世の中キレイに!なんてね

オープニング的な感じです。榊透子と言う女の子が魔法使いになって人を殺していく少し暗めな話にする予定です。ここでは榊自身の環境とか周りをどう思ってるかを表現したつもりです・・・

最近、私はこう思う。「誰かに抱きしめられたい!」と
でも私は、家族に抱きしめて貰いたい訳では無く、家族では無い男性に抱きしめられたいと思う。
別に二次元のキャラクターに自分が抱きしめられる絵とか文章とかでもいい。自分で書ければだけど。
何か私に彼氏が居る訳でも無く、ただ「抱きしめられたい」と強く思うだけ。
けれど、どうやら最近は酷くなってきたらしく、とうとうそれを夢の中で実現させようとしている。けれど、抱きしめられる直前に目が覚める。
・・・私の名前は「榊透子」と言う、何処にでも居そうな安っぽい中学生である。

普通の中学生と違う所は、私は所謂「不登校」と言う物であると言う事と、虐待の被害者である事ぐらいかなと思う。思うだけだが。


目が覚めるとお昼頃で、ああやっぱり今日も無理かと思った。
本来、中学生と言う物は中学校に行かなければいけないのだが、不登校の場合は「復帰支援施設」みたいな所へ行き、そこで学校に戻れる様努力するという感じだ。まあ努力はしないのだが。
その施設は大体9時頃から午後3時頃までは開いていて、その開いている時間帯に施設に顔を出す。すると学校に行った時と同じ様に出席扱いになる。
だから施設には行け、と児相にも言われたのだが、ぶっちゃけどうでもいい。
どうせ学校に戻っても最近流行中のトップトレンド、いじめの対象になりかねない。なら怒られても行かない方がマシだと、そう思って行ってないだけである。
と、考えを巡らせ、一段落付いた所でベットから出る。部屋を出て食べ物を食べ、今日も一日何も無くて良かったなーと思う。そして寝る。そんな事の繰り返し。
最近は飽きて止めていたTwitterも再開してみたものの、派手にやると学校側にバレかねないので、ツイートを非公開にしてやっている。
私としては目立っても大丈夫だろうと思うが、学校がi-モラルだとかのモデル校らしいので少し警戒している。考えすぎだと思わないでも無いが、用心するに越した事は無い。
まあ、バレたら消してまた新しいのを作ればいいだけなのだが。そう言う作業はもう慣れてしまったから。

今はネットが恋人で、そこから繋がっている人が家族だと思う事にしている。そうしたら寂しくないし、人に迷惑を掛ける事も無い。
恋人を作るにしても男では作らないと思う。男は女を性欲の対象だとしか思っていない、と言うイメージがあるから。
家族にしたって、今は祖母が大分参っているらしいし、母は町内会長の仕事を丸投げされて愚痴を零す日々だし、弟共は・・・まあ普通だし。
ともかく、誰にも迷惑を掛けずに恋人ごっこやらお友達ごっこをするならネットの方が良いと思って、夜遅くまで起きてネットでチャットをして寝ると言う生活をしている。だから施設に行けないんだけどね。

と思っている私に、不思議な出来事が起きるまで後10秒・・・

世の中キレイに!なんてね

続きは実はまだ考えてません!ごめんなさい・・・

世の中キレイに!なんてね

榊透子と言う女の子が魔法使いになって世の中をキレイにしていくお話・・・にする予定の物。まだオープニングだけですがどうぞ

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青年向け
更新日
登録日
2012-03-16

CC BY-NC-SA
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