いるかのほし41 ワイハハ島は、おへそ3

かるいいるか

ワイハハ島は、おへそ3

 「あおいほしの、うみはぁ、たのしかろぉぉぉ=====」
 「うれしかろぉぉーーーーーー」
 「げんきでおったかぁ・・・、カルイさんよ~~~~。」

 ソコ津ワタツミノカミ(底)、 ナカ津ワタツミノカミ(中)、 ウワ津ワタツモノカミ(上)だ・・・・・・・・!!

 三神は、ぼくにすぐに気が付いてくれたよ・・・・。

 ぼくは、「こんにちは。ぼくがあおいほしにくるときには、トンネルを作ってくださって、どうもありがとうございました。」とお礼を言って、事情を話したんだ。

 「どうか、ぼくをピコ、オカキ、ココ、クックかいるワイハハ島のポイントまで、超特急で送ってください。ぼくは、ピコと友達になるという宿題をするために、ここにきました。それは、とても大事なあおいほしの脱皮のバランスに関わっていることです。ぼくは、どうしても、ピコに会いたいのです。あと1時間のうちに、ぼくをピコの近くへ送ってください!!」

 ウヲヲォオオオオ===・・・・。グヲォオオオオオオオーーーーー。シュヲオオオォォォォォ・・・・・・・。
 3声のハーモニーに、ぼくのからだが包まれたと思ったら、たちまち海流の勢いが増してきた・・・・。

 ソコ津ワタツミノカミは、海講のでこぼこの上にひとつ膜を作り、その上を海流が流れやすいようにしてくれる。

 ナカ津ワタツミノカミは、もともと流している海流の1部分をぼく専用に開けてくれた。そのレーンを特別超特急な流れにしてくれる。

 ぼくが、そこに乗ると、ふっと身体が軽くなって・・・・・、ぐーんとスタ~ト!!

 ウワ津ワタツミノカミは、3層の海のバランスを見て、波の立て方で調整してくれる・・・・。

 わあ~~~~~、早いこと早いこと!!!
 普通海流の魚さんたちが、どんどん後ろに飛んでいく・・・・。うわあああああああ・・・・・・・・・・・・・!!!!!!
 ぼくは、ただただまっすぐ前を向いて、ピコのことだけを頭に浮かべた。
 ・・・・・・・と、しばらくして・・・・・・・・、スピードがおちてきたと思ったら、まわりの海がとうめいなライトブルーに発光しだした・・・・・。

 「ついた!!!!」

 見上げると、ボートが何艘か浮かんでいるまわりに、レジャーボートで遊ぶ人々の姿が見えた!!!!

 どれ、どれがピコ?!

 ぼくはそっと、離れて様子をうかがったよ・・・・・。

いるかのほし41 ワイハハ島は、おへそ3

いるかのほし41 ワイハハ島は、おへそ3

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-06-16

CC BY-NC-ND
原著作者の表示・非営利・改変禁止の条件で、作品の利用を許可します。

CC BY-NC-ND