中学生目線から見た世間について討論する
この小説は、とあるどこにでもいる中学生たちが世間やその他色んなことについて討論していく物語です
討論Ⅰ犬と人間について
桜の花びらが舞い散るのを、窓の向こうからボーっとみている私、ユキジはこの桜沢学園に通う普通の中学三年生。
私は荷物をスクールバッグにつめ、部室へと向かった。
゛討論部゛
私は部室のドアを開けた、そしてしめようとしたら
それを誰かに阻止された、後ろを振り向いたら、そこには
今日から始まる仮入部に来たのであろう、新入生がいた、
その証拠に、白のの上履きと黒のスクールバッグに水色のラインがついている。
全体的にモノクロで統一された部室は、部室というより、自室みたくなっている
鞄を置き、新入生に話しかけようとしたら奥の方から部員二人が来た
ていうか、まあ、私入れて部員三人しかいないんだけど
「ユキジー、おっ!新入生もきてんじゃん、ようこそ我が討論部へ」
「ククク、我が部活に入部する予定の、愚かな愚民どもよ、この部活は
悪にまみれたこの世を正すべく作られた、よくぞここに来てくれた、貴様らの
勇気は認めよう」
ミディアムくらいの長さの黒髪を高めの位置でポニーテールしている少年
我が部の部長、ユウキ
そして、右目に眼帯をし、骸骨の絵柄がついた丈の長い黒いパーカー
を着た厨二病な少女の名はナナミ
「きょ、今日はよろしくお願いします」
「よろしくおねがいしますやね」
水色のショートカットの少年と、同じく水色の腰まである
ロングの髪の毛をストレートにおろしたままの髪型をしている少女。
この二人か今年入ってくる新入生のようだ。
「新入生の二人は、この椅子に座ってて」
新入生達は゛はい゛と言って、椅子に座った
そして、私は新入生と部員たちに沸かしたお茶を渡し、席についた。
「んじゃ、討論始めますか」
そう、この討論部は必ず仮入部に来ている新入生の前で、討論をするというしきたりがある。
「お題は゛犬と人間゛だ」
中学生目線から見た世間について討論する