少女 自らの手で幸せになれるのか。 幸せって人生って何

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 冒険
  • ミステリー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-07-18

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