夜2

ひどい気分をこうやって書いて

馬鹿みたいに愚かな様を見せつけて

謝らない姿で突き出して

恍惚の表情で嘯いて

過剰な気分の撒き散らし

下品な出来

人形みたいに骨の無い自分で

人を不幸にする事しか考えない悪魔みたいな

誰か


この憂鬱な人生を終わらせてくれ

って無表情の軀が

言うんです

涙も無い

乾いた眼で

夜2

夜2

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-07-10

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