害獣
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害獣
害獣(がいじゅう)について (第1276期生用、制定書より)
害獣とは、人間に害をもたらす魔性生物の総称である。魔王により何らかの手で生み出されたとされ、5720年ごろに各地でその姿が確認され始めた。現在リフォメル国をはじめ、各地にてその生態が調査されており、「害獣法第三」にて撃退よりも捕獲を優先するよう義務付けられている。だが、魔王が雷帝により討たれたことを受けてか、6850年からその姿を見ることはなくなった。
(魔王が討たれた年と、魔王が封印された5748年に彼らの勢力が衰えていることから、害獣達は魔王が使役しているものと結論付けられた。)
現状我々が知り得ている害獣の特徴を記す。
1、種はおよそ100を越し、魔王が生み出したと予想される。
2、彼らは再生能力を有す。再生の速度には個体差があり、その原理は不明。
3、魔力を有す種もいる。
5、魔法を使用するものもいる。個体によって有す魔力は様々。それ故、使用する魔力のレベルにもバラツキがある。
6、強力な種は、自力で次元転移も可能。全種、転送魔法で片付けられるわけではない。
7、全種共通でリフォメルへ進撃する。
現在 リフォメルを含む13国共通で害獣を見つけた場合は速やかな対処ができるよう、各国の教習所等で指導されている。
害獣に対し現在最も有効な手段とされているのは転送魔法。可能であらば発見しだい、一般人でも行使することが義務付けられている。これは全国共通事項であり、同時にこと害獣に関しては全国共通での最優先事項である。
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