カクレンボ
ポエポエ♪
れんげの花が踝より上に
その中に倒れこむ僕。
探せるかな・・・君。
思い切り遊びに行っちゃってるね。
なかなか戻らない君。
やはり首輪は意味を持たない。
探検できた?
地球の広さを測れた?
まだあの山も越えてないけど。
僕は知ってる。
どこまでも海で
どこまでも砂浜で
どこまでも氷の世界があるんだってこと。
教えてあげるから、戻っておいで。
暖かい蓮華の布団の
僕の隣においでよ。
キラキラの
その瞳に
いま話した全てのことが写っているから・・・
だから君を待っている。
カクレンボ