カクレンボ

カクレンボ

ポエポエ♪

れんげの花が踝より上に

その中に倒れこむ僕。



探せるかな・・・君。


思い切り遊びに行っちゃってるね。

なかなか戻らない君。



やはり首輪は意味を持たない。


探検できた?


地球の広さを測れた?

まだあの山も越えてないけど。


僕は知ってる。

どこまでも海で

どこまでも砂浜で




どこまでも氷の世界があるんだってこと。



教えてあげるから、戻っておいで。



暖かい蓮華の布団の


僕の隣においでよ。



キラキラの

その瞳に




いま話した全てのことが写っているから・・・

だから君を待っている。

カクレンボ

カクレンボ

ポエポエ♪

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-03-17

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