出会い

この星で生まれて
僕は君に出会った
それは偶然だったのだろうか?
宿命だったのだろうか?
どちらにしろ
僕は君に出会い、仲を深め
あの秋の葉っぱが落ちる頃、恋人になった
それからの二人はなんと幸福であったことだろう
なんと甘美な時間が流れていたことだろう
年を取った今も
僕は君のことを思い出す
君の瞳を、君のまなざしを、君の手を
いくつになっても、僕はずっと覚えている

もう一度星がめぐり
宇宙が年を取ったら
僕達は再びめぐりあうだろう
その時にはまた甘美で楽しい時間を取り戻そう
全てが静寂に包まれたこの世界で
僕と君は永遠に一緒にいよう

出会い

出会い

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-05-28

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