戦争に巻き込まれることはない
無知な私の頭の中で最近渦巻いていたものを吐き出してスッキリしたものです。間違いだかけかも知れませんが、これが私の見ている世界の一端です。
安倍首相は解釈改憲を行い、安全保障法制の関連11法案を通し、いよいよ積極的平和主義を本格的に始動させようとしています。
日本の在り方を大きく変えることなので、賛否両論が飛び交っています。
その中で私の心に最も大きく引っかかっているのが、『日本が他国の戦争に巻き込まれるのでは?』というものです。
私はこの問いに対して、安倍首相と同様の言葉で答えたいと思います。――アメリカの戦争に巻き込まれることは「絶対にあり得ない」――と。
なぜならば、日本は積極的平和主義を取るのですから。個人的な印象として、この方針は日本とアメリカの平和のために積極的に武力行使をしていこうというものだと思っています。そのような行動原理で動いている国が巻き込まれるなどと第三者的な態度は取れないでしょう。自国と同盟国の安泰のために武力を行使する当事国なのですから。
私はこのような流れを快く思っていません。当然、改憲には反対です。憲法は堅くあるべきです。お試し改憲などと軽く扱うべきではないでしょう。だいたい、法改正で対応できそうな問題ごときで憲法を変えるなど正気とは思えません。
しかし、国民投票で決まるのなら従いましょう。無論、不満はありますが、従いましょう。もともと内包されているシステムなのですから、如何にその過程に乱暴な所があったとしても、暴力的に反対をしてはいけないと思いますので。
暴力に対して暴力で返すのは、愚かしいです。それに理想に反します。目標とする理想の実現のために理想を歪めては、何のための行動かわかりません。
だんだんと文章の方向性が失われてきました。そろそろ終わりにしましょう。
最後に民主主義は駄目かもしれないということを書きます。理想的と思える国を目指して動くシステムではなく、個人や団体、様々な短期的な利益のためのシステムに過ぎないのならば民主主義はとても醜悪なものに思えてなりません。
アベノミクスとやらで好況が来ている所もあるようです。その利があるためか、理想を貶め、有史以来の愚を肯定しているのではないかなどと思ってしまいます。せっかく新たな段階へ移行する可能性を秘めた憲法だと思うのに……。
いろいろ書きましたが、私は利を求めることを否定している訳ではありません。個人が個人のために利を求めるのは大いに結構だと思います。ただ、主権者として振舞う時には、その権利を短期的な自己の利益のために使うのではなく、長期的な視野で公のために出来る限り正しいと思える選択をする必要があるのではないかとそう考えているのです。
戦争に巻き込まれることはない
もし読んでくれた人がいるのならありがとう。そして、貴重な時間をこんな愚痴愚痴したもので潰してしまい、すみませんでした。