安らかに

ふじひろいち

天と人
神仏と人

今は何と人との関係が
人を安らかにするのか

茶の間のテレビは
一方通行の放送局とのつながり
CMをただみさせられる機械になり下がっている

SNS
建前は人と人との関係の構築
しかしそこにあつまる個人データはすべて
当局が把握できるから
人を監視下においているのとおなじ
恐怖はあっても安らかさはない

知らないうちに
神と人の関係の時代に
逆戻りしているのかも
コンピュータが神となって

どうしたら
これからの私たちは
安らかになれるのか

もう一つ時代をさかもどって
天をのりこえ
もっとなにか大きな存在を認める

それとも
監視の目をすべてとりはらって
人と人の関係をさらに濃密にする

最初のほうは観念
あとのほうは体感

考えるのが好きな脳を備える生身の人にとっては
どちらもいりそう

この大きな宇宙の摂理を感じながら
人との関係を深くする

一つの宇宙と
一つの個人

一人の人と
一人の人

安らかに

安らかに

人はなにで心がやすらかになるんでしょう。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-06-17

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted