CHICO 2

- Ⅱ -

 呼び鈴を鳴らすと、はぁいという声とともに年若い女が顔を出した。知った顔だった。毎朝、私の店にパンを買いに来る常連客である。相手も私の顔に見覚えがあるらしい。にっこりと笑って会釈した。
「突然、ごめんなさい。ちょっと伺いたいことがあって」
「伺いたいこと……なんでしょう?」
 女が目を丸くする。顔馴染みであっても所詮は店主と客だ。お互いに私的な訪問をするほどの間柄でもない。至極当然な反応だった。
「人を探しているのだけど」
 伏し目がちに切り出すと女は何かしらの事情を察したらしい。家の中を振り返ると耳慣れない言葉で何かを話した。誰かいるらしい。少し間を置いて子供の声が返ってきた。これも耳慣れない言葉だった。
 女は扉を後ろ手に閉めながら視線で先を促す。私は小さく咳払いをして切り出した。
「息子を見ていないかしら」
「息子さん?」
「私の一人息子なんだけど」
 エプロンのポケットから写真を一葉取り出す。写っているのは無論息子である。息子はホールケーキが乗ったテーブルの向こうで満面の笑みを見せていた。ケーキには蝋燭が四本立っている。失踪する年の誕生日に撮った写真だった。
 雨に濡れないよう傘を少しだけ傾けて、写真を手渡す。女は難しい顔をして写真を見つめた。その様子を私は固唾を飲んで見守る。どんな些細な情報でも聞き逃すまいと全身を耳にした。
 だが、女は小首を傾げると写真を私に差し戻した。
「見たことないわね」
「じゃあ、牛の頭蓋骨を被った子供は見なかった?」
「牛の……何?」
「頭蓋骨」
 沈黙が降りる。雨傘を叩く雨粒の音が殊更大きく聞こえた。
 女は目をしばたたいた。口も半開きになっている。失踪した当時の息子の装いを話して聞かせると、皆、同じような反応を示す。とりわけこの女の反応は大袈裟だ。思わず吹き出しそうになってしまう。 
「ごめんなさい。全然関係ないかもしれないけど、聞かせて」
「何でそんなもの被ってたの、ってことかしら」
「そう」
「お面代わりに使ったのよ。息子は、お祭りの日にいなくなったの」
「お祭りって……それじゃいなくなってからもう一年近く経つじゃない」
「いなくなったのは、三年前なの。三年前のお祭りの日」
 女は遂に悲鳴を上げて口に手をあてがった。
「けど、二、三日前に息子とそっくり同じ格好をした子供を見たのよ。うちの店の窓から。それでいろんなお宅を回っているのだけど」
「とは言ってもねえ……」
 女は腕組みをする。明後日の方向を見つめる瞳はせわしなく揺れ動いていた。だが、女はそれっきり口を噤んでしまった。期待するのはやめた方が良さそうだった。
「何か、変な音を聞いたとか、そういうことでも良いのだけど」
「いえ、何も変わったことは起きなかったわ」
 即答だった。私はエプロンのポケットに写真を仕舞うとフラップのボタンを閉じる。
「というより、気づかなかったのかもしれないわね」
「どういうこと?」
 女は人差し指を空に向けた。
「ここ数日ずっと雨じゃない。ほとんど一日中雨戸は閉めっぱなしにしてたから外の様子は見えないし、音も聞こえないの。だから何とも言えないのよね」
「そう……」
 思った通りの結果だった。期待はしていないつもりだった。けれども、少し落胆している自分がいた。長靴を滑り落ちる雨粒の軌道を目で追いながら、これからどうしようと思案した。
「ごめんなさいね。力になれなくて」
「いいのよ。気にしないで」
「何かあったら、遠慮なく訊いてちょうだい」
「ありがとう」
 女は背を向ける。ドアは再び閉じられた。

 いつもの安楽椅子に倒れ込むとサンダルを放り出す。行儀が悪いのは重々承知の上で、爪先を電話台の淵に引っ掛けた。手にしたマグカップからはカミツレと蜂蜜の香りが漂っている。ぐずついた空模様は相変わらずで、時折、思い出したようににわか雨が降った。
 雄牛頭の子供を見かけて以来、変わったことは何一つ起こらなかった。
 私は相変わらず決まった時間に起床して、お決まりのパンを焼き、柱時計が朝の四時三十分を告げるその瞬間に店を開けた。見知った顔ぶれと詮無い話をして、店を掃除し、次の日の生地の下ごしらえにかかる。そしていつもの時間に床へ就いた。同じ日を永遠になぞり続けているかのような実に単調な毎日だった。多少の変化があったとするならば、私が昼寝に費やす時間を息子の捜索に充てていることくらいだろうか。
 息子の捜索。そう呟くと思わず自嘲気味な笑みがこぼれた。
 マグカップの中身を揺らしながら、ここ数日の経過に想いを馳せる。
 雄牛頭の少年などこの辺りでは見たことがない。
 近隣住民は口を揃えてそう言った。さっきの客だけではない。これまでに訪ねたすべての家で同じ答えが返ってきた。
 察しの良い人々は、気の毒そうな顔をして私を静かに抱きとめてくれた。そして、辛いのはわかるけれどしっかりしないと駄目よ、と私を励ました。だが、それらは血の通っていない紋切り型の慰めだった。示し合わせたように同じ台詞を口にする様は滑稽ですらあった。私はそんなものを求めてなどいない。
 家々を回るにつれて猜疑心がむくむくと膨らみ始めた。
 隣人の腕に抱きとめられながら、私はそれぞれの家の中を眺め回した。大抵の場合、ちょうどさっき訪れたお得意様の家のように、家の中には誰かがいた。放課の子供たちは学校から帰ってきている家もあった。そんな時には、よその家の子供に混じって遊んでいやしないかと考えて、眼を皿のようにした。だが、どの家にも息子の気配は感じられなかった。地下室にいるのかもしれない、と思ったが、まさか地下室を見せてほしいとも言えないまま、私は淡々と近隣の門戸を叩いて回った。
 息子を囃し立てていた三人組を割り出すことも考えた。だが、あの風采は人探しをするにはあまりにも匿名性が高すぎる。祭りの日は徐々に迫りつつあって、黒尽くめにお面姿の子供たちは徐々に増え始めていた。そして、時間の経過とともに誰もが顔のない人間へ変貌していく。結局のところ、探し出す難易度は同じだった。それならば直接本丸に攻め込むべきだろう。
 ショーケースの上に載った小さなカレンダーを見る。明日、つまり今月最後の日曜日がダーマトグラフで丸囲みされていた。妹と会う日だ。待ち合わせ場所は町の中心にある噴水広場だと記憶している。噴水広場まで出るのなら、妹に会う前に警察署に寄っておこう。
「こんにちは」
 出し抜けに声がした。
 振り返った先には客がいた。
 いつからそこにいたのだろう。ドアの開く音はしなかったはずだった。だが、入口の引き戸に取り付けたベルは静かにからころと音を立てていた。ベルは、よそ見をするなと言わんばかりになかなか鳴り止まない。
 マグカップを電話台の隅に置く。
「ごめんなさい。ちょっとぼんやりしちゃってて」
「いいえ」
 男にしては甲高く女にしては力のある声だった。事実、一見してその客は男女の区別がつかない。年は若い。まだ職業専門学校か予備大学校に通っている年頃ではなかろうか。
「何にします」
 促すと客は曖昧に微笑んでみせた。決めていないらしい。売り物はパンである。いくら眺められても減るものではない。決まったら声をかけるように言い置いて、私は安楽椅子に座り直した。
 くっきりとした二重と艶やかな睫毛が印象的な客である。ビロードのような煌めきを放つ金髪を顎下で切り揃えている。精悍な顔つきは男のようでもあるし、きめの細かな肌は女のようでもあった。いずれにせよ美男子もしくは美少女と呼んで差し支えない、上品な造作だった。
 客はそれほど種類の多くないパンを熱心に見比べる。しかし注文する気配は一向になかった。翡翠色をした瞳が忙しなく左右に往復している。確かに眺められても減るものではないが、こうまでじっくり観察されると気恥ずかしい。結局、口火を切ったのは私だった。
「決まりました?」
「この黒いのが挟まってるやつを」
 客はパン・オ・ショコラを指差した。
「はい、黒いのが挟まってるやつね」
 繰り返しながら、私は心の中で感嘆した。
 パン・オ・ショコラを知らないとは。そんな客には初めて出会った。
 元々、古くなったバゲットに余った板チョコを挟んで子供のおやつとしたのがパン・オ・ショコラの起源である。当然、発祥の地は名もなき庶民の台所である。貧しい家庭から生まれた知恵は瞬く間に巷間へ広がり、この町の子供なら誰もが慣れ親しむまでになった。その食べ物の名前を知らないということは、上流階級の出身か異邦人なのかもしれない。
 藁半紙の袋を手に取る。縦に折って袋の幅を狭めた。こうしないと袋の中でパンが横向きになり、取り出す時に難儀するのだ。トングで掴み取ったパン・オ・ショコラを袋に滑り込ませると軽く口を折る。
「はい、どうもありがとうね」
 客がカウンター越しに手を伸ばす。
 その時、獣のいびきらしき音が聞こえた。思わず客と目を見合わせる。
 客は耳まで真っ赤になりながら、視線を外した。
「今、食べます?」
「……はい」
「どうせなら、温めましょうか?」
 客は眉をひそめた。
「温め方にもよるけどね、うまくやると焼きたてのクロワッサンみたいになるの。もちろん、お代を上乗せするようなことはしないわ」
 どうせ雨降りの日には客は来ない。雄牛頭の子供の行方を捜しに出かけたくても、近隣の家は回り尽くした。長居されて困る理由はない。
「じゃあ、お言葉に甘えて」
 客はちろりと舌を覗かせた。舌は炎のような真っ赤だった。
 厨房にあるオーブンにパン・オ・ショコラを入れて戻ってくると、物言いたげな視線に絡めとられた。眉を上げて先を促す。
 客の指先が雨風にはためく黒一色の万国旗を指し示した。
「誰か亡くなったんですか。偉い人とか」
「あれはお祭り用。もうちょっとしたらね、年に一度のお祭りがあるの」
「もうちょっとしたら、って」
「あと、五日」
「それって」
「気が早い、って思ってる?」
 客はこくりと頷いた。
「毎年こんなもんよ」
 逆さ吊りの烏が延々と連なったようで、万国旗はあまり見栄えの良いものではない。それでもれっきとした由緒ある祭りのシンボルだった。
「あなた、この町の子じゃないの」
「いえ、この町に住んでます。でも、ほとんど家から出ることがないから」
 客は祭りの衣装を身に着けていない。デニムパンツにカットソーといういかにもな普段着姿で、鞄も持っていなかった。
「じゃあ、お祭りに参加したことはないの?」
「ありません」
「見たことは?」
「ないです。どんなお祭りなのかも良く知らない」
 いわゆる箱入り娘というやつだろうか。ラフな服装もよく見ると仕立てはしっかりしている。デニムの色は妹が熱を上げているデザイナーズブランドのものと似ていた。
 厨房の奥でちーん、と間抜けな音がした。オーブンが仕事を終えた合図だった。
 少し焼き色が濃くなったパン・オ・ショコラを見て、客は嬌声を上げる。溶け出したチョコレートの甘い香りが店の中に広がった。客はふんふんと鼻を鳴らした。何とも動物じみた仕草は妙な野性味を感じさせる。育ちが良いのか悪いのか。
 客はいたずらっぽい目線で私を伺った。
「本当に食べていいんですか」
「じゃないと、温めた意味がないじゃない」
 私は電話台の上からマグカップを取り上げた。中身はすっかり冷めてしまっていた。
 客がパン・オ・ショコラを齧った。トーストされた表面が香ばしい音を立てる。客は何かを思案するような顔で咀嚼を続ける。なぜか緊張した。
 やがて、客の親指が力強く立てられた。 
「すごくおいしい」
「……ありがとう」
 言ってから、自分が仏頂面になっていやしなかっただろうか、と気にかかった。店を継いでからというものの、直接パンを褒められる機会などなかったから、何ともぎこちない対応になってしまったのだ。だが、素直な褒め言葉はこだまのように胸を震わせて、染み入るように消えていった。
「お店を始めて長いんですか?」
「そうね、結構長いかしら」
「その前は、お肉屋さんだった?」
「……どうしてそう思うの?」
「閉まってたから自信はないけど、棟続きになってるのはお肉屋さんじゃないかなって」
 年の割には目端が利く子供だった。
「前の旦那がね、やってたのよ。肉屋さん」
「前の?」
 客は目をしばたたいた。少し喋り過ぎた。褒められて図に乗っていたらしい。
「まあ、色々あるのよ。人生って」
 旦那というのは、エドワードの父親に当たる。息子が行方不明になった後のごたごたが悪い方向に傾いてしまい、警察の厄介になっている。実刑が確定したのか未決拘禁者扱いなのかは知らない。確実に言えるのは、どこかの拘置所だか刑務所に収監されているということだけだった。
 苦し紛れに話題をすり替える。
「それはそうと、あなた、お祭りには参加しないの」
 客も夫の話には興味をなくしたらしい。
「どんなお祭りか良く知らないから何とも……どんなお祭りなんですか?」
 私は店の壁に掲げられた絵を指し示した。
「教会……?」
「正確には寺院だけど、まあ、似たようなものね。お祭りはこの寺院ができたときからずっと続いてるの」
 寺院は一つ大きな尖塔を擁している。その切妻屋根のてっぺんに他の町では絶対にお目にかかることはないであろう奇妙なオブジェが鎮座していた。
 
「あれ、何だと思う」
 客は絵に近づくと矯めつ眇めつする。
 何かの動物のオブジェだ。絵画なので正確にその輪郭を読み取ることはできないが、頭に二本、水牛のように猛々しい角を生やしている。長い毛で覆われた体は筋骨隆々で手指には長いつ鉤爪が生え揃っていった。極め付けは背中に生えた蝙蝠の翼である。もちろん私はそれが何かを知っている。
 やがて客はひょいと肩を竦めた。
「悪魔なのよ、あれ」
 客は目をぱちくりさせた。予想通りの反応だった。
 聖人やその弟子たちを祀る集落は世界にごまんとある。だが、聖人らを唆し堕落の道へ引き摺り込もうとした悪魔を象徴とする町は、世界広しといえどもこの町だけに違いない。
 そう思った矢先に、客はおもむろにあははと笑い声を上げた。
 今度は私が吃驚する番だった。よほどおかしいのか、客は身を捩りながら笑っている。笑いながらまるで風に煽られる凧のように、くるくると店の中を回る。
「驚かないのね、あなた」
「うーん、何て言うか、悪魔については一家言あるから」
 客は咳き込みながら、乱れた前髪を払う。
「いや、別に馬鹿にしてるとかそんなんじゃないんですよ。ほら、至って真面目です私」
 そして、おもむろに真面目くさった顔をして私の顔をじっと見た。だが、たちまち口端がむずむずと動き始める。結局、その真顔も長くは続かず、客はまた笑いの発作に襲われた。
 私は少しうんざりしながら、腹を抱えて大笑する客を眺めた。
 それにしても悪魔について一家言持ちというのは、どういうことだろう。家からは殆ど出ないと言っていた。そうすると学生ではないのだろう。だとするとアマチュア研究家だろうか。
 笑いの発作が治まった客が、ようやく口を開く。
「じゃあ、お祭りって言うのは悪魔を讃えるお祭りなんですか?」
「そうよ」 
「風変わりなお祭りですね」
「陰気なお祭りよ」
 私は黒い万国旗を窓ガラス越しに眺めた。
 先ほどまで風と雨に嬲られていた万国旗は、今はそよともしない。いつの間にか雨は小雨になり、遠くの空に天使の梯子が見えた。
「あ、雨止んでる」
 客も外の様子に気づいたらしい。ポケットから小銭を取り出して掌に並べる。客の顔がはじかれたように上がる。
「おいくらですか」
 私は右手で一、五、五と作る。
 差し出した掌に小銭が落とされた。
 そして小銭が掌に触れた瞬間、私は小銭を取り落としてしまった。
 掌に乗せられた小銭は火傷しそうに熱かった。熱を逃がそうとショーケースにばらまかれたコインを裏返す。見慣れない男の横顔が目についた。確か私が子供の頃の大統領だ。他の小銭にも、今では歴史上の人物扱いされて久しい偉人の横顔ばかりが刻印されていた。
 なぜこんな年代物の硬貨ばかり持ち歩いているのだろうか。家から出ないとはいえ、この子の家族全員がそうという訳ではないだろう。それとも普段の買い物は全てクレジットカードで済ませるというのか。だとしたら隣町まで行かなければパンの一つも買えないことになる。今時、そんな不便な生活に甘んじていられる家庭などあるのだろうか。
 とはいえ、現金は現金だ。私何食わぬ風を取り繕う。
「どうもありがとうね」
「ごちそうさまでした」
 客は、ウインクで応え踵を返した。
 ところが客はすぐには出て行かない。戸口で立ち止まると首だけでこちらを振り返った。
「おばさん」
「何かしら」
「おばさんはとても良い人だったから、お礼に一つ忠告しておくわ」
 客の左手がドアノブに伸びる。
 生ぬるい風が吹き込んだ。かすかに犬の糞の臭いを孕んでいる。
 風を受けて灯りがちかちかと明滅し始める。不規則な明滅はまるでランプが瞬きをしているようだった。
 翡翠色の瞳が私を見据えていた。何かに取り憑かれたかのようにぼんやりとした表情を浮かべ、口は真一文字に引き結ばれている。先ほどまでの呵呵大笑が嘘のようだった。
「明け方に気をつけて」
「どういう意味……?」
 これが忠告だというのだろうか。これまでのやり取りを思い返すが、何の脈絡もない。
「どういう意味なの」
「あなたが探している物はね、もう戻ってこない物なの。夢物語を鵜呑みにするのは危険よ。追い縋っては駄目。だから、明け方には十分気をつけて」
 人を煙に巻いているとしか思えなかった。頭がおかしいとまでは言わないが、穴ぐら生活で完全に社会的な想像力を失っているらしい。
 客の傍で灯っていたランプが音を立てて弾け飛んだ。破片が客の頭に降り注ぐ。だが、客は眉一つ動かさない。冷厳として鋭い眼光を放つ。
「下手したら死ぬから。死にたくないなら過去に囚われずに別の道を探すの。いい?」
 店ががくんと暗くなる。壁面のランプが一斉に息絶えたらしい。
 客は音もなく扉をすり抜ける。
 そして、残っていた灯りも一斉にかき消えた。

CHICO 2

CHICO 2

  • 小説
  • 短編
  • サスペンス
  • ホラー
  • 青年向け
更新日
登録日
2015-06-28

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著作権法内での利用のみを許可します。

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