ゼロの使い魔!?
オリジナル主人公が、ルイズに召喚され、ハルケギニアで大活躍します!
主人公、なんだかんだでビーム兵器携行してる。
ガンダムがちょこっと出てくるだけです。
オリジナル設定とか出てくるかもしれませんが、気にしないで下さい。
基本、原作に沿って進むと思います。
適当にダラダラ書くので、お願いします!
プロローグ
プロローグ
─物事とは、ゆっくりと変化する。
人の目には映らぬほどゆっくりと。
そして、あたかも突然起きたかのように、事象として現れるのだ─。
レナード・アーカーシャ
第0話
西暦2242年──
地球の生活環境の劣悪化に伴い人類は、生活の空間を宇宙に拡大。
既に、木星圏までを銀河連邦の領土としていた。
コロニーの天才物理学者ヘルツシュプルング博士により、未知の素粒子ヘルツシュプルング粒子の発見、それによって核融合炉の大幅な小型化に成功。
パラジウム・リアクターの開発にも成功していた。
また、研究施設コロニーで予てより研究されていた、ロボット工学に於いて、人とほぼ同じ動きを再現できる『ヴァリアブル・シフトフレーム』の完成。
これらの要因により、従来の大型戦闘艦や小型自在戦闘機での戦争ではなく、人型機動兵器……通称モビルスーツ(MS)と言われる兵器が戦場の主流となっていた。
そんな折、コロニー駐在軍が一斉に銀河連邦に反旗を翻す。
モビルスーツ開発に後れていた連邦は、ジリジリと領土を奪われていった。
だが、連邦は起死回生を掛け、独自のオリジナルモビルスーツを開発する。
その名も、アブソリュートガンダム。
そのパイロットには、軍の名門・アーカーシャ家の一人の少年が任ぜられた。
アブソリュートガンダムの活躍により、連邦は次々と領土を回復していき、今ついにコロニー軍との決戦を迎えようとしていた……。
第1話
まず目に飛び込んで来たのは、どこまでも澄み切った蒼天だった。
その光景に、俺はただただ驚愕した。
環境汚染による劣悪化に伴い、このような綺麗な青空など、映像や写真の類いでしか見た事がなかったのだ。
と、ここで俺に一つの──看過し得ぬ疑問が浮かび上がった。
俺は、先ほどまで星屑の戦場に居たのだ。
そこで、宿敵と戦っていたはず。
なのに、何故こんな地べたで寝転がっているのだ?
先ほどまでの無重力感覚が残っているせいか、重力酔いしそうになる中、どうにか上半身を起こす。
途端、そこら中で一斉に笑い声が響いた。
その笑い声は、寝覚めの頭には正しくクリティカルダメージで、俺の頭の中を乱反射し、スパークさせた。
頭をブンブンと横に振って周りを見渡すと、大勢の人間が立っていた。
歳は、見た感じ自分と大差ない。
しかし、着ている服が妙だ。
地球で言えば、中世の西欧でみられるような、そんな格好をしている。
ふと、正面に自分のことを呆けた顔で見つめる、桃色の髪の女の子がいるのに気付く。
髪は長く、軽くウェーブがかかっているのか、少しクルクルしている。
絹のような艶があり、うっかり触ってしまいそうになるほど綺麗な髪だ。
顔も小さく、唇も見事な桜色。
瞳も大きい。
ゼロの使い魔!?