近未来小説「 Neo Border - The near future 」
The near future <AIの涙と世界ユール>031
2028年7月
Markたちが出会った中東で重傷を負った女の子は今、16歳となっていました。
そしてあの空港でNPOの一環でオペレーターをしています。
多くの夢を持って旅立つこの国の人々を世界へ送り出し、 多くの夢を持ってやってくる世界の人々の案内している。
彼女を支えている車椅子の車輪のように、 今度こそ、いつまでもこの平和が回り続いていくことを祈りつつ
Mark、William、Johnは、
観光客の先頭にたち、出口に向かってガイドしながら、 遠ざかっていくその少女に手を振った
そして、
こぶしを合わせ微笑みあい、 ふざけあいながら搭乗口へと向っていきました・・・
近未来小説「 Neo Border - The near future 」