ある人に出会ってから ~友達編~

ある人に出会ってから私は変わったような気がする。
小学4年生だった頃私は、中央区のある学校に通っていた。楽しくて充実していたけれど、その反面、私は実を言うと人と関わるのが怖くて自分をさらけだす事があまり上手くありませんでした。なので、親しい友達としか遊ばないようになっていました。
そんな中、お母さんからこんな事を言われました。「引っ越そう」と。
私的には、まだ小学生と言う事もあり引っ越すんだという実感がわきませんでした。
そしてこうしていく内に私は今の家にいます。中央区は都会でしたから引っ越すところも都会だと思っていました。でも決めたところは全く違って西区の山の方でした。でも、私にとっては、それが良かったのかもしれません。美しい自然と透き通った空気、優しい人々いつのまにか私は馴染んでいました。西区のある小学校で会ったのが私を変えてくれた人です。
私は、担任の先生になる人の後に続いてドアのガラガラという音と共に教室に入りました。
「あはははは」、「きゃはははは」と言う声が響いている教室がシーンと静まりました。残念ながら私がこの学校に転校してくる日、私を変えてくれた人は休みでした。次の日、転校して来て初めての学校生活にも関わらず私の最も嫌いな体育がありました。まだ、友達も出来ていずとまどっていた自分がいました。そんな時背後から私を呼ぶ声が聞こえました。「私達と同じグループだよ」「一緒にやろう」と。
私はその時この子と仲良くなりたいなと思いました。でも、友達にはなれたけれど、それ以上の進展はありませんでした。そんな風に時は過ぎていき新学年になりました。その子と進展があったのはこの時からでした。その子と同じクラスになりその子と仲が良かった友達とも同じクラスになりました。何回か話す内に自分でもわからないまま心友と言えるほど仲良くなっていました。毎日毎日いつも、どんな時でも一緒でした。またそんな風に時が流れ最高学年となっていました。私はこの1年でなにもかもが変わっていました。前までは人と上手く関われなかったけれど親しい人以外にもかまわずかかわれるようになっていました。そして1番変わったと思ったのが心から笑えるようになったことです。それだけで、世界が広がって変わって見えました。
そして、修学旅行では、一緒に寝たり、笑ったり、歌をうたったり、花火をしたり、女子会をしたりなど、2人でいる時間がとても楽しく思えました。
卒業式では、いつも泣かない自分が号泣していました。
「卒業したら今のクラスのみんなとはどうなっちゃうんだろう」、「先生とはもう会えないよね」そんな気持ちが込み上げてきて心の中では押さえきれなくなっていました。
でも1番込み上げてきたのが親しい友達とはどうなってしまうんだろうかという事でした。卒業式も終わりみんなが解散する時、とても不安で胸が締め付けられそうでした。
私は今、中学1年生です。中学式の日私達2人はワクワク,ドキドキしながらクラスが同じかどうか表を見ました。残念ながらクラスは別々になってしまいました。
でも一緒に合唱部に入ったり、一緒に登校したり、遊んだりなど私は小学校の時と変わらずその子と関われているのではないかと思っています。これからもその子との時間を大切にしていけたらいいなと思っています。

みずちゃん見てる?私的にはとても恥ずかしいです。(>_<)
こんなに仲良くしてくれてありがとう。いつも恋愛の相談に乗ってくれたり、一緒にジャニーズの事で盛り上がったりそんな毎日がとても楽しいです。
みずちゃんの優しいところ、可愛い笑顔などとても大好きだよ
この小説にはみずちゃんとの思い出が書かれています。私をこんなにも変えてくれてありがとう。感謝しています。これからもよろしくね!
そして、これを見てくれている皆様ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。次は、恋愛編を書きます。楽しみにしていてください。

ある人に出会ってから ~友達編~

ある人に出会ってから ~友達編~

ある人に出会ってから ~友達編~では私と大切な友達とのこと、私自身がどうやって変わる事ができたのかなど題名の通りある人に出会ってからの私の日常が書いてあります。よければ見てみてください。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-06-06

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