マンガ
マンガを読んだことや描いたこと
いつも漫画がそこに
「たのしい幼稚園」「小学○年生」「中○コース(時代)」
当たり前のように毎月買っていた本です。
それ以外にも「学習」「科学」も取っていました。
読み物や実験の付録などもいろいろありましたが、「パーマン」などの漫画の掲載も豊富でした。
好きなコマを切り取ってアルバムに貼ったりしました。
一番好きだったのが「冒険ルビ」です。
何が好きかというと、被っているマスクが手のひらサイズになったり、大きなテントみたいになったりすることと、その形でした。
憧れて何度も自分でも描いてみましたが、格好良く描けませんでした。
絵本のような装丁の「リボンの騎士」も大好きでした。
サファイアの持っている剣の形やいつも履いている黒いショートパンツのような服の形など、手塚治虫さんの描く造形が好きでした。
「週刊少女○○」「月刊少女○○」などという漫画雑誌もお小遣いの中で買っていて、何度も繰り返し読みました。
少し大きくなると、クラスの友達と違う種類の漫画雑誌を買って、交換して読みました。
気に入ったキャラクターの画を真似て、茶色いわら半紙や新聞の折り込み広告の裏に描いていました。
学校の後でお互いの家に遊びに行っては、漫画好きの友達と机に向かって椅子を並べて、せっせと漫画を描いては見せ合ったり。
ちょっとお年頃になると、好きな俳優さんを画にして、勝手なストーリーで恋人役をさせたり。
インクとペンで描かないとならない・・・というところで、既に挫折しました。
鉛筆のように描けないのです。
それでも鉛筆で描いた上から、インクでなぞったものを、はみ出た部分を消しゴムで消したりするのは、ちょっとプロっぽくて気分が良かった記憶があります。
人物の背景を全て手描きでちまちまと描いていました。
効果線など、スクリーントーンなんて知らなかったのです。
瞳の星・金髪を表す線・柔らかな毛皮のストール・難しい手や指。
なんと根気よく繰り返し描いたことでしょう。
高校を卒業して、25才くらいまで一時漫画から縁遠くなりました。
その後また月刊誌を毎月数冊買うようになり、懐かしい漫画は文庫本となったコミックスで揃えました。
度々の引っ越しでも、大切な本は、小説でも漫画でも捨てられないです。
マンガ
漫画のことも、いろいろ大切な思い出があります。