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たんたんと物事は進む
木の葉は抗うことを知らぬ
疑うこともせずに身を任せるだろう

どこに行こうとも
木の葉は木の葉なのだ
いつか朽ち果てるまで大地を暖めるだろう

そして静かに新しい命の温床となるのだ

この流れの中でたんたんと物事は進む
行きたい処ではなく
行くべき処に全ては落ち着く

私もまた望む処ではなく
望まれる処に行くのだ
自然に逆らうことなく運ばれてみよう

私もいつか温床になるのだから

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  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-05-19

Copyrighted
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