エニグマ
ある夕暮れ
目が覚めると、そこには淡い色が広がっていた。
夕暮れなのだろうか。
オレンジではない。ピンクのような紫のようなとても綺麗な空。
どことなく寂しさを感じる。
ちいさな川をまたぐレンガの橋。川で水を飲んでいる、真っ白な鳥。
すごく幻想的だ。
周りを見渡すと、丸みを帯びたレンガのお家がぽつぽつと建っていた。
街灯も家の電気もついているのに、どことなく人がいる感じがしない。
わたしは恐る恐る、近くの家を訪ねてみることにした。
コンコン。
「あの、、すみません。だれかいませんか?」
「はーい」
出てきたのは、とても暖かな雰囲気を持つおばあちゃんだった。
わたしは、少し安堵して状況を説明した。
「あら、迷ってしまったのね。ここはエニグマ。パズルの世界だよ」と、おばあちゃんは言った。
エニグマ
読んでいただき、ありがとうございました。
初めて書くので、構成も文章もまだまだ未熟者ですが
温かい目でみていただけると嬉しいです。
これから、よろしくお願いします。