いい天気 他詩編
天気のいい日だ
こんな日には
僕は一人で海に向かう
西大井で電車に乗って
一人きりで
僕は鎌倉の海へ向かう
地平線の向こうに陽が見える
波もおだやかだ、人は少ない
そうして、この海に僕は自分の足を浸す
海はきれいだ、そしてさわやかだ
君と来たってきっと楽しく海に浸れるね
そうして夕方になり、僕は一人で海を見る
この母なる海、この星の海を見て
僕はまた明日から頑張るんだ
青い海、青い空
夢はこの地で終わりを迎える
明日への後悔はもうした
夢はこの地で終わりを迎える
したくをして歯を磨いて、出発だ
今度の旅は、もっと長くなる
もっともっとずっと長く
あの星が光るまで
ずっと長く続いていく
いい天気 他詩編