いるかのほし 43 ピコ、カルイを見る2

かるいいるか

ピコ、カルイを見る2

 「じゃあ、次は、イルカのポイントへ移動します。」

 ボート遊びが終わり、軽食を食べ終わり、さあ、やっとイルカに会える!!

 ピコは、気分を立て直した。他のひとたちは、初めからのテンションをずっと維持している。遊びもイルカもウミガメも!!せっかく来たんだから、当然!そんな風に思うのも、まあ、当然なのだけど・・・・。

 少したって、離れた波間に、ちらちらと見えるものがある。・・・!!あれちがうの??

 キラキラ光る波と、チラチラ見えるグレーの三角・・・・・。

 「はあい、そろそろです。ゆっくりいきますよ。並んでくださいよ。入る時は、静かにしてください。ゆっくりはいってください。」

 さっきの男のスタッフが、海へ降りるはしごの前に立ちはだかって、なかなか降ろしてくれないのだ。

 「はい、じゃあ、ひとりづつですよ。ゆっくり、静かに・・・・。」

 一人ひとり、チェックするものだから、なかなか順番が来ない。やっと入れたピコは、ゴーグルごしに海のなかをのぞきこんだ。

 あ!!いた!いた!ほら、あっち、ずっとむこうの海の中!!!!いるよ、いるよ・・・・・!!!10頭ほどの群れ。子供もいるようだ。ゆうゆうと泳いでいる・・・・・・。

 でも、遠い!!シュノーケルで潜れないものだから、これ以上近づけない。イルカたちが泳いでいるのは、かなり深いところに思えた。

 もっと、船で近づいて、そしてすぐに海に入れば、ずっとそばで会えるはず!!

 間のなく、船に戻るように言われて、次にはきっと早く海へ降りよう、とオカキとも話した。

 「ピコとカルイの出逢い!!来週に続きます!!いつも、ありがとうございます!!!明日、あさってはお休みします。よい週末をお過ごしください。」

いるかのほし 43 ピコ、カルイを見る2

いるかのほし 43 ピコ、カルイを見る2

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-06-19

CC BY-NC-ND
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CC BY-NC-ND