イジメ

あぁ、またやってる...
一人の人間を複数の人間で囲み、いじめ、楽しんでいる。
沢山の人が見て見ぬふりをして通り過ぎていく
私もみんなと同じだから、同じ行動をとる
それで良いんだ、それが正しいんだ



ーーーーイジメなんてどこにもある事だ。



...予鈴のベルがなる。
私は走って二人の人物のもとへ向かっていく
「みっちゃん!!さつちゃん!!」
私は精一杯大きなジャンプをし、二人の間に入り、肩に手をまわす
二人はまるで珍しいものをいきなり目にした時のように驚き口を合わせた
「まつりっ!!」
そう私は朝波まつり一応性別は女好きな食べ物はー...
「ちょっと!!急に飛びかかってくんなって何度も言ってるじゃん!!」
私の耳に突き抜けるような激痛が起こった
この私に叫んだ人物は、高藤さつま性別は女、
目付きが悪く、ショートヘアーの私の友達あだ名はさつちゃん
「ま、まぁまつりも反省してるっぽいよ?許してあげて?」
怒っているさつちゃんをオロオロと不安そうに必死に止めようとしている
この人物は新堂みゆき性別は女ゆるふわ癒し系女子
この三人の中の唯一のリア充だ
さつま「もうっ!そうやってみっちゃんが甘いからまつりがいつまでもっー...」
みっちゃんに向かって大声で怒鳴るさつちゃん
みゆき「そ、そんなこと言われてもっ...!!でっ!でも!さつちゃんだって...! 」
負けじとみっちゃんもさつちゃんに言い返す
まつり「まあまあ二人とも落ち着いて〜!」
私がしょうがないから止めてあげようではありませんか
さつま「っ!!お前のせいだろっっ!!」
あ〜また耳がちぎれそうだ、…

イジメ

イジメ

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-05-15

CC BY-NC-ND
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