学校って青春するとこでしょ?

2話でございます。
本当に全然エロくないです。

学校って青春するとこでしょ? 2話

えっ?えっ??こいつ俺んち来たいの?
なぜに?急にどうした?普通に家帰りなさいよ。
「なんで?俺んち来てどうすんの?」
…変なこと言い出さないよな?
「だって俺まだお前の家見たことも入ったこともないし」
そりゃ見たことないのに、入ったことあったら驚きだわな。
「それに今親いないんでしょ?ちょうどいいじゃん、遊ぼうぜ」
何言ってんのかな、この子は。まっすぐ家に帰りなさいな。
てか、1番この話でおかしいのがさ…。
「なんで親いないって知ってんの?」
「えっ…」
動揺してんな…。俺のほうが動揺したけどな。
「だってお前、休み時間に言ってたじゃん」
……ん?…俺休み時間にそんなこと言ったっけ?
「自分の言ったこと覚えてないのかよ、障害かよw」
こいつ違う意味で動揺してたのか。
ていうか、障害は謝りなさい。さすがに辛いぞ、でも確かに言った覚えないんだよな…。
「俺その時なんて言ってた?」
「は?」
やっべ、地雷踏んだ。
「だから普通に、今日親いねぇんだよーマジ嬉しいわーって言ってたじゃん」
…あ、俺言ってたわな。うん、言った。
「…すいませんでした」

藤井宅にて

はぁ…入れてしまったよ、家に。
琴、俺はな、お前と違って暇じゃないんだよ。
そう、俺は本当だったら今から寝る時間だったんだ。
「おい、なんでお前んちこんなのあんの?www」
それは!親父のエロ本じゃねーかよ!!
これは親父が可哀想だから、知らない振りでもしておくしかねーな。
「知らねーよwww」
ダメだ、こいつ。絶対俺のだと思ってるよ、俺はこういうの興味ないって知ってんだろ。
「…俺さぁ、あの学校に入学してよかったわ」
なんだこいつ、いきなりどうした。
「どうした急にw」
「じゃなきゃお前にも会えなかったし」
「www…えっ?今なんつった?w」
「…だからお前に会えてよかったって言ってんだよ…」
なんか目が本気だ、急にどうしたんだ?
ドンッ (ベッドに押し倒される)
「えっ」
「これ結構マジだから」
は?待ってなに言ってんの?頭おかしくなったか?
「俺さ、お前のこと好きなんだけど…」

学校って青春するとこでしょ?

どうでしたか?満足された方はいますか?
また次回を読んでいただけると光栄です。

学校って青春するとこでしょ?

藤井竜汰→内田琴(友達だと思ってる) 藤井竜汰←内田琴(好きだということが発覚)

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-06-15

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted